昭和がまた一つ消えた、板橋本町「ペニスコ白樺」46年に幕/見応えあった春のセンバツ/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

昭和がまた一つ消えた、板橋本町「ペニスコ白樺」46年に幕/見応えあった春のセンバツ/他

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[女子フィギュア]メダルゼロの日本の前途
 ~ロシアの時代がやってきた~
[選抜]印象に残る準決勝、決勝
 ~クロスゲームが多く見応えあり~
[歴史]板橋本町「ペニスコ白樺」46年に幕
 ~昭和がまた一つ消えた~
 ~地域住民の交流の場~
[桜]代々木公園の桜
 ~菜の花とチューリップと桜と~
★ 予告 ★GW特別企画・舟木昭太郎講演&オークション開催!!
  「1970年代初期のムエタイ暮色」

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[女子フィギュアスケート]メダルゼロの日本の前途 
   
ロシアの時代がやってきた 
 
フィギュアスケート世界選手権で女子は結局メダルを取れなかった。いまやエース格の宮原知子(18)は5位が精一杯。ジャンプに切れも高さもなく平凡で、見るものなし。今から安全を求めていては、進化は覚束無い。浅田真央(25)は、今季自己最高(200・30点)7位、良化しているとはいえ1年のブランクは隠しようもない。
 
優勝したメドベージェワ(16)はフリーで歴代最高点150・10、合計223・86点で3位からの逆転。身長は宮原と同じ149㌢なのに、演技が大きく見栄えする。宮原がメドを凌駕するには、高難度の演技を連発しなくてはならない。
 
3位のボゴリラヤ(18)は、長身で表現力豊か、ロシアは他にラジオノワ(17)もいる。ロシアはスムーズに選手の世代交代ができた。しばらくはロシアの時代が続き、日本女子は氷河期に入る。
 
ティーンエイジの時代に入って、真央の復活の道は益々険しさをました。次の冬季五輪は、韓国平昌(ピョンチャン)で、2年後2018年2月。ロシアのメダル独占もあり得る。 
 
     
[選抜]印象に残る準決勝、決勝 
 
クロスゲームが多く見応えあり 

春の選抜高校野球は、掻い摘みテレビで観戦したが、クロスゲームが多く見応えがあった。準決勝
第一試合竜谷大平安×智弁学園は9回、智弁が4連打で2-1の逆転サヨナラ勝ち、火の吹くような見事な逆襲だった。
 
2試合目の高松商×秀岳館も、延長11回、高松商は相手のエラーから好機をつかみ、一死一、三塁で、二本の長短打を放ち勝負を決めた。泉下の大先輩水原茂(元巨人、東映監督)もさぞ喜んでいるだろう。
 
55年ぶりの古豪復活に私も密かに応援した。結果は延長11回、劇的なサヨナラで、智弁が2-1勝って優勝。高松商浦投手、智弁村上投手の憑依の投げ合いは心打った。高校野球は、ドラマの玉手箱、夏甲子園が待ち遠しい。
 
 
[歴史]板橋本町「ペニスコ白樺」46年に幕 
 
昭和がまた一つ消えた 

客席はゆったりしたソファが並び、フロアーは広く煙草の売店まで備えてある。その横に金魚遊泳する水槽、食事はありとあらゆる料理が揃う。中でも鉄板スパゲティは人気メニューだという。ここに昭和がある!
 
残念ながらこの日は早々に食べ物は売り切れというので私は410円のコーヒー一杯を喫した。レトロな哀愁漂う店内で、この店の来し方を思うとなぜか万感胸に迫った。
 
開業以来46年、昭和、平成を威風堂々駆け抜けた白樺の緞帳が降りる30分前に店を離れたが、私には尊い体験だった。また一つ昭和がこの世から消えた、オジサンはつまらない。
 
「一切は過ぎ去っていく、ただ思い出を残して。」といったのはフランスの詩人アルチュール・ランボー。住民の白樺への哀切の念、手にとるようだ。欲をいえば、夏の日の薄暮、私は昭和の残照に包まれて、ビールが飲みたかったなあ。白樺よ、さらば! 
 
 
地域住民の交流の場 

31日は寒の戻りなく暖かな日だったから、家内と代々木公園に桜見物に出かけた。私共が弁当を広げる場所はいつも決まっていて、ドックランの近く桜の巨木の下である。
 
原宿口辺りは当公園のメインストリートで混雑が激しいが、件の場所はいわば穴場で目の前にはお花畑がある。折しも菜の花とチューリップが彩をそえ、満開の桜の立ち木を一段と際立たさせて、これぞ絶景世界だった。
 
ビールとワインを飲みほろ酔い気分で桜を愛でると、幸せはここに~を歌いたくなる。まさに桃源郷ならず桜源郷。満開の桜は後何回見られるのだろうか。死生観が忍び寄る老境、桜を人生と重ね合わせることになる。 
 
  
★★予告★★舟木昭太郎講演&オークション開催!!
「1970年代初期のムエタイ暮色」

<舟木昭太郎講演とコレクション処分オークションの午後>ご案内
主催:(株)UPPER 実行委員会

~黄金週間を格闘技三昧で過ごす~
長いゴールデンウイークの掉尾に格闘技三昧の午後を過ごしませんか。
講演に食事にお酒、アットホームな雰囲気のなかで、一時を楽しんでください。

◎日時:5月7日 13時~15時30分
◎会場:「魚貝幡ヶ谷浜屋」
TEL:03-5738-7255 渋谷区西原2-26-1TMビル1階
(京王線幡ヶ谷駅南口から徒歩4分=改札を出て左、階段を上がり左に折れ、八千代銀行に沿って直進、ファミリーマートの前に西原商店街のアーチあり、更に直進するとゴルフ練習場、その斜め前)
◎会費:予約2700円、当日3000円(昼食海鮮丼+酒の肴3点+酒(瓶ビール、焼酎、ウーロン茶))
◎限定30名(先着順)4月20日締め切り。

トークテーマ「1970年代初期のムエタイ暮色」
司会&トーク:舟木昭太郎(元週刊ゴング&ゴング格闘技編集長)
◎オークション出品アイテム:ベルト、グローブ、ポスター(アリVS猪木、石坂浩二画)格闘技&一般書籍、柔道一直線カラー原画、レナードVSハーンズポスター他。etc...。
 
◎申し込みは㈱アッパー宛てにFAXかメールで。
FAXの場合:03-3469-0685
E-MAILの場合:upper@lapis.plala.or.jpに
メールの件名に『舟木昭太郎講演とコレクション処分オークションの午後』
本文に『申し込みます』と記入の上、住所、氏名、職業、電話番号、E-MAILアドレスを明記ください。 
ご参加お待ちしています。
     
 
代々木公園の菜の花とチューリップに満開の桜!(31日)
 
 
46年の歴史を閉じた喫茶店「ペニスコ白樺」の店内。

 
文京区白山「白山神社」の真っ白な桜。(31日)
 
 
4月2日カラオケ仲間と誕生会と快気祝い。

  

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
 
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