清原、桜島、台湾、北朝鮮.../エールビールの時代到来/他
--------------------------------------------
■[随感] 清原と覚醒剤、桜島噴火、台湾地震
■[覚醒剤] 清原和博の栄光と転落
~人生を狂わせたものとは~
~指導者にも問題があった~
~清原よ、少年の日に帰れ~
■[ビール] ラガーよさらば
~エールビールの時代到来~
~日本でもサントリーがエールにシフト~
[今週の俳句もどき]
--------------------------------------------
[随感] 清原と覚醒剤、桜島噴火、台湾地震
この一週間でも、取り分け "元プロ野球清原和博、覚醒剤使用の容疑で逮捕" のニュースは超弩級だった。マスコミの、あれも知っていた、これも知っていたとばかりの連日の報道には正直壁癖だ。5日は桜島の噴火、それに続く6日未明の台南の地震。7日には北朝鮮がミサイルを発射、迷惑千万、ドラ息子の火遊びに今回も振り回された。人の為すこと、天の為すことに、相変わらず世相は腥(なまぐさ)い。
[覚醒剤] 清原和博の栄光と転落
人生を狂わせたものとは
清原和博(48)が覚醒剤取締法違反で逮捕された。PL、西武、巨人とその名を欲しいままにしたヒーローの何とも哀れな末路である。せめて2014年、週刊文春に薬物疑惑を報じられた折に、諌止する者はいなかったのか。畢竟、清原には真の友人、ガッツ石松さん流にいえば「心の友」心友は居なかった。
連行される清原容疑者の車中の顏がテレビにアップされた際、顏には汗が噴き出していた。これは覚醒剤依存症の顕著な症状だと誰かに聞いたことがある。それを使用すると、体が異常に熱くなるらしい。
逮捕されて或いは彼自身、これで覚醒剤と縁が切れるとホッとしているかも知れない。収監されて暫くは禁断症状に苦しむだろうが、人生をやり直す機会になるやも知れぬ。
野球をやめて仕事もなくなった、妻や子供にも逃げられた、一人になって寂しい…これはツイッターで清原綴った心境だというが、だから覚醒剤に頼った、とも取れる。大の男が甘ったれたものだ。
指導者にも問題があった
清原は人生の管理を間違えたようだ。プロ野球引退後、目的を持たずただ過去の栄光に縋った。そこに魔物が棲みこんだ。普段の生活には満塁ホームランを打ったときのあの痺れるような感動も、歓呼も何も無いのに。
高校時代から既にスターであった彼は、周囲からちやほやされて、自分を見失った。野球は人格形成にはいささかも役立ちはしなかったのだ。指導者や彼を取り巻く人達が甘やかした結果に他ならない。裸の王様だった。
野村克也さんはいう。「桑田でも清原でも、監督になっていいのに成れないのは、素行に問題があるからだろう。これは指導者にも責任がある」(YouTubeより)
私が今後の清原和博に望むことはただ一つ。罪に服した後は、更生して、野球伝道師となって貰いたい。全国を行脚して、少年鑑別所や受刑囚に野球を教える。あるいは山間部、離島を巡回して子供たちの指導に当たる。是非やって欲しい。
清原よ、少年の日に帰れ
清原の真っ当に生きる姿、懸命に野球に取り組む無垢な姿が見たい。栄光とは夏の夜の花火みたなものだ。過去の栄光を忘れよ!捨てよ!澄み切った心で白球を追ったあの少年の日々を思い出してほしい。君から野球を取ったら何があるというのだ。脚下を照覧せよ、と禅師はいうだろう。
富と名声は邯鄲の夢、天の授かりものと思った方が良い。ローマ時代のキケロ(政治家・哲学者)も言っているではないか。「人間は誰でも無一文で生まれ、無一文で死んでゆく。所有はかりそめのことに過ぎない」と。
清原とて、このまま朽ち果てるのは本懐ではあるまい。
[ビール] ラガーよさらば
エールビールの時代到来
ビールの話をしよう。私は本来ビールは余り好きではない。愚妻は夕食のとき必ずスーパードライ(缶)を一本飲む。私はたまにトマトジュースで割って付き合う。どうもビール臭いのがたまらない。
それでもギネス(黒)だけは別格で、あの苦味に、クリーミーな泡が微妙に中和するのがたまらない。日本にも黒ビールはあるが、全てもどきである。
さほど好きではないビールだが、去年、スペインのイネディットビールに逢着して以来概念が変わった。件のものは、ワインのような瓶で、一口飲んだらフルーティな味が喉元を通り、これは普段のビールじゃないわい、ワインビールだ、と感心した。
所謂エールというやつだ。(上面発酵で醸造され、大麦麦芽を使用して酵母を短期間で発酵させ、香りと深いコク、フーティな味を生み出す)注:サントリー資料
更にお歳暮に頂いたベルギーのトラピストは同じようにマイルドな味わいと、フルーティな香りで途端に惚れ込んだ。ブルーラベルが特に美味しい。凡そ350mlが350円~450円と高価なのが難点だ。普及して行けば値段もさがるだろうけど。
日本でもサントリーがエールにシフト
これらは所謂ラガービールと製造法が違うらしい。ラガーは、低温(6~15C)で発酵するが、エールはやや高めの20~25C)の発酵するらしい。この醸造法は6000年の昔からあるらしい。
日本でもサントリーがこのエールにシフトし始めた。これを飲むときは「常温」が香りがより出て美味しいと、愚息が教えてくれた。あまり酒を嗜まないのに、能書きだけはよく知っている。
早速ブルーラベルの「ザ・プレミアム・モルツ」飲んでみた。少々高いがトラピストの味に近い。本場の味に迫るのにはまだまだ。ビール嫌いの私をエールが虜にしそうだ。やがてエール・ビール時代が日本にも来ると信じる。
[今週の俳句もどき]
見得切り蛾眉に問ふたる寒稽古
雪玉や月光宿して的礫と
昭太郎
※蛾眉(がび)=蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。三日月のこと。
※的礫(てきれき)=鮮やかに白く輝く意味。
公園の暁光(2月5日、午前6時10分頃)
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ
■[随感] 清原と覚醒剤、桜島噴火、台湾地震
■[覚醒剤] 清原和博の栄光と転落
~人生を狂わせたものとは~
~指導者にも問題があった~
~清原よ、少年の日に帰れ~
■[ビール] ラガーよさらば
~エールビールの時代到来~
~日本でもサントリーがエールにシフト~
[今週の俳句もどき]
--------------------------------------------
[随感] 清原と覚醒剤、桜島噴火、台湾地震
この一週間でも、取り分け "元プロ野球清原和博、覚醒剤使用の容疑で逮捕" のニュースは超弩級だった。マスコミの、あれも知っていた、これも知っていたとばかりの連日の報道には正直壁癖だ。5日は桜島の噴火、それに続く6日未明の台南の地震。7日には北朝鮮がミサイルを発射、迷惑千万、ドラ息子の火遊びに今回も振り回された。人の為すこと、天の為すことに、相変わらず世相は腥(なまぐさ)い。
[覚醒剤] 清原和博の栄光と転落
人生を狂わせたものとは
清原和博(48)が覚醒剤取締法違反で逮捕された。PL、西武、巨人とその名を欲しいままにしたヒーローの何とも哀れな末路である。せめて2014年、週刊文春に薬物疑惑を報じられた折に、諌止する者はいなかったのか。畢竟、清原には真の友人、ガッツ石松さん流にいえば「心の友」心友は居なかった。
連行される清原容疑者の車中の顏がテレビにアップされた際、顏には汗が噴き出していた。これは覚醒剤依存症の顕著な症状だと誰かに聞いたことがある。それを使用すると、体が異常に熱くなるらしい。
逮捕されて或いは彼自身、これで覚醒剤と縁が切れるとホッとしているかも知れない。収監されて暫くは禁断症状に苦しむだろうが、人生をやり直す機会になるやも知れぬ。
野球をやめて仕事もなくなった、妻や子供にも逃げられた、一人になって寂しい…これはツイッターで清原綴った心境だというが、だから覚醒剤に頼った、とも取れる。大の男が甘ったれたものだ。
指導者にも問題があった
清原は人生の管理を間違えたようだ。プロ野球引退後、目的を持たずただ過去の栄光に縋った。そこに魔物が棲みこんだ。普段の生活には満塁ホームランを打ったときのあの痺れるような感動も、歓呼も何も無いのに。
高校時代から既にスターであった彼は、周囲からちやほやされて、自分を見失った。野球は人格形成にはいささかも役立ちはしなかったのだ。指導者や彼を取り巻く人達が甘やかした結果に他ならない。裸の王様だった。
野村克也さんはいう。「桑田でも清原でも、監督になっていいのに成れないのは、素行に問題があるからだろう。これは指導者にも責任がある」(YouTubeより)
私が今後の清原和博に望むことはただ一つ。罪に服した後は、更生して、野球伝道師となって貰いたい。全国を行脚して、少年鑑別所や受刑囚に野球を教える。あるいは山間部、離島を巡回して子供たちの指導に当たる。是非やって欲しい。
清原よ、少年の日に帰れ
清原の真っ当に生きる姿、懸命に野球に取り組む無垢な姿が見たい。栄光とは夏の夜の花火みたなものだ。過去の栄光を忘れよ!捨てよ!澄み切った心で白球を追ったあの少年の日々を思い出してほしい。君から野球を取ったら何があるというのだ。脚下を照覧せよ、と禅師はいうだろう。
富と名声は邯鄲の夢、天の授かりものと思った方が良い。ローマ時代のキケロ(政治家・哲学者)も言っているではないか。「人間は誰でも無一文で生まれ、無一文で死んでゆく。所有はかりそめのことに過ぎない」と。
清原とて、このまま朽ち果てるのは本懐ではあるまい。
[ビール] ラガーよさらば
エールビールの時代到来
ビールの話をしよう。私は本来ビールは余り好きではない。愚妻は夕食のとき必ずスーパードライ(缶)を一本飲む。私はたまにトマトジュースで割って付き合う。どうもビール臭いのがたまらない。
それでもギネス(黒)だけは別格で、あの苦味に、クリーミーな泡が微妙に中和するのがたまらない。日本にも黒ビールはあるが、全てもどきである。
さほど好きではないビールだが、去年、スペインのイネディットビールに逢着して以来概念が変わった。件のものは、ワインのような瓶で、一口飲んだらフルーティな味が喉元を通り、これは普段のビールじゃないわい、ワインビールだ、と感心した。
所謂エールというやつだ。(上面発酵で醸造され、大麦麦芽を使用して酵母を短期間で発酵させ、香りと深いコク、フーティな味を生み出す)注:サントリー資料
更にお歳暮に頂いたベルギーのトラピストは同じようにマイルドな味わいと、フルーティな香りで途端に惚れ込んだ。ブルーラベルが特に美味しい。凡そ350mlが350円~450円と高価なのが難点だ。普及して行けば値段もさがるだろうけど。
日本でもサントリーがエールにシフト
これらは所謂ラガービールと製造法が違うらしい。ラガーは、低温(6~15C)で発酵するが、エールはやや高めの20~25C)の発酵するらしい。この醸造法は6000年の昔からあるらしい。
日本でもサントリーがこのエールにシフトし始めた。これを飲むときは「常温」が香りがより出て美味しいと、愚息が教えてくれた。あまり酒を嗜まないのに、能書きだけはよく知っている。
早速ブルーラベルの「ザ・プレミアム・モルツ」飲んでみた。少々高いがトラピストの味に近い。本場の味に迫るのにはまだまだ。ビール嫌いの私をエールが虜にしそうだ。やがてエール・ビール時代が日本にも来ると信じる。
[今週の俳句もどき]
見得切り蛾眉に問ふたる寒稽古
雪玉や月光宿して的礫と
昭太郎
※蛾眉(がび)=蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。三日月のこと。
※的礫(てきれき)=鮮やかに白く輝く意味。
公園の暁光(2月5日、午前6時10分頃)
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ