ボクシングだけが光った玉石混交の年末格闘技/オコエ君と話す/他
明けましておめでとうございます。
本年もお付き合いのほど
宜しく御願い申し上げます。
舟木昭太郎
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■[正月]めでたくもあり、めでたくもなし
~正月の箱根は静かに過ぎて~
~御殿場の富士山に圧倒されて~
■[格闘技]ボクシングだけが光った
~玉石混交の年末格闘技~
~魔裟斗×山本KIDはお粗末~
~八重樫&井上のボクシング~
■[紅白]それでも39.5%の視聴率は凄いのだ
~紅白歌合戦は紅白バラエティー化~
~宮田輝アナ時代が懐かしい~
■期待のルーキー、オコエ君と話す
~思わぬ新年のサプライズ~
[鮫川村通信] 始めました。
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[正月]めでたくもあり、めでたくもなし
正月の箱根は静かに過ぎて
暮から正月に到る過程において、我家の場合は例年の如く判で押したようなリズムで過ごした。31日は早朝のウォーキングに太極拳、ラジオ体操、深夜は23時20分に近所の雲照寺に家内と出掛け二番目に鐘を打った。
元旦は太極拳もラジオ体操もこなして、平穏な朝を迎え、とりわけ公園脇の交差点(高台になっている)から、初日の出を拝み、瑞祥を体で感じ、朝食後は氏神様の代々木八幡宮に初詣。一休禅師は元旦を「冥土の旅の一里塚」であるとして「めでたくもあり、めでたくもなし」と喝破したけれど。
3日から2泊3日で箱根へ。例年になくぽかぽか陽気のお正月で、箱根へは防寒の装いで行ったのがあだになった。箱根も御多分にもれず暖かかった。大涌谷の噴火警報はレベル2に下がったが、客足はいまだ戻らず静かな正月になった。
箱根の玄関湯本の御土産店の店主も「やはりロープウェーが完全開通しなければ、昔のように観光客は戻らない」とこぼす。その店にいつもはあふれるほどあった干物が見かけられなかった。「置いても客が少なくて売れないから」(店主)
御殿場の富士山に圧倒されて
4日は御殿場アウトレットまで足を伸ばして一日散策した。宿のある仙石原からはバスで30分余り、途中乙女峠では車窓から壮大な富士山が俯瞰できた。一瞬だったが、裾野までなだらかな稜線は雄大で美しく圧倒された。
御殿場アウトレットは、これまた絶景のビューポイントで、富士山が真正面に不動の姿勢で対座して、なるほど外国人に人気があるのも頷いた。これほど間直に富士山を見るのは初めてで、思わず「凄い」と夫婦で声を発してしまった。
各テナントも瀟洒であり、世界の有名メーカーが軒を並べ、店を覗くだけでも楽しい。私はハッシュパピーのウールのベストをワゴンセールで2500円で買ったけど、家内はショッピングはしなかった。
昼食はイタリアンで、ピザとサラダが想像以上の美肴で、生ビール、ワインとすすみ、思わぬ至福の一時を過ごした。4時間ほど楽しみ、夕方宿に戻った。宿泊客も我が夫婦と他に一組だけで、静寂な夜にまた酒と料理を堪能した。
暮の27日からT大学院に通う我愚息は、教授の御供で研究のためインド&スリランカに出かけ、9日早朝、スーツケースに洗濯ものを一杯詰めて帰国した。正月の仕切り直しはふぐ料理で祝った。愚息が戻り狭い我家はまた元の賑わいを取り戻した。
我国の平和な正月も、中東では、サウジアラビアとイランの対立が激化して国交断絶、先の見えない様相を呈してきた。
同じイスラムでも、スンニ派サウジアラビア、シーア派イランの宗教対立。シーア派指導者ニムル師を処刑したのに端を発したこの両者の反目、中東一体に影響を及ぼすかもしれない。憎悪の連鎖。
加えて北朝鮮の核実験。核を弄び核を外交のカードとして使う厄介な共産独裁国家は、中国も見放して孤立無援。閉塞状態を突破せんがために、次は何をしでかすか。
[格闘技]ボクシングだけが光った
玉石混交の年末格闘技
暮は「RIZIN」(フジ)、「KYOKUGEN2015」(TBS)とボクシングが乱立競合して一見華やいだかのように見えたが、前者のその中身たるやそれこそ騙(かた)りみたいで悍(おぞ)ましかった。まさしく玉石混交の暮格闘技だった。
魔裟斗vs山本キッドは試合が終わるやいなや「あれはやらせではないのか」といった話題がネットを駆け巡った。11年ぶりの二人の対戦実現に期待したファンは失望(私は期待せず)、その反動であろう。当然の憤慨。とんだ茶番劇。
元々この試合は、エキジビジョンであったという。それをテレビ局はひた隠し、盛んにガチンコに見せかけて対決を煽った。少しでも視聴率を上げたい、何とも痛々しい商法だ。早速、週刊新潮1/14号で、大凡戦「魔裟斗vs山本KID」と内幕を暴露された。
魔裟斗×山本KIDはお粗末
リングに登場した二人を見比べて体重も遥かに魔裟斗がゴツイ。愚妻がすかさず「グローブも大きいし、体重が魔裟斗とキッドじゃ違い過ぎるわ」と訝しむ。(実際10㌔以上の差があった、とKIDの父親郁榮が証言する=週刊新潮より)グローブは両者14オンスのようだ。これでまともな試合が出来るはずもない。
従って試合はお粗末で、差し詰めジムでのスパーリング並みだった。よくもまあ、11年前の再現、ガチンコ勝負を装って、善良な視聴者を誑(たぶら)かしたものである。スパーリングで一稼ぎ、魔裟斗もKIDもそりゃ美味しい臨時収入だろう。予想した通りの内容結末。
「RIZIN」は論評に値しない。サップと曙のオジサン対決は、見るに絶えないものだった。曙が後頭部出血で20分試合がストップして、そのまま試合は終る消化不良。桜庭、アーツ、高坂...出てくるわ出てくるわ、「昔の名前で出ています」が...。その体つき、そのファイト、息も絶え絶え。必死で奮闘する選手が痛々しい。これで「日はまた昇る」?
その視聴率が7%。6%を越えたから合格点だと関係者間で囁かれているそうだが、次元が低いというか、この延長線上で次の年末も開催するとしたらお寒い。あの「PRIDE」に想い焦がれる。因みに魔裟斗とキッドは9%。この両者は間違いなく「石」だ。
フジもTBSも「紅白を蹴っ飛ばせ!」の心意気が疾うに無くなったと見える。気概の消滅した局に優れた番組は生まれない。紅白がバラエティー化したなら、バラエティーでは、十分にノウハウを持つ民放が、得意分野ではないか。低視聴率で喘ぐいまこそ勝負のときだ!TBSは大晦日こそあの「風雲たけし城」を復活、大特番を遣ったらどうか!
八重樫&井上のボクシング
そこへいくとボクシングは際立った。紛れもない「玉」。但し、その「玉座」は4団体乱立、著しく価値低下しているものの、八重樫東vsゲバラ、井上尚弥vsナルバイスは、近来になくボクシングの醍醐味を味わった。
八重樫はゲバラに白兵戦で臨み、肉を切らせて骨を断つ戦法が功を奏した。仇討の際に、敵が最も恐れるのは、相撃ち覚悟で対峙することだという。一緒に見ていた家内がいった。「久しぶりで胸のすくような面白いボクシングを見たわ」八重樫こそ往年の名王者輪島功一さん。
井上も天才の閃きをもつ若きボクサーだ。ガードの上からいっさい構わずパンチを叩き込み、最後は流れるようなボディフックでナルバイスを2回TKOしたシーンは、具志堅用高氏をして、怪物のそれだと言わしめた。具志堅二世のお墨付きを貰ったようなものだ。松明は具志堅から井上に受け継がれたか。
井岡一翔VSJ.ペレスも、井岡が終始ガードを固め安全運転で、無駄なパンチを出さず省エネ戦法でペレスをKOした。内山高志は、I.ペレスを難なくKOしてV11達成。ストーレート、フックに切れがあった。彼の試合を多くの人が見てくれないのが残念。こうなったらラスベガスで一気に勝負してはどう?
[紅白]それでも39.5%の視聴率は凄いのだ
紅白歌合戦は紅白バラエティー化
視聴率が40%を切ったと大騒ぎしている平和なお国。私が思うに地上波に加えBS,CS,WOWOWと多チャンネルの時代になって、39.5%の視聴率は驚くべきことなのに、NHK会長は「計算が間違っているんじゃないか」と不服だそうだ。1%は約30万世帯×39.5=1.185万世帯が見た!(首都圏)
これって凄いことだよ。でも私も家内も紅白は摘み食い状態で昔のようにジックリ見ない。BSを眺めたりボクシングに切り替えたり、草々に除夜の鐘を撞きに出掛けた。結局、時代が変わって、紅白の定義を失ってしまった。
宮田輝アナ時代が懐かしい
女性歌手の中に男もいる、そんな男女混合メンバーとやたら団体の多いこと。しかも未知の若者、横文字グループと曲名で、オジサンはとても付いて行けない。老兵は消え去るのみか。
もう一つ不思議なことは、ヒット曲を持ちながらも何故か往年のヒット曲や、関係ない曲を歌わせる。例えて伍代夏子は東京音頭を何故歌わねばならぬ。彼女のヒット曲「矢車草」こそ当人も視聴者も望む曲ではないのか。
宮田輝アナ時代は遥か郷愁の彼方である。いっそ「紅白歌合戦」を「紅白バラエティー」と改名してはどうか。既に紛れもないバラエティー番組なのだから。
期待のルーキー、オコエ君と話す
思わぬ新年のサプライズ
これは余談。6日すっぽん「田吾作」の親方にご招待を受け新年の料理に舌鼓をうった。ひれ酒、ワインでほろ酔いになったところで御子息が、東北楽天に入団したオコエ瑠偉君に電話した。たまたま私がオコエの話題に触れたの発端。
御子息は関東一高野球部OB,つまりオコエ君の先輩。ということで折り返し電話が入り、私と替った。テレビでインタビューに答えていた声と同じ紛れもないオコエ君が出てきて、私は楽天での期待の言葉と、将来はメジャーに行って欲しいと電話を結んだ。
まさか正月早々、期待のルーキー、オコエ君と話ができるとは思わなかった。思わぬサプライズであった。攻・守・走と三拍子揃ったオコエ選手の活躍が見られよう。日本のプロ野球は滅多に見ない私だが、楽天の試合だけは観戦しよう。
[鮫川村通信] 始めました。
我が故郷、福島県東白川郡鮫川村は福島県の県南、阿武隈山中の標高400~600㍍にある人口約3800人の山村である。東北新幹線白河駅で下車、車で約1時間。山紫水明なところで、四季折々名所・旧跡が目を楽しませてくれる。
皆さん是非一度訪れてみてください。また、東京在住の鮫川出身者(近県に住まいの者でもよい)は是非「東京鮫川会」にご入会を。
【東京鮫川会】
・年会費/3000円
・[広報]さめがわ(月刊)冊子送呈あり。
お問合せ:鮫川村役場企画調整課
電話:0247-49-3115(直通)
E-MAIL:kikaku@vill.samegawa.fukushima.jp
【東京鮫川会1月の催し】
~東京鮫川会・第30回総会と新年会~
開催日時:2016年1/31日(日)午前11時より
開催場所:新宿住友ビル47階スカイルームで。
新年会費:5000円
【鮫川村役場】
住所:〒963-8401福島県東白川郡鮫川村
大字赤坂中野字新宿39番地5
電話:0247-49-3115
元旦の東京・渋谷の代々木八幡神宮の賑わい。

御殿場アウトレットから望む雄大な富士。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ
本年もお付き合いのほど
宜しく御願い申し上げます。
舟木昭太郎
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■[正月]めでたくもあり、めでたくもなし
~正月の箱根は静かに過ぎて~
~御殿場の富士山に圧倒されて~
■[格闘技]ボクシングだけが光った
~玉石混交の年末格闘技~
~魔裟斗×山本KIDはお粗末~
~八重樫&井上のボクシング~
■[紅白]それでも39.5%の視聴率は凄いのだ
~紅白歌合戦は紅白バラエティー化~
~宮田輝アナ時代が懐かしい~
■期待のルーキー、オコエ君と話す
~思わぬ新年のサプライズ~
[鮫川村通信] 始めました。
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[正月]めでたくもあり、めでたくもなし
正月の箱根は静かに過ぎて
暮から正月に到る過程において、我家の場合は例年の如く判で押したようなリズムで過ごした。31日は早朝のウォーキングに太極拳、ラジオ体操、深夜は23時20分に近所の雲照寺に家内と出掛け二番目に鐘を打った。
元旦は太極拳もラジオ体操もこなして、平穏な朝を迎え、とりわけ公園脇の交差点(高台になっている)から、初日の出を拝み、瑞祥を体で感じ、朝食後は氏神様の代々木八幡宮に初詣。一休禅師は元旦を「冥土の旅の一里塚」であるとして「めでたくもあり、めでたくもなし」と喝破したけれど。
3日から2泊3日で箱根へ。例年になくぽかぽか陽気のお正月で、箱根へは防寒の装いで行ったのがあだになった。箱根も御多分にもれず暖かかった。大涌谷の噴火警報はレベル2に下がったが、客足はいまだ戻らず静かな正月になった。
箱根の玄関湯本の御土産店の店主も「やはりロープウェーが完全開通しなければ、昔のように観光客は戻らない」とこぼす。その店にいつもはあふれるほどあった干物が見かけられなかった。「置いても客が少なくて売れないから」(店主)
御殿場の富士山に圧倒されて
4日は御殿場アウトレットまで足を伸ばして一日散策した。宿のある仙石原からはバスで30分余り、途中乙女峠では車窓から壮大な富士山が俯瞰できた。一瞬だったが、裾野までなだらかな稜線は雄大で美しく圧倒された。
御殿場アウトレットは、これまた絶景のビューポイントで、富士山が真正面に不動の姿勢で対座して、なるほど外国人に人気があるのも頷いた。これほど間直に富士山を見るのは初めてで、思わず「凄い」と夫婦で声を発してしまった。
各テナントも瀟洒であり、世界の有名メーカーが軒を並べ、店を覗くだけでも楽しい。私はハッシュパピーのウールのベストをワゴンセールで2500円で買ったけど、家内はショッピングはしなかった。
昼食はイタリアンで、ピザとサラダが想像以上の美肴で、生ビール、ワインとすすみ、思わぬ至福の一時を過ごした。4時間ほど楽しみ、夕方宿に戻った。宿泊客も我が夫婦と他に一組だけで、静寂な夜にまた酒と料理を堪能した。
暮の27日からT大学院に通う我愚息は、教授の御供で研究のためインド&スリランカに出かけ、9日早朝、スーツケースに洗濯ものを一杯詰めて帰国した。正月の仕切り直しはふぐ料理で祝った。愚息が戻り狭い我家はまた元の賑わいを取り戻した。
我国の平和な正月も、中東では、サウジアラビアとイランの対立が激化して国交断絶、先の見えない様相を呈してきた。
同じイスラムでも、スンニ派サウジアラビア、シーア派イランの宗教対立。シーア派指導者ニムル師を処刑したのに端を発したこの両者の反目、中東一体に影響を及ぼすかもしれない。憎悪の連鎖。
加えて北朝鮮の核実験。核を弄び核を外交のカードとして使う厄介な共産独裁国家は、中国も見放して孤立無援。閉塞状態を突破せんがために、次は何をしでかすか。
[格闘技]ボクシングだけが光った
玉石混交の年末格闘技
暮は「RIZIN」(フジ)、「KYOKUGEN2015」(TBS)とボクシングが乱立競合して一見華やいだかのように見えたが、前者のその中身たるやそれこそ騙(かた)りみたいで悍(おぞ)ましかった。まさしく玉石混交の暮格闘技だった。
魔裟斗vs山本キッドは試合が終わるやいなや「あれはやらせではないのか」といった話題がネットを駆け巡った。11年ぶりの二人の対戦実現に期待したファンは失望(私は期待せず)、その反動であろう。当然の憤慨。とんだ茶番劇。
元々この試合は、エキジビジョンであったという。それをテレビ局はひた隠し、盛んにガチンコに見せかけて対決を煽った。少しでも視聴率を上げたい、何とも痛々しい商法だ。早速、週刊新潮1/14号で、大凡戦「魔裟斗vs山本KID」と内幕を暴露された。
魔裟斗×山本KIDはお粗末
リングに登場した二人を見比べて体重も遥かに魔裟斗がゴツイ。愚妻がすかさず「グローブも大きいし、体重が魔裟斗とキッドじゃ違い過ぎるわ」と訝しむ。(実際10㌔以上の差があった、とKIDの父親郁榮が証言する=週刊新潮より)グローブは両者14オンスのようだ。これでまともな試合が出来るはずもない。
従って試合はお粗末で、差し詰めジムでのスパーリング並みだった。よくもまあ、11年前の再現、ガチンコ勝負を装って、善良な視聴者を誑(たぶら)かしたものである。スパーリングで一稼ぎ、魔裟斗もKIDもそりゃ美味しい臨時収入だろう。予想した通りの内容結末。
「RIZIN」は論評に値しない。サップと曙のオジサン対決は、見るに絶えないものだった。曙が後頭部出血で20分試合がストップして、そのまま試合は終る消化不良。桜庭、アーツ、高坂...出てくるわ出てくるわ、「昔の名前で出ています」が...。その体つき、そのファイト、息も絶え絶え。必死で奮闘する選手が痛々しい。これで「日はまた昇る」?
その視聴率が7%。6%を越えたから合格点だと関係者間で囁かれているそうだが、次元が低いというか、この延長線上で次の年末も開催するとしたらお寒い。あの「PRIDE」に想い焦がれる。因みに魔裟斗とキッドは9%。この両者は間違いなく「石」だ。
フジもTBSも「紅白を蹴っ飛ばせ!」の心意気が疾うに無くなったと見える。気概の消滅した局に優れた番組は生まれない。紅白がバラエティー化したなら、バラエティーでは、十分にノウハウを持つ民放が、得意分野ではないか。低視聴率で喘ぐいまこそ勝負のときだ!TBSは大晦日こそあの「風雲たけし城」を復活、大特番を遣ったらどうか!
八重樫&井上のボクシング
そこへいくとボクシングは際立った。紛れもない「玉」。但し、その「玉座」は4団体乱立、著しく価値低下しているものの、八重樫東vsゲバラ、井上尚弥vsナルバイスは、近来になくボクシングの醍醐味を味わった。
八重樫はゲバラに白兵戦で臨み、肉を切らせて骨を断つ戦法が功を奏した。仇討の際に、敵が最も恐れるのは、相撃ち覚悟で対峙することだという。一緒に見ていた家内がいった。「久しぶりで胸のすくような面白いボクシングを見たわ」八重樫こそ往年の名王者輪島功一さん。
井上も天才の閃きをもつ若きボクサーだ。ガードの上からいっさい構わずパンチを叩き込み、最後は流れるようなボディフックでナルバイスを2回TKOしたシーンは、具志堅用高氏をして、怪物のそれだと言わしめた。具志堅二世のお墨付きを貰ったようなものだ。松明は具志堅から井上に受け継がれたか。
井岡一翔VSJ.ペレスも、井岡が終始ガードを固め安全運転で、無駄なパンチを出さず省エネ戦法でペレスをKOした。内山高志は、I.ペレスを難なくKOしてV11達成。ストーレート、フックに切れがあった。彼の試合を多くの人が見てくれないのが残念。こうなったらラスベガスで一気に勝負してはどう?
[紅白]それでも39.5%の視聴率は凄いのだ
紅白歌合戦は紅白バラエティー化
視聴率が40%を切ったと大騒ぎしている平和なお国。私が思うに地上波に加えBS,CS,WOWOWと多チャンネルの時代になって、39.5%の視聴率は驚くべきことなのに、NHK会長は「計算が間違っているんじゃないか」と不服だそうだ。1%は約30万世帯×39.5=1.185万世帯が見た!(首都圏)
これって凄いことだよ。でも私も家内も紅白は摘み食い状態で昔のようにジックリ見ない。BSを眺めたりボクシングに切り替えたり、草々に除夜の鐘を撞きに出掛けた。結局、時代が変わって、紅白の定義を失ってしまった。
宮田輝アナ時代が懐かしい
女性歌手の中に男もいる、そんな男女混合メンバーとやたら団体の多いこと。しかも未知の若者、横文字グループと曲名で、オジサンはとても付いて行けない。老兵は消え去るのみか。
もう一つ不思議なことは、ヒット曲を持ちながらも何故か往年のヒット曲や、関係ない曲を歌わせる。例えて伍代夏子は東京音頭を何故歌わねばならぬ。彼女のヒット曲「矢車草」こそ当人も視聴者も望む曲ではないのか。
宮田輝アナ時代は遥か郷愁の彼方である。いっそ「紅白歌合戦」を「紅白バラエティー」と改名してはどうか。既に紛れもないバラエティー番組なのだから。
期待のルーキー、オコエ君と話す
思わぬ新年のサプライズ
これは余談。6日すっぽん「田吾作」の親方にご招待を受け新年の料理に舌鼓をうった。ひれ酒、ワインでほろ酔いになったところで御子息が、東北楽天に入団したオコエ瑠偉君に電話した。たまたま私がオコエの話題に触れたの発端。
御子息は関東一高野球部OB,つまりオコエ君の先輩。ということで折り返し電話が入り、私と替った。テレビでインタビューに答えていた声と同じ紛れもないオコエ君が出てきて、私は楽天での期待の言葉と、将来はメジャーに行って欲しいと電話を結んだ。
まさか正月早々、期待のルーキー、オコエ君と話ができるとは思わなかった。思わぬサプライズであった。攻・守・走と三拍子揃ったオコエ選手の活躍が見られよう。日本のプロ野球は滅多に見ない私だが、楽天の試合だけは観戦しよう。
[鮫川村通信] 始めました。
我が故郷、福島県東白川郡鮫川村は福島県の県南、阿武隈山中の標高400~600㍍にある人口約3800人の山村である。東北新幹線白河駅で下車、車で約1時間。山紫水明なところで、四季折々名所・旧跡が目を楽しませてくれる。
皆さん是非一度訪れてみてください。また、東京在住の鮫川出身者(近県に住まいの者でもよい)は是非「東京鮫川会」にご入会を。
【東京鮫川会】
・年会費/3000円
・[広報]さめがわ(月刊)冊子送呈あり。
お問合せ:鮫川村役場企画調整課
電話:0247-49-3115(直通)
E-MAIL:kikaku@vill.samegawa.fukushima.jp
【東京鮫川会1月の催し】
~東京鮫川会・第30回総会と新年会~
開催日時:2016年1/31日(日)午前11時より
開催場所:新宿住友ビル47階スカイルームで。
新年会費:5000円
【鮫川村役場】
住所:〒963-8401福島県東白川郡鮫川村
大字赤坂中野字新宿39番地5
電話:0247-49-3115
元旦の東京・渋谷の代々木八幡神宮の賑わい。

御殿場アウトレットから望む雄大な富士。
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