一年間のお付き合い 今年もありがとうございました/労働・惜別・競技場etc... | 舟木昭太郎の日々つれづれ

一年間のお付き合い 今年もありがとうございました/労働・惜別・競技場etc...

今年最後のブログになりました。
一年間拙い私のブログにお付き合い頂き誠にありがとうございました。
衷心より御礼申し上げます。
 
新しい平成二十八年が、皆様にとって
希望に満ちた明るい年でありますことを御祈り致します。
  
尚、新年の更新は8日となります。

  
舟木 昭太郎
 
 
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[労働]
 ~「運動」は運を動かすこと~
 ~肉体労働の恩恵~
[惜別]
 ~慟哭の高森篤子さんの急逝~
[年賀]
 ~無味乾燥な年賀状~
[競技場]
 ~神宮の杜に溶け込むデザインはベター~
[今週の俳句もどき]
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[労働] 
   
「運動」は運を動かすこと 
 
日々4時半起床、太極拳とラジオ体操を遂行したお蔭で、これといった病気もせずに一年を過ごすことが出来た。一粒の薬より、継続する運動がいかに体に良いか、つくづく感じます。「運動」は運を動かす。「運」を運ぶ。
 
体に良かったことと言えば、真夏の暑い盛りの8月に、1週間ばかり、友人の経営する広い駐車場の掃除片付けのアルバイトをさせて貰った。これが思わぬ効果を私自身にもたらしてくれた。
 
何せ老齢の故、家人はまた脳梗塞になったら大変と心配した。そこは私も用心して、大量に水を摂取、作業時間も2時間と無理せずにマイペースで進めた甲斐あって、何事も起こらず、無事掃除を完遂できた。 
 
     
肉体労働の恩恵 

汗びっしょりになり、シャワーを浴び、昼食、それから昼寝、夕飯は、酒も頗(すこぶ)る美味しく夜は、草々に就寝。これぞ肉体労働の恩恵だった。アルバイトに明け暮れた若き日を思い起こした。今年一番の収穫だ。
 
同月の区民検診では腹回りが2㌢も縮小して医師にお褒められ、全ての内臓器官項目で異常なし。加えて4万円のアルバイト料も貰って、子供のようにはしゃいだのです。このようにして稼いだおカネは、勿体無くて使えなかった。来年も遣りたい。 
 
  
[惜別] 
 
慟哭の高森篤子さんの急逝 

今年一番残念な出来事は、4月6日、日頃御世話になっている高森篤子さん(梶原一騎先生夫人)が急逝されたことで、我が肺腑を刺されるような驚きでした。
 
享年70才、若過ぎる。人はかくもあっさりとこの世から去ってしまうのでしょうか。虚しい。高森さんの如くスケールの大きい菩薩のような、女性(ひと)を私はかつて見たことがありません。
 
長生きして毎年恒例の誕生ダンスパーティで楽しんで欲しかった。天国で梶原先生ときっと踊っていることだろう。
 
高森さんの死を以て、私の仕事もフェードアウトしようと決心した。パソコンの待ち受け画面の片隅で今日も高森さんは、私の仕事ぶりを見守って下さる。 
 
  
[年賀] 
 
無味乾燥な年賀状 

私は老境に達して、年賀状の宛名を書くのも辛くなってきたので、申し訳ないが、今年から一部の人はメールにさせて頂いた。私は250枚ほど出すが、最近は目が弱って相手の住所を写し書くのに苦労する。歳は取りたくないね。
 
今年頂いた年賀状を改めて眺めると、半分以上は紋切り型の挨拶文で、しかも宛名も全てこれ印刷、これほど無味乾燥なものはない。折角頂いたのに有難味が湧かない。たかが年賀状、されど年賀状。
 
せめて、一言二言肉筆での近況など有ったらいいのにとつくづく感じる。年賀状も廃れていく譯だ。有為転変は世の常であるが、メールに取って代わられるの当然か。 
 
   
[競技場] 
 
神宮の杜に溶け込むデザインはベター 

仕切り直しの新国立競技場が決まった。今度は「木と緑のスタジアム」というコンセプトで前のグロテスクな外観より数段優れている、と感じる。何より建設費を1490億に抑えた。2019年11月には完成すという。ベターな選択だろう。これ以上騒いでも仕方あるまい。
 
今度は問題を起こさないと信じるが、またぞろ「柱の位置やスタンド形状の放射線が前者のザハ案と類似している」(建築エコノミスト森山高至氏/日刊スポーツ)出ているが。ザハ女史よ、あなたは既にデザイン監修料の一部として、13億も手にしたのだから、いちゃもん付けるのはよしなさい。
 
設計では、スタジアムを下から仰ぎ見ると法隆寺の木の組み合わせを模しているという。大量の木材を使った、つまり「和」のティースト。神宮の杜に溶け込むデザインは結構な事じゃないか。
 
余談、オリンピックはギリシャが発祥の地だが、法隆寺の木の列柱の工学的原理とアテネのパルテノン神殿の大理石の列柱が全く同じエンタシスというもので作られている。人類の文明はひとつである実例。(中村真一郎著=全ての人は過ぎ去って行くより)
 
なんて直接スタジアムとは関係ないけれども、なんだか嬉しくなる共通点だ。注:エンタシス/建築において、下部から上部にかけて徐々に細くなること。
 
何故最初から明確な方向付けをしなかった。多大な損害を与えた組織委員会は、これを機にトップは退陣すべきなのにそんな気配更々なし。日本は先の大戦でも明確な戦争責任を取らず今日に到る。うやむやこそ日本人の特質だ。 
  
    
[今週の俳句もどき]
 
道祖神往来もなし冬暮色
 
歳の市心乱れて左見右見(とみこうみ)
 
沓形(くつがた)や鴉従え日の出哉

 
昭太郎
  
注:道祖神(どうそじん)村の峠に立つ旅人を守る神。
注:沓形、瓦葺の宮殿や仏殿の棟の両端にあるくつをたてたような形をしたもの。

 


 
新年を待つ文京区の白山神社

 
拙宅の松飾

 
  
  

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