小渕優子は議員バッチを外せ/唱歌「故郷」の高野辰之記念館/他
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■小渕優子は議員バッチを外せ
~父・恵三の背中を見て育つ~
■MLBのWシリーズ考
~ロイヤルズ快進撃~
■秋の信濃路を満喫
■唱歌「故郷」の高野辰之記念館
~高野の「志」が歌に投影~
[今週の雑学]
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小渕優子は議員バッチを外せ
政治資金規制法に触れて、小渕優子経済産業相が追い詰められて辞職した。観劇会の収支が食い違っていたんだと。収支報告にはベビー用品(本人は海外へのお土産という)もあるぜよ、セコイねえ。こんなのが大臣だぜ。安倍総理の目玉、女性閣僚の資質もこの程度だよ。
今度は選挙区で団扇(うちわ)を配った、毒々しいあの吸血鬼みたいな口紅のオバチャン松島みどり法務大臣もだと。有権者に自分の似顔絵や名前の入った団扇を配れば選挙運動にあたるーこれぐらい猿でも分かるよ。こんなお粗末な人物が法務大臣だとよ。情けないたらありゃしない。次にコケル女性閣僚は誰だ!
小渕優子を将来の首相候補だと、書きたてたのは誰だ!大体後援会なるものが、「政治はカネ」のDNAを受け継ぐ団体だから、今回のような事態も起こるべくして起きた。何ら驚きはしないけれど、ワシは。
私が先にこのブログで経済産業相の器でないと、大臣就任時に警告したが、こんな騒動がいきなり噴出するとは思わなかったよ。派閥力学で登用されたのは、あるいは、彼女、そのカネ集めの能力を買われてのことかも知れないね。
いやはや、内外を取り巻く厳しい経済情況の舵取り、原発の再稼働の問題と経済産業相の責務は特別重たいのに、安倍総理はとんだ人物を選んだものだ。任命責任も当然ある。
父・恵三の背中を見て育つ
小渕大臣の父・恵三が所属していた自民党竹下派の「経世会」は、そもそも田中角栄の越山会を模している。カネで政治を支配する手法は、あの巨悪金丸信と組みそれを強大化した。
だからボス竹下登はリクルート事件に連座、総理の座を陥落した。それでも院政を敷いた。そういえば「ふるさと創世」で地方に1億円を配ったのは、竹下総理の時だったね。田中派を乗っ取り、金権脈々。右翼に「褒め殺し」されたりして、何ともダーティな政治家だった、竹下登は。
その薫陶を受けて小渕総理が生まれた。政治家としてこれといった業績が有る訳でなくあるとすれば、早稲田雄弁会人脈と「年号は平成です」と色紙を掲げたくらい。
子は親の背中を見て育つとはよくいったものだ。親の七光り言うに及ばず、金権政治を継承してスピード出世で大臣まで駆け上がった。見たり!その正体。小渕優子デージンよ、いまこそ議員バッチを外す時ぞ。
MLBのWシリーズ考
メジャーリーグのワ-ルドシリーズ(現地21日開幕)は見ものである。なんせ長く低迷していた弱小球団のカンザスシティー・ロイヤルズが、ア・リーグの覇者としてナ・リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと世界一を争うのだから。
ロイヤルズには日本のヤクルトで活躍していた青木宣親外野手がいるのも見逃せない。ワイルド・カード(3地区の優勝チーム以外の勝率のいい2球団が選ばれ、決定戦でアスレチックスを破った)からポストシーズンに進出、なんと負けなしの8連勝。1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ。ドラマチックだねえ。
スーパースターがいる訳でなく所謂全員野球の見本のようなチーム。スモールベスボール、堅守、好打、好走、鉄壁のリリーフ陣が売り。球団の年棒はMLB30球団中、21番目の低さ。
ロイヤルズ快進撃
注目は中堅を守るケーンの守備(優勝決定シリーズMVP打率5割3分3厘と打撃も光る)。一茶ならさしずめ「痩蛙 まけるな一茶 是ニ有」だ。後日、何故ロイヤルズのような下以球団が突如甦るか、大リーグのウエーバー制度の素晴らしさについて述べたい。
対戦相手のナ・リーグ代表ジャイアンツはワールド・シリーズ優勝7回の古豪。2012年の優勝は記憶に新しい。名将ボウチー監督に引きいられ、こちらもワイルドカードから勝ち進んだ。人気投手リンスカムがいる。
両ワイルドカードチーム同士の初の世界一戦、こういった意外性、だから面白い。さて、勝利の行方はどうか、勢いに乗るロイヤルズに分が有ると私は予想するが。なにはともあれ、興味ある今年のワールド・シリーズである。
秋の信濃路を満喫
渋谷区シニアツアーに参加させてもらい信濃路をバス旅行してきました。信州地方は、幸い15,16両日、台風一過の秋晴れのお天気で旅を堪能しました。
往路は国宝・善光寺に御参りしお戒壇めぐりもしました。闇の中を手探りで進み「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁するという道場だそうですが、私は不覚にも触れずに呟いていたら同行のおばさんが、手を引いてくれて数メートル戻ると手に触れました。
なんだかホッとして暗闇から出ました。不思議なもので錠前に手を触れただけで何だか救われた感じがしました。当日の泊りは、須坂市にある渋谷区「峰の原青少年山の家」で標高1300㍍の高地にあります。
バスが急坂を進み菅平辺りに差し掛かると車窓からは紅葉が鮮やかな姿を見せてくれました。流石に夕方到着したときには思わず「寒い」と漏らしました。宿泊所の裏には白樺が黄昏に沈む天然の美にうっとり。
唱歌「故郷」の高野辰之記念館
復路は中野市の「高野辰之記念館」に寄り博士の偉業をつぶさに見学して、改めて氏の業績の偉大さに胸打たれたのです。注:高野辰之(たかの・たつゆき1876年~1947年)
「故郷」「紅葉」「朧月夜」「春の小川」「我は海の子」など小学校唱歌は、これみな高野の作詞なのです。詞(ことば)が平易で、素朴、それでいて格調高いのはやはり国文学者としての文章の深さにあります。勿論作曲者岡野貞二とのコンビが上手く合致しました。
それに幼年期を過ごした故郷永江村(現中野市)の風景にあると実感、故郷に歌われた小川も、朧月夜のお堂の鐘も生家の近くにあって、思わず歌の一節を口遊みました。
長野師範学校(現・信州大学)で教諭を勤めながらあきたらず、高野は東京に出て国文学の研究に励む。やがて文部省国語教科書編纂委員、また文部省唱歌教科書編纂委員にも雇われた。
高野の「志」が歌に投影
そこで作ったのが数々の小学唱歌。苦学の日々、故郷のことを想いながら綴ったのが、作品に素朴な形で投影されている、1909年(明治42年)頃なのに、文体がちっとも古くない。
志(こころざし)を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
「故郷」はまさに高野の心情を表現したものなのだ。そして志を果たす。東大から博士号を授与され故郷に帰る。駅には親戚縁者、村人が大勢出迎えたという。その光景が目に浮かぶようで涙腺が熱くなる。
因みに高野博士の三大著作は「日本歌謡史」「江戸文学史」「日本演劇史」である。東京芸大教授、東大講師なども歴任。
「故郷」は誰にも親しまれる、日本人の国民歌である。歌が生まれしは、その故郷の信州の土壌にあり、友にあり、親兄弟にあり。「高野辰之記念館」に一歩足を踏み入れるとジーンときました。お勧めです。小布施町の街並みも瀟洒でよかった。また行きたい。
[今週の雑学]
ナナカマド=赤く染まる紅葉や果実が美しい。まるで着飾った婦人のように、秋の陽に映える季節。漢字では七竈。ナナカマドの木は、7度竃にいれても燃えないということからその名が付けられたという説が広く流布されている。
姑(しゅうと)が嫁をいびるときに、この木を渡すそうで
7度竈に入れても燃えず、なかなか御飯が焚けない。嫁はベソを掻き、姑はニタリとする…こんな逸話もあるが。
[流行歌](はやりうた)
愛は水平線(ハン・ジナ)
江の島ひとり(三代紗也可)
越佐海峡~恋情話~、北の浜唄(いずれも真木柚布子)
郡上八幡おんな町(永田裕子)
浮き草の川(神野美伽)
◎10月25日(土)カラオケ大会があり、不肖私は、愛の水平線と郡上八幡おんな町の2曲を(音程+3)歌う。
渋谷区アクティブ峰の原宿舎の裏手に広がる白樺林。

「高野辰之記念館」の前で。

バスの車窓から撮った信濃平野。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■小渕優子は議員バッチを外せ
~父・恵三の背中を見て育つ~
■MLBのWシリーズ考
~ロイヤルズ快進撃~
■秋の信濃路を満喫
■唱歌「故郷」の高野辰之記念館
~高野の「志」が歌に投影~
[今週の雑学]
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小渕優子は議員バッチを外せ
政治資金規制法に触れて、小渕優子経済産業相が追い詰められて辞職した。観劇会の収支が食い違っていたんだと。収支報告にはベビー用品(本人は海外へのお土産という)もあるぜよ、セコイねえ。こんなのが大臣だぜ。安倍総理の目玉、女性閣僚の資質もこの程度だよ。
今度は選挙区で団扇(うちわ)を配った、毒々しいあの吸血鬼みたいな口紅のオバチャン松島みどり法務大臣もだと。有権者に自分の似顔絵や名前の入った団扇を配れば選挙運動にあたるーこれぐらい猿でも分かるよ。こんなお粗末な人物が法務大臣だとよ。情けないたらありゃしない。次にコケル女性閣僚は誰だ!
小渕優子を将来の首相候補だと、書きたてたのは誰だ!大体後援会なるものが、「政治はカネ」のDNAを受け継ぐ団体だから、今回のような事態も起こるべくして起きた。何ら驚きはしないけれど、ワシは。
私が先にこのブログで経済産業相の器でないと、大臣就任時に警告したが、こんな騒動がいきなり噴出するとは思わなかったよ。派閥力学で登用されたのは、あるいは、彼女、そのカネ集めの能力を買われてのことかも知れないね。
いやはや、内外を取り巻く厳しい経済情況の舵取り、原発の再稼働の問題と経済産業相の責務は特別重たいのに、安倍総理はとんだ人物を選んだものだ。任命責任も当然ある。
父・恵三の背中を見て育つ
小渕大臣の父・恵三が所属していた自民党竹下派の「経世会」は、そもそも田中角栄の越山会を模している。カネで政治を支配する手法は、あの巨悪金丸信と組みそれを強大化した。
だからボス竹下登はリクルート事件に連座、総理の座を陥落した。それでも院政を敷いた。そういえば「ふるさと創世」で地方に1億円を配ったのは、竹下総理の時だったね。田中派を乗っ取り、金権脈々。右翼に「褒め殺し」されたりして、何ともダーティな政治家だった、竹下登は。
その薫陶を受けて小渕総理が生まれた。政治家としてこれといった業績が有る訳でなくあるとすれば、早稲田雄弁会人脈と「年号は平成です」と色紙を掲げたくらい。
子は親の背中を見て育つとはよくいったものだ。親の七光り言うに及ばず、金権政治を継承してスピード出世で大臣まで駆け上がった。見たり!その正体。小渕優子デージンよ、いまこそ議員バッチを外す時ぞ。
MLBのWシリーズ考
メジャーリーグのワ-ルドシリーズ(現地21日開幕)は見ものである。なんせ長く低迷していた弱小球団のカンザスシティー・ロイヤルズが、ア・リーグの覇者としてナ・リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと世界一を争うのだから。
ロイヤルズには日本のヤクルトで活躍していた青木宣親外野手がいるのも見逃せない。ワイルド・カード(3地区の優勝チーム以外の勝率のいい2球団が選ばれ、決定戦でアスレチックスを破った)からポストシーズンに進出、なんと負けなしの8連勝。1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ。ドラマチックだねえ。
スーパースターがいる訳でなく所謂全員野球の見本のようなチーム。スモールベスボール、堅守、好打、好走、鉄壁のリリーフ陣が売り。球団の年棒はMLB30球団中、21番目の低さ。
ロイヤルズ快進撃
注目は中堅を守るケーンの守備(優勝決定シリーズMVP打率5割3分3厘と打撃も光る)。一茶ならさしずめ「痩蛙 まけるな一茶 是ニ有」だ。後日、何故ロイヤルズのような下以球団が突如甦るか、大リーグのウエーバー制度の素晴らしさについて述べたい。
対戦相手のナ・リーグ代表ジャイアンツはワールド・シリーズ優勝7回の古豪。2012年の優勝は記憶に新しい。名将ボウチー監督に引きいられ、こちらもワイルドカードから勝ち進んだ。人気投手リンスカムがいる。
両ワイルドカードチーム同士の初の世界一戦、こういった意外性、だから面白い。さて、勝利の行方はどうか、勢いに乗るロイヤルズに分が有ると私は予想するが。なにはともあれ、興味ある今年のワールド・シリーズである。
秋の信濃路を満喫
渋谷区シニアツアーに参加させてもらい信濃路をバス旅行してきました。信州地方は、幸い15,16両日、台風一過の秋晴れのお天気で旅を堪能しました。
往路は国宝・善光寺に御参りしお戒壇めぐりもしました。闇の中を手探りで進み「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁するという道場だそうですが、私は不覚にも触れずに呟いていたら同行のおばさんが、手を引いてくれて数メートル戻ると手に触れました。
なんだかホッとして暗闇から出ました。不思議なもので錠前に手を触れただけで何だか救われた感じがしました。当日の泊りは、須坂市にある渋谷区「峰の原青少年山の家」で標高1300㍍の高地にあります。
バスが急坂を進み菅平辺りに差し掛かると車窓からは紅葉が鮮やかな姿を見せてくれました。流石に夕方到着したときには思わず「寒い」と漏らしました。宿泊所の裏には白樺が黄昏に沈む天然の美にうっとり。
唱歌「故郷」の高野辰之記念館
復路は中野市の「高野辰之記念館」に寄り博士の偉業をつぶさに見学して、改めて氏の業績の偉大さに胸打たれたのです。注:高野辰之(たかの・たつゆき1876年~1947年)
「故郷」「紅葉」「朧月夜」「春の小川」「我は海の子」など小学校唱歌は、これみな高野の作詞なのです。詞(ことば)が平易で、素朴、それでいて格調高いのはやはり国文学者としての文章の深さにあります。勿論作曲者岡野貞二とのコンビが上手く合致しました。
それに幼年期を過ごした故郷永江村(現中野市)の風景にあると実感、故郷に歌われた小川も、朧月夜のお堂の鐘も生家の近くにあって、思わず歌の一節を口遊みました。
長野師範学校(現・信州大学)で教諭を勤めながらあきたらず、高野は東京に出て国文学の研究に励む。やがて文部省国語教科書編纂委員、また文部省唱歌教科書編纂委員にも雇われた。
高野の「志」が歌に投影
そこで作ったのが数々の小学唱歌。苦学の日々、故郷のことを想いながら綴ったのが、作品に素朴な形で投影されている、1909年(明治42年)頃なのに、文体がちっとも古くない。
志(こころざし)を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
「故郷」はまさに高野の心情を表現したものなのだ。そして志を果たす。東大から博士号を授与され故郷に帰る。駅には親戚縁者、村人が大勢出迎えたという。その光景が目に浮かぶようで涙腺が熱くなる。
因みに高野博士の三大著作は「日本歌謡史」「江戸文学史」「日本演劇史」である。東京芸大教授、東大講師なども歴任。
「故郷」は誰にも親しまれる、日本人の国民歌である。歌が生まれしは、その故郷の信州の土壌にあり、友にあり、親兄弟にあり。「高野辰之記念館」に一歩足を踏み入れるとジーンときました。お勧めです。小布施町の街並みも瀟洒でよかった。また行きたい。
[今週の雑学]
ナナカマド=赤く染まる紅葉や果実が美しい。まるで着飾った婦人のように、秋の陽に映える季節。漢字では七竈。ナナカマドの木は、7度竃にいれても燃えないということからその名が付けられたという説が広く流布されている。
姑(しゅうと)が嫁をいびるときに、この木を渡すそうで
7度竈に入れても燃えず、なかなか御飯が焚けない。嫁はベソを掻き、姑はニタリとする…こんな逸話もあるが。
[流行歌](はやりうた)
愛は水平線(ハン・ジナ)
江の島ひとり(三代紗也可)
越佐海峡~恋情話~、北の浜唄(いずれも真木柚布子)
郡上八幡おんな町(永田裕子)
浮き草の川(神野美伽)
◎10月25日(土)カラオケ大会があり、不肖私は、愛の水平線と郡上八幡おんな町の2曲を(音程+3)歌う。
渋谷区アクティブ峰の原宿舎の裏手に広がる白樺林。

「高野辰之記念館」の前で。

バスの車窓から撮った信濃平野。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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