豪華ゲスト多数!!6/19は『藤原祭』/W杯キックオフ!!/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

豪華ゲスト多数!!6/19は『藤原祭』/W杯キックオフ!!/他

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■W杯キックオフ!
 ~「マラカナンの悲劇」もある~
 ~ソコソコの期待がいい~
■恒例の藤原祭
■再び老いる事は難しい
■梅雨入りと紫陽花

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W杯キックオフ!

 サッカーワールドカップブラジル大会は、13日、リオデジャネイロでのブラジル-クロアチア戦を皮きりにスタートする。参加32カ国、選ばれし者達の4年に1度のサッカーの祭典。頂点に立つのは果たしてどの国?

 日本はC組で、15日、コートジボアールと初戦を行う。大会直前の対ザンビア戦で思わぬ苦戦を強いられたサムライジャパン。同じアフリカ勢のコートジボアール。身体能力が高く、欧州のプロリーグで活躍する選手も何人かいるらしい。これは、狩猟民族対農耕民族の戦いだ。

 同じC組にはコロンビア、ギリシャ。コロンビアがやや抜きん出た存在のようだが、どのチームが勝ち上がっても不思議ではない。私はサッカーには疎いので、軽々に予想はできない。

 いずれにせよ、激戦を勝ち抜いて本戦に辿り着いた精鋭たち。そのぶつかりあい、戦いは、だからして息をのむ。勝ち点の多い2チームだけが決勝リーグに進む。

 A~H組まで8組32チーム。予選で、16チームが消える。
過酷なサバイバルマッチである。優勝候補の筆頭に挙げられる地元ブラジル、カナリア軍団。首尾よく6度目の栄冠をものにできるか。
 
 
「マラカナンの悲劇」もある

 「マラカナンの悲劇」(今回と同じメインスタジアム、1950年W杯決勝リーグ第3戦で、ウルグアイに1-2敗れ優勝を逃した)という悪夢もある。勝負は一寸先が闇といわれる。どんな番狂わせが潜んでいるのか、神のみぞ知る。

 王様ペレは「決勝はウルグアイと当たればいい、あの時のリベンジができる」と大会前の記者会見で語っているという。「マラカナンの悲劇」は、ブラジル人にとって65年経たいまでも、心の残滓として残る惨事なのだ。たかがサッカーというなかれ。かの国の民にとって、サッカーは国家行事なのである。

 先般テレビでサムライジャパンのワールドカップでの予想、期待の街の声を特集していた。呆れたものだ。驚くべき楽観である。A子「4強でしょ」B子「優勝よ」知らないとは恐ろしい。メディアもサムライジャパンに景気のよい論調ばかりである。

 ブラジル(5)イタリア(4)ドイツ(3)ウルグアイ、アルゼンチン(各2)イギリス、フランス、スペイン(各1=カッコ内優勝回数)、これら強豪国が虎視眈々優勝を狙っているのだ。日本?街の声は甘すぎだ。過去の優勝国を見ると、開催国が圧倒的に有利である。優勝候補NO.1にブラジルが挙がっているのも道理がある。
 
 
ソコソコの期待がいい

 夢を膨らませすぎると、忽ち風船は破裂する。期待が大きい分、落胆も大きい。ソコソコの期待…私のサムライジャパンに寄せる思いである。史上最強のチームであってもだ。

 ワールドカップで優勝することは一国の大統領になることより難しい…。それよりなにより、会場の遅れ、デモが心配です。本当に大丈夫なのだろうか?

 ワールドカップの期間中我が家内は、サッカーの虜(とりこ)になる。犬小屋程の家に喚声、悲鳴、絶叫、発狂(はしないか)の黄色い声が炸裂、反響する。堪らない。故に期間中は、亭主、元気で留守になる。
 
 
恒例の藤原祭

 例年12月に開催していた「藤原祭り」は、6月19日(木)夜、後楽園ホールで開かれることになった。今回も全13試合と盛り沢山のカード。この日は、女子同士のキックボクシングあり、ムエタイルール、キックルールと異種多彩な試合が楽しめる。

 勿論、主催者藤原会長はメインで登場、何んと初代タイガーマスク、藤原喜明の強力助っ人を従い元キックボクシング王者小林聡、物まねファイター、アントニオ小猪木、ジャイアント小馬場組と無制限1本勝負で戦う。

 どんなコメディーファイトが繰り広げられるか。老体にムチ打っての元キックの鉄人が、無事リングを降りる事ができるか。私にとっては、いかなる試合にせよ、1年に1度藤原敏男会長の元気な姿が見られるだけで幸甚也。

藤原祭
6月19日(木)
後楽園ホール、試合開始5時45分。
チケット残り僅か。お問合せ:藤原スポーツジム TEL03-3805-1457

 
 
再び老いる事は難しい

 先般当欄で「齢をとることは、死ぬことよりも難しい」という哲学者の箴言を紹介した。これに符号するような文章に、小島直記著の本で出会った。

 一休禅師の話。77才でうら若い盲目の森女に出会い、88才で遷化(死去)するまで、性愛に耽り女のたおやかな膝を枕に「死にとうない、死にとうない」と未練たっぷりな日々を送った…。

 また70才の良寛和尚は、美貌の真心尼と恋に落ち、夜の白むくまで、恋歌を詠み後期(きぬざめ)の別れを繰り返していたと。(いずれも佐江衆一著「黄落」より)

 大悟なって尚、愛欲への執着。つくづく老いるは難しいものよ。最も、私が一休さんのようなことをしたら、忽ち「色気違いジジイ」と罵られるのがオチだろう。恋せぬが花か。

 フランスの詩人アルチュール・ランボーは人生をこう結論付ける。「人生は皆で演じる道化芝居だ。つまるところ、人は、人生の四分の三を苦しんで過ごし、残り四分の一を休息しようと考えている。でもまあ、自分の計画が、何処あたりまで進んでいのかも分からぬまま、一文なしでくたばるのがオチなんでしょう」

 へえ、老いらくの恋から、人生論に行ったか。このブログもなかなか格調高いね。因みにランボーは、37才の若さでこの世を去りました。天才は長生きしない。
 
 
梅雨入りと紫陽花


 梅雨入りは、驟雨で始まった。乙女の髪に優しく、たおやかに、絹の如く降ってくれれば、梅雨も愛しいのに。でも一雨毎に、公園の紫陽花が映えてゆく。純白、赤紫、濃紺…見頃はこれからですよ。

 私が愛する紫陽花の詩。

三好達治「乳母車」

母よー
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花いろのふるなり
はてしなき並樹のかげを
そうそうと風のふくなり




街角の紫陽花(8日、小雨)


藤原祭りのチラシ


藤原会長と後援会のメンバーと。
会長、ピンクのブレザーがお似合いです。



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