「クラッシュ」を見た!/此の世は八百長で回る/他
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■「クラッシュ」を見た!
~若きリーダーが革新的な競技に~
~軍師 神村栄一の存在~
■此の世は八百長で回る
~真っ当なものはなにもない~
■我が厨房奮戦記
~カキフライに豚汁、とんかつ~
■シャンソン「枯葉」の季節
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「クラッシュ」を見た!
キックボクシングの「クラッシュ」を観戦した。DTSジム田中誠一会長からの御招待、リングサイドで観戦した。後楽園ホールの会場に入ってみて驚いた。全席満席ではないか。格闘技団体が乱立して、各団体とも集客に苦労している。それが満員の熱気、キックが変化して、進化していると久方ぶりに足を運んで肌で感じた。
試合が始まって得心した。第1試合から最終メーンイベントまで、全部3分3R、実にテンポが宜しい。次から次に試合が歯切れよく入れ替わるので、見る側(私)にとっては退屈しない。3Rとフアイト時間が短い分選手たちはスタミナを心配しないで、試合開始からスパートを掛け蹴撃する。だから面白い。
これはキックボクシングの「ファーストフード」ではないのか。ふと思った。お客さんが、早く見たい対戦を躊躇なく提供する…いわば御客のニーズに応えている、時代と共に格闘技は変化してかまわない。御客が見たくないものを延々と見せる、よって客離れが起こる。それでは発展のしようがない。こんな閉塞状態をクラッシュは打破したといえる。
一方、MMAのようにピアーにムエタイスタイルを突き求める団体があっても正しい。キックの多様化は時代の流れ、そこでいずれの団体が生き残るかだ。兎に角、流行のアーチストのライブを見るような弾ける熱気のクラッシュ。観客に若い女性が多いのに少々驚き。
~若きリーダーが革新的な競技に~
このクラッシュを統括するのは、長年全日本のオールジャパンでリングアナウンサーとして活躍してきた宮田充氏。彼の若い情熱と感覚がオール3Rという革新的なスタイルを生み出したといえる。プロモーターに彼のような若きリーダーが出現したことは心強い。創造と革新、なにごともその心意気がないと格闘技といえども生き残れない。蛇は脱皮し続けなければ生き残れないの喩えあり。
なんでも12月14日の今年のクラッシュ最終戦のチケットは、売り出し即日完売だそうである。こんな話を聞くと我がことのように嬉しい。私のルーツはキックボクシングに有り!来春1月4日(後楽園ホール)も興行があるそうだけら是非見て欲しい。
キックを盛んにすためには何をすべきか。観客を飽きさせないで楽しませるにはどうしたらいいか。そしてある日、より速く、より面白くの「ファーストフード・キックボクシング」に行きついたと私は短絡的に想像するが、クラッシュの新しい姿、この新機軸の試み 実はこれを生み出した背景には、プロモーター宮田充を支える軍師の存在も見逃せない。
~軍師・神村栄一の存在~
リング下から眼を光らす神村栄一さんの存在だ。草創期のキックボクシングで協同プロのプロモーターだった御人で、骨の髄まで業界のことなを知り尽くす辣腕家。さしずめキックの黒田官兵衛だ。彼の豊富なキャリアがアドバイスされ、クラッシュのリングに生かされている。私はそんなふうに感じを取った。
神村氏は大山道場(後の極真空手)の四天王の一人だった人。現在は、新空手を主宰している。因みにK-1という名称は彼が興した新空手のK-2、K-3が源。この発想がなかったらK-1は生まれていなかったのではなかろうか。神村栄一とはそんな男である。
TBS=日本系の流れを汲むのが現在隆盛を誇る新日本キックボクシング協会なら、NTV+テレ東の全日本系の流れを受け継ぐのがクラッシュ。これがいまのキック界の二大潮流だろう。切磋琢磨して両団体はキックを盛り上げて欲しい。最後に試合の寸評を少し。
最後に試合の苦言を少し。石川直生と神戸翔太のメインの試合。石川君の噂を耳にして期待したのだが落胆。石川はタテにぴょんぴょんと跳ねるフットワーク、地に足が着いていない動きで、バランスを再三崩した。そして神戸のローキック、それに続くストレートをもらって、反撃できず。
結果は2-0の判定で敗れた。私は例え神戸が石川に勝てなくても伸広という点で神戸の将来性を買った。基本的なフットワークを石川は身に着けるべきである。それが出来たときに初めて彼の得意とする飛び膝蹴りも生きる。石川は才能を秘めた選手だけに期待したい。全般にクラッシュのレベルは高く見応えがありました。田中会長(本職は江戸川区船堀の田中歯科クリニックの歯科医師)、御招待有難うございました
此の世は八百長で回る
食の偽装問題は際限ない。阪急阪神ホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪に始まったメニュー表示と異なる偽装表示問提題は、大手のデパートにも広がりをみせ高島屋では直営の「フォション」が”車海老のテリーヌ”と表示されたものが実はブラックタイガーだったとか、伊勢丹三越、大丸松坂屋、西武そごう、小田急と挙げれば切がない。ホテルも軒並み。まさしく日本は偽装、八百長列島だ。
高級なステーキには、牛脂が混入されて(シェラトン都ホテル大阪)フレッシュジュースが実は只の瓶詰のものだった(リッツ・カールトン大阪)…いやはや、これって完全に八百長だよ~。皆で遣れば怖くないか。
宅配業者の大手ヤマトは、クール宅急便が聞いてあきれる。真夏に冷凍庫は開けっ放しで作業、そればかりか荷物が溢れて冷凍保存であるべきものが、炎天下に置きっぱなしであったとか。日本郵便のチルドも同じような情況だった。
楽天のネット販売も優勝記念のバーゲンセールで不当表示が1000点に上るという。「シュークリーム10個通常12000円の定価ものが、77%(星野監督の背番号)割引の2600円」流石に消費者からおかしいとクレームがついた。八百長の連鎖は津波の如し。♪騙したあなたが悪いのか、騙された私が悪いのかぁ~
信じる者は救われない!、そうかといえばみずほ銀行は反社会的(暴力団)な者に融資していたのに、役員は見てみぬふりで長年放置していたし、JR北海道は杜撰な管理で事故が多発している。これも書類上は万全な点検致しました、と上司には報告されていることだろう。
原子力発電ほど安くクリーンで、安全な電力もないと喧伝してきたのは為政者だったり象牙の塔のエライ学者さん。それがどうだ、安上がりどころか恐ろしい事故が現実になり、いまでも汚染水がドンドン海に流れだしている。
賠償金や事故の後始末のために東電はもはや瀕死の状態だ。集めた汚染土壌は行く宛もなく野ざらし、福島の廃墟に決まった原子炉の始末に、今後どれくらいお金が掛るのか見通しすらたたない。核のゴミも貯蔵受入場所が見つからず彷徨う。これが安心安全安上がりの現実である。その挙句国民は原発事故のつけを電気料金に今後際限なく上乗せされるのだ。で、てっきり赤字会社かと思ったら今期1500億の黒字だという。
これって八百長だろう。
~真っ当なものはなにもない~
こう見てくると、まっとうなものなど存在しない。産地直送などと宣伝しているのも疑ってかかった方がいい。それにしてもこうした事実が発覚したあとの役員の会見も客を舐めきったものだ。「飲食メニュー表示に対する認識が甘く、管理ができていなかった」(高島屋の増山裕常務=朝日新聞から)
車海老をブラックタイガーで代用していたのに、認識が甘かったで済まされまい。これなど明らかな詐欺だ。森功著「大阪府警暴力団担当刑事ー「祝井十吾」の事件簿を読んでいたら面白い文章があった。
「暴力団の組長の申告は押しなべて、600万位です。可笑しいでしょうこれ。高級外車に乗り高価時計を身に着けて、高級クラブや飲食店で豪遊してるのに」と元刑事はいう。でも国税はそこには手を触れたがらないというのだ。恐いからだろうと。見て見ないふりの国税はやっぱり八百長か。
アメリカの情報局(CIA)が同盟国ドイツのメルケル首相の携帯電話を長年に渡り盗聴していたとのニュースも驚いた。この盗聴事件も各国の要人にもやっていたと、次々に露見している。メルケル首相にしてみれば信頼するアメリカが何故?と納得できないだろう。さしずめ我が家内の携帯を私が盗聴するようなものだ。信頼を装い、そして裏切る。まさに八百長。この世は真っ暗闇でござんせんか。
♪回る 回る 世界は回る 嘘と八百長の 世界が回る~(中島みゆき、「時代」の節で)
我が厨房奮戦記
家内が元勤めていた商社の書類整理に11月から駆り出されて行くことになり帰宅が遅くなった。そこで私が夕食当番と相成った。疲れ切って帰宅して、それから夕飯の支度じゃ可愛そうだ、と一肌脱いだ訳。
7日がことはじめで、この夜はカキフライと野菜炒めを作った。先ず材料をスパーから買い出すところからスタート。それからパソコンからレシピを取り出す。便利な世の中になった。カキをボールに入れて塩水でそっとかき混ぜながら洗う、かなるほど。もっぱら食べる側だったのでこんな手順があることに新鮮な感じを覚えた。
カキをざるに上げて水を切り、一つづつ手に取ってキッチンペーパーで水気を完全に拭き取る…ふ~ん、ふ~ん。それが済んだら小麦粉、パン粉、溶き卵を用意、レシピ通りに衣を付け180度に熱した油で揚げると黄金色の上げ色がついたカキフライが出来上がり。初体験の本格料理の完成である。初回にしては自分ながら合格点。
野菜炒めも、モヤシを丁寧に洗い芽の処を1本1本取り除く、根気のいる作業でまっこと料理とは手間暇かかるものよと実感。キャベツと豚バラを放り込んで炒めたら、それで終わり。隠し味にみりんと、ガラスープ、塩少々を入れた。これもレシピに沿って。家内はお世辞だろうが「本格的な味です」と褒めた。
~カキフライに豚汁、とんかつ~
翌8日は、豚汁にとんかつ、プラス京野菜のトウガンを焼いたもの。それに朝畑で取ったピーマン(千切りにして、醤油と辣油少々かけたもの)とお新香。
豚汁は具が多いので買い出しにまごついた。ゴボウの笹切り、ニンジンと大根の扇切は難なくできた。失敗したのは里芋を予めお湯を通して柔らかくして置かなかったこと。出来上がって硬さがあった。
豚バラ、油揚げ、豆腐、葱に先のゴボウ、ニンジン、大根、里芋、コンニャクが入り、鍋にサラダ油を大匙1杯入れよく炒め、水を注ぎ、醤油、ガラスープ、ゴマ油などで味を付けした。濃厚な味で寒い夜には最高でした。具沢山の豚汁は夫婦で余るほどできました。明日昼煮込みうどんにして食べよ。80点也。
とんかつは肉を頑丈なコップの底で叩き肉を柔らかくのばして、包丁で筋切りを入れ、キッチンペーパーで水分を拭き取ることから始まった。 その後塩、こしょうを振り掛け下準備完了。
小麦粉を丹念につけさらに溶き卵を巻き付け、パン粉をタップリ付け揚げる。サクサクとした触感に思わず「美味い」と自画自賛。自分の食べているものがどのような過程で出来上がるのか、それを知っただけも我が厨房奮戦記は、価値がありました。苦あり、されど楽しでした。
それにしても毎日、お母さん方の食事の支度、遣ってみて御苦労が身に沁みました。今月一杯は「主夫業」です。次は何を料理しようか。
シャンソン「枯葉」の季節
♪しずかな しずかな 里の秋
おせどに きのみが おちる頃
上の唱歌は「里の秋」だが、いまの季節にぴったり。風のある日は、木の葉が雨のように頭上に降りかかる。そして落ちた枯葉は、からからとまるで木琴楽器を鳴らすような音を奏で地上を這う。みるまに歩道は枯葉のカーペットになる。晩秋の黄昏は、オジサンの心も何故か深沈になる…。
シャンソンではイヴ・モンタン唄う「枯葉」の詩(詞)がとてもいい。抜粋して紹介したい。(一小節省く) 歌詞日本語訳:壺斎散人。
「枯葉」
枯葉が風で吹きだまってたのを
ぼくは覚えているよ
枯葉が風に吹かれて舞ってた
思いでも そして後悔も
北風が吹きすさぶ
忘却の冷たい夜に
ぼくは忘れはしない
君の歌ったシャンソンを
その歌は ぼくらを歌う
二人の愛の日々を
二人で暮らした日々
愛し合い 愛され合い
でもその愛を時が引き裂く
ゆるやかに 音も立てずに
砂浜についた足跡を
波が消してしまうように
オジサンの心を深沈とさせる枯葉の季節


後楽園ホールで開催された「クラッシュ」の様子

大山道場の四天王の一人神村氏と

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■「クラッシュ」を見た!
~若きリーダーが革新的な競技に~
~軍師 神村栄一の存在~
■此の世は八百長で回る
~真っ当なものはなにもない~
■我が厨房奮戦記
~カキフライに豚汁、とんかつ~
■シャンソン「枯葉」の季節
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「クラッシュ」を見た!
キックボクシングの「クラッシュ」を観戦した。DTSジム田中誠一会長からの御招待、リングサイドで観戦した。後楽園ホールの会場に入ってみて驚いた。全席満席ではないか。格闘技団体が乱立して、各団体とも集客に苦労している。それが満員の熱気、キックが変化して、進化していると久方ぶりに足を運んで肌で感じた。
試合が始まって得心した。第1試合から最終メーンイベントまで、全部3分3R、実にテンポが宜しい。次から次に試合が歯切れよく入れ替わるので、見る側(私)にとっては退屈しない。3Rとフアイト時間が短い分選手たちはスタミナを心配しないで、試合開始からスパートを掛け蹴撃する。だから面白い。
これはキックボクシングの「ファーストフード」ではないのか。ふと思った。お客さんが、早く見たい対戦を躊躇なく提供する…いわば御客のニーズに応えている、時代と共に格闘技は変化してかまわない。御客が見たくないものを延々と見せる、よって客離れが起こる。それでは発展のしようがない。こんな閉塞状態をクラッシュは打破したといえる。
一方、MMAのようにピアーにムエタイスタイルを突き求める団体があっても正しい。キックの多様化は時代の流れ、そこでいずれの団体が生き残るかだ。兎に角、流行のアーチストのライブを見るような弾ける熱気のクラッシュ。観客に若い女性が多いのに少々驚き。
~若きリーダーが革新的な競技に~
このクラッシュを統括するのは、長年全日本のオールジャパンでリングアナウンサーとして活躍してきた宮田充氏。彼の若い情熱と感覚がオール3Rという革新的なスタイルを生み出したといえる。プロモーターに彼のような若きリーダーが出現したことは心強い。創造と革新、なにごともその心意気がないと格闘技といえども生き残れない。蛇は脱皮し続けなければ生き残れないの喩えあり。
なんでも12月14日の今年のクラッシュ最終戦のチケットは、売り出し即日完売だそうである。こんな話を聞くと我がことのように嬉しい。私のルーツはキックボクシングに有り!来春1月4日(後楽園ホール)も興行があるそうだけら是非見て欲しい。
キックを盛んにすためには何をすべきか。観客を飽きさせないで楽しませるにはどうしたらいいか。そしてある日、より速く、より面白くの「ファーストフード・キックボクシング」に行きついたと私は短絡的に想像するが、クラッシュの新しい姿、この新機軸の試み 実はこれを生み出した背景には、プロモーター宮田充を支える軍師の存在も見逃せない。
~軍師・神村栄一の存在~
リング下から眼を光らす神村栄一さんの存在だ。草創期のキックボクシングで協同プロのプロモーターだった御人で、骨の髄まで業界のことなを知り尽くす辣腕家。さしずめキックの黒田官兵衛だ。彼の豊富なキャリアがアドバイスされ、クラッシュのリングに生かされている。私はそんなふうに感じを取った。
神村氏は大山道場(後の極真空手)の四天王の一人だった人。現在は、新空手を主宰している。因みにK-1という名称は彼が興した新空手のK-2、K-3が源。この発想がなかったらK-1は生まれていなかったのではなかろうか。神村栄一とはそんな男である。
TBS=日本系の流れを汲むのが現在隆盛を誇る新日本キックボクシング協会なら、NTV+テレ東の全日本系の流れを受け継ぐのがクラッシュ。これがいまのキック界の二大潮流だろう。切磋琢磨して両団体はキックを盛り上げて欲しい。最後に試合の寸評を少し。
最後に試合の苦言を少し。石川直生と神戸翔太のメインの試合。石川君の噂を耳にして期待したのだが落胆。石川はタテにぴょんぴょんと跳ねるフットワーク、地に足が着いていない動きで、バランスを再三崩した。そして神戸のローキック、それに続くストレートをもらって、反撃できず。
結果は2-0の判定で敗れた。私は例え神戸が石川に勝てなくても伸広という点で神戸の将来性を買った。基本的なフットワークを石川は身に着けるべきである。それが出来たときに初めて彼の得意とする飛び膝蹴りも生きる。石川は才能を秘めた選手だけに期待したい。全般にクラッシュのレベルは高く見応えがありました。田中会長(本職は江戸川区船堀の田中歯科クリニックの歯科医師)、御招待有難うございました
此の世は八百長で回る
食の偽装問題は際限ない。阪急阪神ホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪に始まったメニュー表示と異なる偽装表示問提題は、大手のデパートにも広がりをみせ高島屋では直営の「フォション」が”車海老のテリーヌ”と表示されたものが実はブラックタイガーだったとか、伊勢丹三越、大丸松坂屋、西武そごう、小田急と挙げれば切がない。ホテルも軒並み。まさしく日本は偽装、八百長列島だ。
高級なステーキには、牛脂が混入されて(シェラトン都ホテル大阪)フレッシュジュースが実は只の瓶詰のものだった(リッツ・カールトン大阪)…いやはや、これって完全に八百長だよ~。皆で遣れば怖くないか。
宅配業者の大手ヤマトは、クール宅急便が聞いてあきれる。真夏に冷凍庫は開けっ放しで作業、そればかりか荷物が溢れて冷凍保存であるべきものが、炎天下に置きっぱなしであったとか。日本郵便のチルドも同じような情況だった。
楽天のネット販売も優勝記念のバーゲンセールで不当表示が1000点に上るという。「シュークリーム10個通常12000円の定価ものが、77%(星野監督の背番号)割引の2600円」流石に消費者からおかしいとクレームがついた。八百長の連鎖は津波の如し。♪騙したあなたが悪いのか、騙された私が悪いのかぁ~
信じる者は救われない!、そうかといえばみずほ銀行は反社会的(暴力団)な者に融資していたのに、役員は見てみぬふりで長年放置していたし、JR北海道は杜撰な管理で事故が多発している。これも書類上は万全な点検致しました、と上司には報告されていることだろう。
原子力発電ほど安くクリーンで、安全な電力もないと喧伝してきたのは為政者だったり象牙の塔のエライ学者さん。それがどうだ、安上がりどころか恐ろしい事故が現実になり、いまでも汚染水がドンドン海に流れだしている。
賠償金や事故の後始末のために東電はもはや瀕死の状態だ。集めた汚染土壌は行く宛もなく野ざらし、福島の廃墟に決まった原子炉の始末に、今後どれくらいお金が掛るのか見通しすらたたない。核のゴミも貯蔵受入場所が見つからず彷徨う。これが安心安全安上がりの現実である。その挙句国民は原発事故のつけを電気料金に今後際限なく上乗せされるのだ。で、てっきり赤字会社かと思ったら今期1500億の黒字だという。
これって八百長だろう。
~真っ当なものはなにもない~
こう見てくると、まっとうなものなど存在しない。産地直送などと宣伝しているのも疑ってかかった方がいい。それにしてもこうした事実が発覚したあとの役員の会見も客を舐めきったものだ。「飲食メニュー表示に対する認識が甘く、管理ができていなかった」(高島屋の増山裕常務=朝日新聞から)
車海老をブラックタイガーで代用していたのに、認識が甘かったで済まされまい。これなど明らかな詐欺だ。森功著「大阪府警暴力団担当刑事ー「祝井十吾」の事件簿を読んでいたら面白い文章があった。
「暴力団の組長の申告は押しなべて、600万位です。可笑しいでしょうこれ。高級外車に乗り高価時計を身に着けて、高級クラブや飲食店で豪遊してるのに」と元刑事はいう。でも国税はそこには手を触れたがらないというのだ。恐いからだろうと。見て見ないふりの国税はやっぱり八百長か。
アメリカの情報局(CIA)が同盟国ドイツのメルケル首相の携帯電話を長年に渡り盗聴していたとのニュースも驚いた。この盗聴事件も各国の要人にもやっていたと、次々に露見している。メルケル首相にしてみれば信頼するアメリカが何故?と納得できないだろう。さしずめ我が家内の携帯を私が盗聴するようなものだ。信頼を装い、そして裏切る。まさに八百長。この世は真っ暗闇でござんせんか。
♪回る 回る 世界は回る 嘘と八百長の 世界が回る~(中島みゆき、「時代」の節で)
我が厨房奮戦記
家内が元勤めていた商社の書類整理に11月から駆り出されて行くことになり帰宅が遅くなった。そこで私が夕食当番と相成った。疲れ切って帰宅して、それから夕飯の支度じゃ可愛そうだ、と一肌脱いだ訳。
7日がことはじめで、この夜はカキフライと野菜炒めを作った。先ず材料をスパーから買い出すところからスタート。それからパソコンからレシピを取り出す。便利な世の中になった。カキをボールに入れて塩水でそっとかき混ぜながら洗う、かなるほど。もっぱら食べる側だったのでこんな手順があることに新鮮な感じを覚えた。
カキをざるに上げて水を切り、一つづつ手に取ってキッチンペーパーで水気を完全に拭き取る…ふ~ん、ふ~ん。それが済んだら小麦粉、パン粉、溶き卵を用意、レシピ通りに衣を付け180度に熱した油で揚げると黄金色の上げ色がついたカキフライが出来上がり。初体験の本格料理の完成である。初回にしては自分ながら合格点。
野菜炒めも、モヤシを丁寧に洗い芽の処を1本1本取り除く、根気のいる作業でまっこと料理とは手間暇かかるものよと実感。キャベツと豚バラを放り込んで炒めたら、それで終わり。隠し味にみりんと、ガラスープ、塩少々を入れた。これもレシピに沿って。家内はお世辞だろうが「本格的な味です」と褒めた。
~カキフライに豚汁、とんかつ~
翌8日は、豚汁にとんかつ、プラス京野菜のトウガンを焼いたもの。それに朝畑で取ったピーマン(千切りにして、醤油と辣油少々かけたもの)とお新香。
豚汁は具が多いので買い出しにまごついた。ゴボウの笹切り、ニンジンと大根の扇切は難なくできた。失敗したのは里芋を予めお湯を通して柔らかくして置かなかったこと。出来上がって硬さがあった。
豚バラ、油揚げ、豆腐、葱に先のゴボウ、ニンジン、大根、里芋、コンニャクが入り、鍋にサラダ油を大匙1杯入れよく炒め、水を注ぎ、醤油、ガラスープ、ゴマ油などで味を付けした。濃厚な味で寒い夜には最高でした。具沢山の豚汁は夫婦で余るほどできました。明日昼煮込みうどんにして食べよ。80点也。
とんかつは肉を頑丈なコップの底で叩き肉を柔らかくのばして、包丁で筋切りを入れ、キッチンペーパーで水分を拭き取ることから始まった。 その後塩、こしょうを振り掛け下準備完了。
小麦粉を丹念につけさらに溶き卵を巻き付け、パン粉をタップリ付け揚げる。サクサクとした触感に思わず「美味い」と自画自賛。自分の食べているものがどのような過程で出来上がるのか、それを知っただけも我が厨房奮戦記は、価値がありました。苦あり、されど楽しでした。
それにしても毎日、お母さん方の食事の支度、遣ってみて御苦労が身に沁みました。今月一杯は「主夫業」です。次は何を料理しようか。
シャンソン「枯葉」の季節
♪しずかな しずかな 里の秋
おせどに きのみが おちる頃
上の唱歌は「里の秋」だが、いまの季節にぴったり。風のある日は、木の葉が雨のように頭上に降りかかる。そして落ちた枯葉は、からからとまるで木琴楽器を鳴らすような音を奏で地上を這う。みるまに歩道は枯葉のカーペットになる。晩秋の黄昏は、オジサンの心も何故か深沈になる…。
シャンソンではイヴ・モンタン唄う「枯葉」の詩(詞)がとてもいい。抜粋して紹介したい。(一小節省く) 歌詞日本語訳:壺斎散人。
「枯葉」
枯葉が風で吹きだまってたのを
ぼくは覚えているよ
枯葉が風に吹かれて舞ってた
思いでも そして後悔も
北風が吹きすさぶ
忘却の冷たい夜に
ぼくは忘れはしない
君の歌ったシャンソンを
その歌は ぼくらを歌う
二人の愛の日々を
二人で暮らした日々
愛し合い 愛され合い
でもその愛を時が引き裂く
ゆるやかに 音も立てずに
砂浜についた足跡を
波が消してしまうように
オジサンの心を深沈とさせる枯葉の季節


後楽園ホールで開催された「クラッシュ」の様子

大山道場の四天王の一人神村氏と

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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