格闘家よ、将棋棋士羽生善治に学べ!/大山先生&梶原先生墓参り/他
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・格闘家よ、将棋棋士羽生善治に学べ!
~続けることの意味~
~どんなときも焦らず冷静に~
~集中して無駄な思考を省く~
・大山先生&梶原先生墓参り
・早起きの効用
・祭りだワッショイ!
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格闘家よ、将棋棋士羽生善治に学べ!
先般Eテレで指揮者佐渡裕と将棋棋士羽生善治が対談していたのを偶然に途中から見て思わずはっとなった。こんなのあったのかよ~、てなわけで興味津々で眺める。最初は羽生さんが佐渡さんの公演(オペラ)先を訪れ、次は佐渡さんが市ヶ谷の将棋会館を訪れるというもの。
将棋会館では館内を案内したり、佐渡さんに詰将棋を見せたりと終始穏やかな、心和む対談であった。異業種の、しかも世界的な指揮者と天才棋士という顔合わせは、それだけでも魅せられた。再々放送の機会を楽しみしております。私はちょっとばかり羽生ファン(将棋のことは分からない)でありますから、言うこと、為すことに興味があるのです。
次の言葉は「才能とは続けられること」~強さの原点~(PHP)
以下は羽生さんがその中で語っているもので、特に印象深いものを抜粋さて頂きました。25才で前人未到の七冠(王将位、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王)を制した男の珠玉の言霊(ことだま)であります。羽生棋士の強さの秘密が言葉の中に隠されているような気がいたします。将棋の駒の音が「音受け」にこだまして、耳に届くような快感を覚えます。
~続けることの意味~
「パッとひらめくこと、たくさん手が読めることは一つの才能ですが、地道に、確実に、一歩一歩前へ進み続けられることは、何よりの才能ではないかと思います。」
注:全く同じことを格闘技のカリスマ、私が尊敬してやまない新格闘術総帥・黒崎健時先生が仰っているのが興味深い。「目標に何処まで集中できるか、その執念が才能である」(必死の力、必死の心=日本スポーツ出版社絶版)
秀でた勝負師は、軌を一にする。
~どんなときも焦らず冷静に~
「では勝敗を決める差は何かと言えば、精神力が大きいのではないかと思います。重要な局面になればなるほど、精神力が勝敗を左右する。人間には二通りの考えがあると思うのです。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間です。」
「将棋の対局にピンチはつきもので、頭の中で考えている90パーセントは自分にとって不利な局面です。 そうしたときは自分のペースを守ることに神経を集中させます。たとえ不利な局面でも、あまり落胆せず淡々と指していく。ここが勝負のツボを見え出すポイントで、逆転に必要な直感やひらめきを導きだす道筋となるのではないかと思っています。」
~集中して無駄な思考を省く~
「将棋には、ここだ!という勝負どころが必ずあります。その時、その場面で、いかにに集中力を発揮できるかが重要です。」
どうです?格闘技を遣ってる方ならば、思い当たるはずです。どうぞ羽生さんの著書を読んで下さい。役立つはずです。ああ、そうだ、中4日の対局がいいとも言っている、これって大リーグの投手起用法と同じです。何だか嬉しくなってしまいました。
私がいま読んでいるのは「決断力」(顏川書店・ONEテーマ21)、羽生さんという御人は、読書量も相当なものと推察する。将棋の修羅場を潜り抜けてきた経験に、豊かな知識で肉付けして読者に伝えているから説得力がある。
考えてみれば、将棋は疑似戦闘である。縦36㌢、横33㌢の盤上は無限大の戦場、壮烈な白兵戦、真剣勝負を展開しているわけですから、面白いのは至極当然だ。最後に「決断力」の一節を紹介してこの項を結びとしたい。
「かなり危険だと判断しても、私は踏み込んで決断する方だと思う。
見た目にはかなり危険でも、読み切っていれば怖くはない。将棋では、自分から踏み込むことは、勝負を決める大きな要素である。」
「私は将棋の醍醐味はそいうところだと思っている。戦って、こちらも傷を負うけれど、結果として僅かに勝っていればいいのだと…。」
いずれの言葉も戦場を駆け抜けてきた武将そのものです。私の人生にとっても、大いに参考になります。私が彼の著書を愛読するこれが所以である。格闘家に特にお勧めします。格闘家よ、羽生善治に学べ!
早起きの効用
朝のラジオ体操にはもってこいの季節が遣って来た。少しひんやりとして気持ち爽快。これからラジオ体操を始めたいと思っている方がいたら、明日からでも実行したらよい。何故かといえばこれから徐々に気温が下がって行くから、厳冬の季節(1~2月)の丁度よい準備期間となる。私は初めて約5年になるが、その心身の効用たるや計り知れない、
先ず早く起きる習慣が身に付いたこと。4時半に目覚ましを掛けて5時には1日のスタートを切る。夏は真っ直ぐ露地栽培の畑に寄って野菜に水を遣り、収穫してその足で公園に向かう。ラジオ体操は6時25分からで、先ずみんなの体操がある。
30分から本番の体操でぴったり15分。私は公園には6時頃着き一周350㍍のグラウンドを1、2周してから腕立て伏せや腹筋、後ろ歩きなどのストレッチをして、ラジオ体操に備える。終わったら約5分間、ジャングルジムの所で、靴を脱ぎ鉄棒に上がり足踏み。最初は足の裏が針で刺されたような痛みで、忽ち飛び降りたものだ。
いまは何十分遣っても大丈夫になった。足の裏は第二の心臓といわれ確かにこれで鍛えてから足の冷え症も、頻繁に起きたこむら返しも無くなり、ときに1日中足がポッカポッカしている。早朝活動するようになって1日が有効に使えるのが実感する。
朝食が美味い、御通じも軽快。食事のあとには8時半からパソコンにスンナリとに向かえる。NHKFMから流れるクラッシック音楽を聴き朝から仕事ができるなんぞ、何て俺は贅沢なんだと思う。これも健康だからだと、ラジオ体操には感謝している。
「朝が一日を決めるように、幼年時代は人を決める」(ミルトン)
邱永漢は「朝は夜より賢い」~私の体験的ピンチ脱出法~の序説で、「夜考えることは過激すぎるか、悲観的になりがちです。君よ、考え疲れたら、ベットに入りなさい。明日から先のことについては、朝になってから考えてもまだ充分、間に合います」
かように早朝はいいことずくめです、あなたも朝起きの勧めを実行してみては如何ですか。余計なことだ!朝くらいゆっくり寝させろ!とおしかり受ければ、それはそうですね、人それぞれの生き方がおありですから。失礼いたしました。ガチョーン!
大山先生&梶原先生墓参り
23日秋分の日は9時前に家を出て護国寺に向かう。思い立った。梶原一騎先生の篤子夫人には、日頃大変お世話になっている。6月9日の私の格闘技マスコミ45周年パーティにも来て頂いた。また雑誌や遊技機の劇画の権利を幾つか譲っ頂いた。お蔭で弊社は辛うじて生き残ってきた。
そんなわけで梶原先生には海よりも深き借りがある。お墓に御礼を言いにいかねばと常に心に在ったのに実現していなかった。23日にやっと本気になった。護国寺の墓地は広くたまたま上の方から入ったら、目の前が大山倍達総裁の墓石だった。
ここに大山先生のお墓がある事を忘れていたので驚いた。「キミ~、久しぶりじゃないか、俺ん所へも寄っていけよ」とあの何とも言えない笑顔で語りかけてきたように思いた。多分、梶原先生が引き合わせたのだと思う。失礼しました。
大山先生のお墓のあるところから、下って行くと高森家(梶原先生の本名)の墓はある。縁の深い講談社の本社ビルが見える処が、お墓の立地条件だったとは夫人から聞いた。手を合わせて、御礼を言った。まだ墓参者もまばらで、静かな一時だった。何だか私の心も晴れた。大山先生の墓にも結果的に御参りできた。またこよう。
祭りだワッショイ!
代々木八幡宮の恒例の祭りは22,23日の二日間、私は笛や太鼓の音に誘われるように一人で23日の夕方出掛けた。今年も大勢の人で賑わいをみせた。お天気も崩れず、屋台の出店も混雑を極めていた。
夏祭り、そして秋祭りが終わると、何となく今年も足早に暮れがやってくるという感じになる。代々木八幡から初台に出て、阿波踊りをながめて、次は幡ヶ谷下、本町の氷川神社へ向かった。
そこでは奉納のカラオケ大会があって私も駆り出され「ふるさとはいまも変わらず」(新沼謙治)を唄った。初台で少々酒を飲み過ぎて、声が上ずっていた。兎も角私の好きな夏はこうして過ぎ去って行った。
代々木八幡宮の境内に入ってきた神輿

八幡宮の階段横でのスナップ

梶原先生(本名・高森)と大山総裁のお墓


初台の阿波踊り風景

DVD 『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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・格闘家よ、将棋棋士羽生善治に学べ!
~続けることの意味~
~どんなときも焦らず冷静に~
~集中して無駄な思考を省く~
・大山先生&梶原先生墓参り
・早起きの効用
・祭りだワッショイ!
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格闘家よ、将棋棋士羽生善治に学べ!
先般Eテレで指揮者佐渡裕と将棋棋士羽生善治が対談していたのを偶然に途中から見て思わずはっとなった。こんなのあったのかよ~、てなわけで興味津々で眺める。最初は羽生さんが佐渡さんの公演(オペラ)先を訪れ、次は佐渡さんが市ヶ谷の将棋会館を訪れるというもの。
将棋会館では館内を案内したり、佐渡さんに詰将棋を見せたりと終始穏やかな、心和む対談であった。異業種の、しかも世界的な指揮者と天才棋士という顔合わせは、それだけでも魅せられた。再々放送の機会を楽しみしております。私はちょっとばかり羽生ファン(将棋のことは分からない)でありますから、言うこと、為すことに興味があるのです。
次の言葉は「才能とは続けられること」~強さの原点~(PHP)
以下は羽生さんがその中で語っているもので、特に印象深いものを抜粋さて頂きました。25才で前人未到の七冠(王将位、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王)を制した男の珠玉の言霊(ことだま)であります。羽生棋士の強さの秘密が言葉の中に隠されているような気がいたします。将棋の駒の音が「音受け」にこだまして、耳に届くような快感を覚えます。
~続けることの意味~
「パッとひらめくこと、たくさん手が読めることは一つの才能ですが、地道に、確実に、一歩一歩前へ進み続けられることは、何よりの才能ではないかと思います。」
注:全く同じことを格闘技のカリスマ、私が尊敬してやまない新格闘術総帥・黒崎健時先生が仰っているのが興味深い。「目標に何処まで集中できるか、その執念が才能である」(必死の力、必死の心=日本スポーツ出版社絶版)
秀でた勝負師は、軌を一にする。
~どんなときも焦らず冷静に~
「では勝敗を決める差は何かと言えば、精神力が大きいのではないかと思います。重要な局面になればなるほど、精神力が勝敗を左右する。人間には二通りの考えがあると思うのです。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間です。」
「将棋の対局にピンチはつきもので、頭の中で考えている90パーセントは自分にとって不利な局面です。 そうしたときは自分のペースを守ることに神経を集中させます。たとえ不利な局面でも、あまり落胆せず淡々と指していく。ここが勝負のツボを見え出すポイントで、逆転に必要な直感やひらめきを導きだす道筋となるのではないかと思っています。」
~集中して無駄な思考を省く~
「将棋には、ここだ!という勝負どころが必ずあります。その時、その場面で、いかにに集中力を発揮できるかが重要です。」
どうです?格闘技を遣ってる方ならば、思い当たるはずです。どうぞ羽生さんの著書を読んで下さい。役立つはずです。ああ、そうだ、中4日の対局がいいとも言っている、これって大リーグの投手起用法と同じです。何だか嬉しくなってしまいました。
私がいま読んでいるのは「決断力」(顏川書店・ONEテーマ21)、羽生さんという御人は、読書量も相当なものと推察する。将棋の修羅場を潜り抜けてきた経験に、豊かな知識で肉付けして読者に伝えているから説得力がある。
考えてみれば、将棋は疑似戦闘である。縦36㌢、横33㌢の盤上は無限大の戦場、壮烈な白兵戦、真剣勝負を展開しているわけですから、面白いのは至極当然だ。最後に「決断力」の一節を紹介してこの項を結びとしたい。
「かなり危険だと判断しても、私は踏み込んで決断する方だと思う。
見た目にはかなり危険でも、読み切っていれば怖くはない。将棋では、自分から踏み込むことは、勝負を決める大きな要素である。」
「私は将棋の醍醐味はそいうところだと思っている。戦って、こちらも傷を負うけれど、結果として僅かに勝っていればいいのだと…。」
いずれの言葉も戦場を駆け抜けてきた武将そのものです。私の人生にとっても、大いに参考になります。私が彼の著書を愛読するこれが所以である。格闘家に特にお勧めします。格闘家よ、羽生善治に学べ!
早起きの効用
朝のラジオ体操にはもってこいの季節が遣って来た。少しひんやりとして気持ち爽快。これからラジオ体操を始めたいと思っている方がいたら、明日からでも実行したらよい。何故かといえばこれから徐々に気温が下がって行くから、厳冬の季節(1~2月)の丁度よい準備期間となる。私は初めて約5年になるが、その心身の効用たるや計り知れない、
先ず早く起きる習慣が身に付いたこと。4時半に目覚ましを掛けて5時には1日のスタートを切る。夏は真っ直ぐ露地栽培の畑に寄って野菜に水を遣り、収穫してその足で公園に向かう。ラジオ体操は6時25分からで、先ずみんなの体操がある。
30分から本番の体操でぴったり15分。私は公園には6時頃着き一周350㍍のグラウンドを1、2周してから腕立て伏せや腹筋、後ろ歩きなどのストレッチをして、ラジオ体操に備える。終わったら約5分間、ジャングルジムの所で、靴を脱ぎ鉄棒に上がり足踏み。最初は足の裏が針で刺されたような痛みで、忽ち飛び降りたものだ。
いまは何十分遣っても大丈夫になった。足の裏は第二の心臓といわれ確かにこれで鍛えてから足の冷え症も、頻繁に起きたこむら返しも無くなり、ときに1日中足がポッカポッカしている。早朝活動するようになって1日が有効に使えるのが実感する。
朝食が美味い、御通じも軽快。食事のあとには8時半からパソコンにスンナリとに向かえる。NHKFMから流れるクラッシック音楽を聴き朝から仕事ができるなんぞ、何て俺は贅沢なんだと思う。これも健康だからだと、ラジオ体操には感謝している。
「朝が一日を決めるように、幼年時代は人を決める」(ミルトン)
邱永漢は「朝は夜より賢い」~私の体験的ピンチ脱出法~の序説で、「夜考えることは過激すぎるか、悲観的になりがちです。君よ、考え疲れたら、ベットに入りなさい。明日から先のことについては、朝になってから考えてもまだ充分、間に合います」
かように早朝はいいことずくめです、あなたも朝起きの勧めを実行してみては如何ですか。余計なことだ!朝くらいゆっくり寝させろ!とおしかり受ければ、それはそうですね、人それぞれの生き方がおありですから。失礼いたしました。ガチョーン!
大山先生&梶原先生墓参り
23日秋分の日は9時前に家を出て護国寺に向かう。思い立った。梶原一騎先生の篤子夫人には、日頃大変お世話になっている。6月9日の私の格闘技マスコミ45周年パーティにも来て頂いた。また雑誌や遊技機の劇画の権利を幾つか譲っ頂いた。お蔭で弊社は辛うじて生き残ってきた。
そんなわけで梶原先生には海よりも深き借りがある。お墓に御礼を言いにいかねばと常に心に在ったのに実現していなかった。23日にやっと本気になった。護国寺の墓地は広くたまたま上の方から入ったら、目の前が大山倍達総裁の墓石だった。
ここに大山先生のお墓がある事を忘れていたので驚いた。「キミ~、久しぶりじゃないか、俺ん所へも寄っていけよ」とあの何とも言えない笑顔で語りかけてきたように思いた。多分、梶原先生が引き合わせたのだと思う。失礼しました。
大山先生のお墓のあるところから、下って行くと高森家(梶原先生の本名)の墓はある。縁の深い講談社の本社ビルが見える処が、お墓の立地条件だったとは夫人から聞いた。手を合わせて、御礼を言った。まだ墓参者もまばらで、静かな一時だった。何だか私の心も晴れた。大山先生の墓にも結果的に御参りできた。またこよう。
祭りだワッショイ!
代々木八幡宮の恒例の祭りは22,23日の二日間、私は笛や太鼓の音に誘われるように一人で23日の夕方出掛けた。今年も大勢の人で賑わいをみせた。お天気も崩れず、屋台の出店も混雑を極めていた。
夏祭り、そして秋祭りが終わると、何となく今年も足早に暮れがやってくるという感じになる。代々木八幡から初台に出て、阿波踊りをながめて、次は幡ヶ谷下、本町の氷川神社へ向かった。
そこでは奉納のカラオケ大会があって私も駆り出され「ふるさとはいまも変わらず」(新沼謙治)を唄った。初台で少々酒を飲み過ぎて、声が上ずっていた。兎も角私の好きな夏はこうして過ぎ去って行った。
代々木八幡宮の境内に入ってきた神輿

八幡宮の階段横でのスナップ

梶原先生(本名・高森)と大山総裁のお墓


初台の阿波踊り風景

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