6/9『黄昏のビギン』佐竹雅昭さんも出演予定/竹内宏介氏の命日/長嶋&松井/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

6/9『黄昏のビギン』佐竹雅昭さんも出演予定/竹内宏介氏の命日/長嶋&松井/他

---------------------------------------------

・長嶋&松井の国民栄誉賞W授賞で感じたこと
・5月3日は竹内宏介氏の命日
・ネモフィラの広大な絨毯
・黄昏のビギンに佐竹雅昭さんも出演予定

---------------------------------------------
舟木昭太郎の日々つれづれ
 
 

長嶋&松井の

国民栄誉賞W授賞で感じたこと

 

 長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞W授賞はある意味政治ショーの色が濃かった。別に御二人の授賞にケチつける気は毛頭ない。長嶋さんに至っては、もらうのが遅すぎるきらいがある。
 
 それでも心に沁みるセレモニーだった。安倍総理が審判までかってはみたが、偉大な二人の野球人の前に「政治」はものの見事に吹っ飛んだ。参議院選挙を前に最大のセールスポイントと睨んだのだろうが。
 
 それにしても不自由な身体(2004年脳梗塞で倒れ今も右半身に麻痺が残る)をおして球場に足を運び堂々たる感謝の挨拶、私は心うたれた。同じ病に苦しむ人々にさぞ勇気を与えたであろう。長嶋さんを生涯の恩師と仰ぐ松井さんの挨拶もこれまた立派であり、純朴な人柄が言葉の節々にあふれていた。御二方とも偉大な野球人というばかりでなくその人間性が国民から慕われる所以だろう。
 
 セレモニーの花束贈呈に出席した衣笠さん、王さんへ尊敬念を込めた松井さんの言葉も印象深かった。私は衣笠さんのように連続試合出場世界記録を成したわけでないし、王さんのようにホームランの世界記録を打ち立てたわけではないのに、このような賞を頂き、申し訳なく思っています、というようなことを述べたように思うが…。
 
 そこにはあくまで謙虚な松井秀喜の姿があった。この謙虚さこそ実は私が松井選手を愛し続けた理由なのである。
 
 彼は続けて、私は日本とアメリカで、素晴らし球団、監督、チームメートに恵まれ、ファンの暖かい声援の中で野球をやってこれた、と感謝した。政治ショーの嫌いはあったが結果的には長嶋さんと松井さんのW国民栄誉賞は、とてもほのぼのとして、心に残るものであった。改めて御二方には、おめでとうございます。
 
 ヤンキースでは7月頃、松井さんの引退試合を予定しているという。日・米の野球ファンに愛された、その人柄をもって私は国民栄誉賞に値する人間であると得心した。これからは恩師長嶋さんの背中を追って進みたい、子供たちに野球の面白さを伝えていきたい…う~ん、その言、いいね。
 
 
5月3日は竹内宏介氏の命日
 
 連休後半の3日はよく晴れた1日になった。この日は”ミスターゴング”竹内宏介氏の命日である。あれから1年、あっという間に過ぎ去った。
長い闘病生活のあとで、65才の生涯を閉じた。
 
 私は9時半に家を出て故人が永眠する調布霊園に着いたのは日差しが強くなってきた11時前。繁子夫人にはお墓参りをさせてもらいます、と事前にお断りの手紙を認めてある。当日も電話を入れたら、丁度御坊さんが来て、自宅で法要の最中であった。
 
 市内に在る墓地は新に開発されたばかりの、交通至便な高校の裏手にある。5月の太陽を浴びて、ミスターゴングの墓石は眩しいほどに日差しを跳ね返していた。竹さん会いにきたよ、と自然に言葉が出た。私はポケットから持参した線香を取り出して。マッチに火を点けた。
 
 泉下で故人はいまのプロレス界をどうみているのだろうか。由緒ある全日本も武藤が離脱して、もはや往時の面影はない、形骸だけの団体になってしまった。全日本プロレス、とりわけG馬場を愛した竹さんにとって、寂しい思いを募らせているでであるまいか…。
 
 墓前に手を合わせ、また来ますと心で呟いて霊園を足早に出ようとしたら、繁子夫人と家族が車で到着した。夫人の墓参が済むのを待つ間、ぼんやりと所在無げに佇み、やがて来るであろう我が身を考えた。あの世と現世、もう境目もグラディーション、怪しくなってきて、お墓をそろそろ買わなくてはと思いを巡らせた。 
 つつじヶ丘まで車で送ってもらい京王線で帰った。
 
 
ネモフィラの広大な絨毯
 
 連休最初の30日は、家内の呼び掛けに応じてまたまた日帰りのバス旅行に出た。黄金週間は都心に限ると前回いったばかりなのに、家内がバス旅行を申し込んでいたのを忘れていた。
 
 新宿を早朝7時にスタートして、目的地国営ひたち海浜公園をバスは目指した。家内が言うのには、ネモフィラ(淡い紫色のスミレのような花)とチューリップ畑を見たいのだと。
 
 幸いこの日は平日で道路は混まずスイスイ行けた。確かに初めて観るネモフィラの丘は、広大で今を盛りに薄紫の絨毯の絶景で、丘の上からは絶えず観光客打ち鳴らす鐘の音が聞こえた。時折パラパラ雨が降る中公園の散策を心行くまで楽しんだ。
 
 チューリップも色とりどりに咲き乱れていた。ひたち海浜公園は予想以上に満足するもので、このあと水戸の偕楽園に回った。偕楽園はつつじが満開で、好文亭などを見学。栃木のしばざくらも見て、夜7時半頃新宿に舞え戻った。
 
 黄金週間のさなかであったが、往復スムーズに流れ疲れもせず無事戻った。慌ただしいバス旅行であったが普段は行かれない土地に行くことができてそれなりに満足した。何よりも私は道中本を読めるのが嬉しい。今回は「医者に殺されない47の心得」(アスコム出版 近藤誠著)を読了して、なるほど医者と薬は用心すべしとつくづく感じた。
 
【教訓】 

黄金週間は谷間の平日、近郊のバス旅行を狙え!
 
 
黄昏のビギンに佐竹雅昭さんも出演予定
 
6月9日(日)に開催される「新間寿・ターザン山本・舟木昭太郎”黄昏のビギン”大感謝祭」の参加者受付が始まりました。予約ですと一般3900円とお得です。(当日4500円)早めにご予約をお願い致します。
 
 尚、マスコミで、夏の参議院選に出馬が取沙汰される注目の佐竹雅昭さん(格闘家)も出演予定です。打撃系の現・元王者が多数参加します。どうぞ御気軽に御参加下さって、僭越ですが、一夜舟木昭太郎の格闘技マスコミ人生45年を共に楽しみたいと存じます。


ネモフィラのじゅうたん(ひたちなか海浜公園)

舟木昭太郎の日々つれづれ

 

外人観光客の着物姿

舟木昭太郎の日々つれづれ

 

色とりどりに咲き乱れるチューリップ

舟木昭太郎の日々つれづれ
 

DVD 『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
 
Upper Official Siteへ