亀田またもの拙戦/ダルの完全試合未遂/四国漫遊雑感 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

亀田またもの拙戦/ダルの完全試合未遂/四国漫遊雑感

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・ダルの完全試合未遂
・亀田またもの拙戦
・四国漫遊雑感

 ~小豆島旅情~
 ~四万十川、高知の夜~
 ~大歩危峡の流に見惚れる~
 ~道後温泉、からくり時計、坊ちゃん電車~

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ダルの完全試合未遂
 
 今年のダルビッシュは、スケールが大きくなってサイヤング賞も夢ではないぞ。3日(現地2日)のアストロズ戦で9回2死まで全打者を封じていながらあと一人の所でヒットを打たれ完全試合を逃した。やっぱり残念、それでも偉業に変わらないよ、ダル君!
 
 完全試合は多分に運も味方してくれないと達成できない。野手の攻守も絶対条件である。安打は勿論、四死球、失策もダメで、バッターが9回まで27打席巡ってくる打者を全部押さえなければならない。
 
 MLB(メジャリーグ)の長い歴史でも完全試合を成し遂げた投手は、ランディ・ジョンソンら23人しかいない。最近では2012年8月15日マリナーズのヘルナンデスで1-0でレイズを抑え込んだ試合。奇跡の試合と称されるのも頷ける。
 
 さて完全試合は未遂に帰したダルだが、去年1年のMLBの経験からはかりしれぬものを学び取ったようだ。投球フォームがゆったりして、自信に満ちている姿が見受けられる。雰囲気になれたという事だろう。8日は5回で右手薬指を痛め降板したが3点を失ったものの強力エンゼルス打線を要所では押さえた。早くも2勝目。昨季16勝9敗の成績、今季は20勝に手が届く活躍が見られるかも知れない。頼もしや。
 
  
亀田またもの拙戦
 
 7日のWBA世界バンタム級世界戦、王者亀田興毅(亀田)VS挑戦者同級8位タノムンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)の試合は、またも物言いがつく2-1の僅差判定。6度目の防衛も、観戦する者を納得させ得ない内容である。こちらは全然頼もしくない。
 
 これじゃ何度防衛しても歴史に名を残す選手にはなれない。パフォーマンスはいいから、もっと地に足を付けたファイトをしてくれ。敵に「自分が勝っていたと思う。納得できない。」などの捨て台詞をいわれるチャンプであってはならない。奮起また奮起、亀田兄よ懺悔して出直せよ。
 
 現在日本には9人の世界チャンプ(4月8日現在)が存在する。にも関わらず一向にボクシングの人気が浮上しないのは、ファンの目を開かせる血沸き肉躍る試合が少ないからである。もっとも根底には細分化した階級、暫定王者の安売りもある。加えてWBO,IBFを承認して今後世界戦が乱発されるだろうから、試合によっては、世界戦の価値は一段と下がるだろう。嗚呼!我心のボクシングよ、浮上せよ。
  
   
四国漫遊雑感
 
 4月2日(誕生日)から5日まで3泊4日の四国巡りの旅行を楽しんだ。
安価なパック旅行で、駆け足であったが四県のそれぞれ違った顏を垣間見て充足した旅であった。
 
 家内から誕生祝としてプレゼントしてもらったもので、こういう機会がなければ憧れの小豆島へのも、金刀比羅宮の石段を登ることも無かったかもしれない。10時15分に羽田を出発して高知龍馬空港へ、ここからバスで香川に入り金刀比羅宮に御参り。霧雨の降る中、785段を無事上り切った。途中桜が満開で目を楽しませてくれた。靄の中に瀬戸の海は、
隠れていて望めなかったが、登り切った達成感は喩えようがないものだ。人生でやり残していたことを1つ片付けた思いがある。そこで我流の句を一首。
  
金刀比羅や 見上げた桜 脚嗤う
  
 金刀比羅から高松港へ移動、今度はフェリーで小豆島へ。約1時間で草壁港に接岸したのは2日夜7時20分頃。そこからバスでホテルに向かったが、道路は街灯もまばらで、そぼ降る雨の中、夜は始まったばかりという島は既に熟睡しているかのように森閑としていた。映画「二十四の瞳」の憧れの地を踏んだ印象はそんな感じである。因みに金刀比羅町で食べたさぬきうどん(醤油ぶっかけ、温かな)が結局最高に美味かった。
  
 
~小豆島旅情~
 
 翌朝小雨の中をバスは海岸線を走り30分程で「四十四の瞳」の映画村に到着、作家壺井栄の立派な記念館を先ず覗いた。「四十四の瞳」の原稿が完全に揃っていて、物書きの端くれとしてはやはり感激ものだった。その後はやっぱりロケに使われた分教場の教室に入った。オルガンに黒板、小さな机は全く当時のたたずまいのまま残され、小石(おおいし)先生と12人の生徒たちがそこにいるような錯覚を覚えた。
 
 絶えず童謡が流れていやが上にも映画のシーンを甦らせ、しばしその
小さな椅子に腰かけ私は感慨に耽ったものである。懐かしい撮影に使われたボンネットをバスに手を触れて、小石先生を泣いて見送る子供たちの光景も目に浮かんで胸に迫るものがあった。
 
 残念ながら漂泊の俳人・尾崎放哉の記念館のある西光寺には時間がなく行けなかったが、島の光景を直に目にして、彼の寂寞とした心情が何となく分かるような気がした。小豆島はじっくりと滞在したいところである。
  
  
~道後温泉、からくり時計、坊ちゃん電車~
 
 2日目は瀬戸大橋に回り展望台から瀬戸内海の海を360度見渡した。幸い天気は快晴になり、道後温泉では2時過ぎからゆっく市内を見物できた。松山城は市内を一望できる山のてっぺんにあり、市民を慈しむが如く見下ろしていた。道後温泉辺りから見上げるお城の風景は心に沁みるものだった。
 真っ先に正岡子規記念館を訪ね、それから坊ちゃん電車に乗ったら、団体予約がキャンセルされて、我々夫婦のみのさながら貸切で車掌が笑顔で写真を撮ってくれたり恐縮した。松山は文化の薫りが漂う街である。道後温泉、からくり時計、子規、松山城…本当に心安らぐ街である、いいね。
  
  
~四万十川、高知の夜~
 
 3日目は八日市内子護国の町並みが忽然と現れ驚いた。浅黄色と白漆喰で塗り込められた外壁の街並みは整然と並び折からの陽光に映えて素晴らしいものだった。屋根の庇や壁に彫られた鏝絵(こてえ)は見事な作品で、コテのみでかくも繊細な彫り物を作り出した職人技にはただ驚いた。宇和島をあとにして四万十川へ。豊穣な流れの四万十の船クルーズを堪能した。
 
 この夜の泊まり高知は、市内の知人宅を訪ねたが留守で、大吉という居酒屋(添乗員の紹介)に入りカツオの塩叩きを地酒で頂いた。高知の夜は酒場が楽しい。酒場が居並ぶ市場のような所に行ったら、皆祭りの夜のようにワイワイ飲んでいた。
  
  
~大歩危峡の流に見惚れる~
 
 最終日4日目は桂浜の龍馬像の前で記念写真を撮った。像は浜辺ではなく小高い丘に建ち、龍馬の目線は遥か海の彼方を向いていた。天を突くような立派な銅像で、天国の本人はどんな気持ちで眺めているのだろうとちょっぴり気になった。
 
 桂浜から徳島に出て、祖谷のかづら橋を渡り、大歩危峡に移動してコバルトブルーに染まる吉野川の清き流れに見惚れた。剣山大歩危国立公園に指定されているということだが、まさに秘境であった。空の青、水の青よ、永遠なれと祈らずには居られなかった。かくて3泊4日の四国全権の旅路は無事終わった。お蔭様で生涯忘れえぬ旅を体験しました。
 
 
「四国漫遊グラフィティ」

 
金刀比羅宮の石段を上る
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映画「二十四の瞳」の教室
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当時のボンネットバスの前で
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道後温泉
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坊ちゃん電車
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内子の町並み
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四万十川

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剣山大歩危峡の吉野川の清流と鯉のぼり

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