F女史の卒業制作はプロレス/ビル・ゲイツさんのこと/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

F女史の卒業制作はプロレス/ビル・ゲイツさんのこと/他

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・F女史の卒業制作は「プロレス」
・東日本大地震から早2年
・都心の鶯
・腹が立つ話、いい話

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F女史の卒業制作は「プロレス」
  
 9日は初夏の陽気の中、某美術大学へ出掛けた。JRとバスを乗り継いで向かう。同校は初めてなので随分遠い気がした。目的は私の拙いブログを毎週アップして頂くF女史が、同校通信教育課程を目出度く卒業することになって、その卒業制作展でプロレスを題材にした作品を展示するというメールを頂いたからだ。
 
 F女史にはボランティアで手伝ってもらっているから、何をおいても行かねばならぬ。バス停留所で偶然にもF女史の御家族に会う。お兄さんは飲み友達なので直ぐそれと分かった。いいね、家族で祝う卒業展、この時点で、何だか私まで家族みたいな幸せな気分になってしまったのである。
 
 F女史は現在、某企業のデザイナーで、一念発起して大学の門をくぐった努力家である。プロレスが好きでよく後楽園ホールに同行する。それでも、まさか卒業制作のテーマにプロレスを選ぶとは、果たして大丈夫なの?と多少心配もあった。
 
 それがどうして、見て吃驚、迫力満点で、展示スペースの剥きだしのコンクリート壁には15人の国内外レスラーのパネルがずらりと並び、先ずその壮観さに驚いた。F女史自身が描いたレスラーの姿に何とも言えないテイストがあり脱帽しました。心安らぐ文句なしの大作です。プロレスは人の心を癒すことを改めて実感しました。
 
 力を入れて写真を撮りましたが、今後の展示会の都合で今回はお見せできないのが残念。兎に角、家族が言うのも(?)なんですが、飛び抜けてクオリティーの高いものでした。それが証拠に何でも優秀作品に選ばれたそうです。後日、別途大学主催の展示会が開かれるということなので、日時が決まったら御案内いたします。是非ご覧になってください。特にオールドファンにお勧めです。痺れますよ。
  
  
東日本大地震から早2年
  
 東日本大震災からもう2年が過ぎた。あの日は神保町のデザイン事務所にいた。3日後に迫ったNTTFan+用のネット配信するコンテンツの調整に没頭していた。午後2時過ぎにたまたま休憩を取り知人と喫茶店に入り、コーヒーに口を付けたところにグラっと来ました。これはかなり大きいぞと身構えたら店員の女性が叫んだ。「みなさん外へ出てください!」
  
 その声を待たず既に脱兎の如く外へ出たお客は、一様に空を見上げて地震の成り行きを見守っていた。何故空を見上げるのか私は今だ分からない。皆動転していたのでしょう。地震は空からやってくると思っていた様子でした。しかしその時点ではあのような巨大な災害になろうとは想像もできませんでした。ましてや原発事故に繋がるとは。
  
 あの日から2年の時が流れて、いまだ仮設住宅に住む人は35万人、原発事故で自宅に戻れない人は15万人。この現実は他人事と思えない。明日は我が身であることを心せねばならない。で原発は結局のところ推進するという政府の方針。人類は悪魔を手にして、そこから離れなくなってしまった。人間は自然の力に尊大であり過ぎる。将来阿鼻叫喚の世界が待っているとも知らずに。
  
  
都心の鶯

  
 週末、東京は初夏の気候でラジオ体操に行く途中に畠に寄ったら梢で鶯が啼いていた。ホ~ホケキョとしっかりとした音色で朝焼けの空に響いていた。都心で鶯の鳴き声を聞くのは2年ぶりで、また戻って来たかと思うと無性に嬉しくなった。
  
 現在住む処に移った頃は裏に鬱蒼と木々が繁った庭のある旧家があって鶯も尾長鳥も、見たことも無いような渡り鳥などがしばしば見られたが、壊して分譲住宅になってからは、とんと鶯の鳴声も聞かれなくなっていた。
  
 遺産相続などの問題があるかも知れないが、大きな邸宅が切り売りされてしまうのは何となく寂しいものである。環境がガラリと変わってしまう。そういえば、代々木上原の高級住宅地域の大山町に住むユニクロ柳井会長邸も以前は外国人が住んでいて、庭そのものが森林のようであった。土地が売りに出されたとき公園に残せと住民運動があった。
  
 2000坪はあるという、いまはそこに高く分厚いコンクリートの壁を巡らして内部は知る由もないが、ユニクロ王国の主がお住まいになる。ゴルフの防護ネットが塀から突きだしているから、練習場のようだ。いずれにしてもサクセスストーリーのシンボルのような豪邸はいまや地域の名物になっている。いいではないか、金持ちが住んで渋谷区に多額の住民税が落ちるのだから…。
  
  
ビル・ゲイツさんのこと
   
 世界の長者番付に載るくらいだから、それくらいの豪邸は至極当然だろう。元K-1佐竹雅昭さんに伺った話では、国土が広いアメリカでは想像もつかないような広大な邸宅があるらしい。
  
 シアトルに自宅を持つマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツさんの邸宅は、道路に面していて自転車で行けども行けども塀が尽きる事がないそうだ。街の中に牧場があると想像すればいいのだと佐竹さんは言う。そのゲーツさんはお寿司が好きで、日本人経営のすし店にぶらりとジーンズ姿でやってくるらしい。佐竹さんは店で偶然お会いしたというが「とても気さくな人でしたよ」
   
 日本でも私がたまに行くすし店にゲイツさん見えたらしい。で帰り際、箸袋の表に、日本で一番美味しいすしです、といったような文字を書いてサインしたらしいが、親方は気が付かず捨てようとしたところ、御客が、おいおい、あれはビル・ゲイツさんだぜ、世界一のお金持ちの。と言われ始めて気が付いたなんて、エピソードもある。
  
 或るときは車の中で食べるといって、持ち帰ったらしい。忙しい人は気の毒なもんだね、ゆっくり食事もできないなんて。俺なんかタップリ時間があるもんなあ、銭は無いけどよう~てなことを言って庶民は憂さ晴らしするしかないか、熊さんよぉ~。
  
  
腹が立つ話、いい話
 
 次は腹が立った話とちょっといい話で終わりにしよう。近来稀に見て腹が立ったのは、町内にある渋谷区立西原図書館での出来事。半年前に予約した本が二冊、ようとして連絡がないので出掛けて行って「どうなっているの?」と聞いたら、すげなくも「不要になっています」と係の女の子はのたまう。
  
 誰が不要といったのかと聞けば「不要となっていますから」と全然相手にされない。でも2月半ばに入りますからと私は返事をもらいましたけどと私は猛然と食い下がったのですがラチがあきません。あなたではダメだから責任者を出しなさいというと、今度は責任者は居ません、明後日なら居ますとなって憤慨して私は帰ってきました。
  
 指定の日に改めて出掛けると責任者というIさんが現れ、即座に私共が全面的に悪いのですと深々と頭を垂れました。何でも「不要」という言葉は専門用語で、利用者が知る由が無いとの事で身内でミスを犯したことを認めたのです。本は早急にご用意します、ということでしぶしぶ納得した次第なのです。
 
 責任者の潔い態度に得心したが、女性スタッフの誰1人として己の間違いを認めない態度にはいまでも赦し難い気持ちです。間違いは避けられない事、でも間違ったら潔く謝り善後策を講じる事が大事。今回は責任者の態度に救われたという思いがあるが、何となくしっくりしない。区役所も下請けに任せて置かないで、ときに管理体制を十分チエックすべきである。
 
 ちょっといい話は隣家のリフォームを担当している若者の言動が爽やかで、こんな若者がいる日本は捨てたもんじゃないと感心した。顔を合わせると決まってこういう。うるさくて済みませんと。私はお互い様ですから大丈夫、うちも去年遣りました、というのですが今朝もおはようございますと丁寧な挨拶。気配りは人間関係を滑らかに、豊かにするものです。
 
 今回も少々長くなりました、反省です。
 
 
卒業展の作品の前でF女史と
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

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