中井幹雄氏の写真展 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

中井幹雄氏の写真展


舟木昭太郎の日々つれづれ-中井写真展

「ボクシング・ビート」誌の試合世界戦やチャンピオンのポートレートでお馴染みのカメラマン中井幹雄さんの写真展「ベトナムの年輪」(中部高原の少数民族=中央区入船 入船サイト1Fアートスペースモーター7月20日~25日)を鑑賞してきました。24日午後。

 ボクシングを撮らせたら日本一といわれ選手、ジム会長が絶大な信頼を寄せる中井さんが、長年にわたりベトナムの少数民族を撮り続けていたことは初めて知って、驚きました。こんな裏ワザがあるとわね。

 少数民族の老男女ばかりがパネルで壁に飾ってある。白黒の写真、被写体は顏のアップだけ。80才から90才のお年寄りは顔の皺一本一本に苦難の歴史を感じた。ベトナム戦争ではアメリカ軍の斥候として徴用され戦後は政府の監視下に置かれ、少数民族故の悲哀を味わい続けているという。

 物言わぬ表情はかく語りかけているかのようだ。中井カメラマンの意図するところも、或いは歴史の襞をその表情から表現しようとしているのかもしれない。味わい深い写真展でした。

 さあ、いよいよロンドンオリンピック開幕です。思い切り楽しみましょう!