把瑠都の優勝の意味するもの/ダルのレンジャーズ入り/他
・把瑠都の優勝の意味するもの
・東京に久し振りの雪に気分高揚
・ひれ酒に酔う
・ダルのレンジャーズ入り
~選ばれしダルに恵みあれ~
・少年時代の秘密を吐露
・傘寿祝いタイ料理店へ
把瑠都の優勝の意味するもの
初場所で優勝した大相撲大関把瑠都(ばると)は、なかなかチャーミングな力士で、相撲に新風を吹き込む存在である。今場所は突き押に徹して無類の強さを発揮した。
相撲に覚醒した感じがする。会得したともとれる。選手というものは或る日突然目覚め、一気に殻を破る時がある。まさに把瑠都がそれだ。長身198㌢、体重186㌔で体も柔らかい。腕力があり、優勝で慢心しなければ横綱は確実だ。いずれ白鵬&把瑠都時代が来よう。
エストニア出身で、千秋楽ではスタンドに母親と夫人がいた。白鵬に敗れ全勝はならなかったが、引き揚げてくるとき手を上げて応えていた。いい笑顔だった。インタビューでも「母が居なかったら、いまここに僕は居なかった。ありがとう」と感謝を表した。思わずジーンときた。
こういう言葉は日本人力士には恥じらいがあって出てこない。素晴らしい。と、私が褒めるそばから、相撲審議委員なる輩はやれ「品がない」と新聞紙上で、くさしている。
どうやら花道を引き揚げてくるときに母親に手を上げて応えたことらしい。もしかしてあの笑顔も気に食わないのか。バカな、せっかく明るいキャラの力士が育ってきたのに。把瑠都から笑顔を奪ってはならない。
元相撲記者の我が先輩加賀屋氏によれば「せっかく優勝したのだからエストニア国歌を流して、栄誉を称えるべきです」私もこの意見には大賛成!外国人力士が増えて、大相撲ももはや日本だけのものではない。
東京に久し振りの雪に気分高揚
20日明け方より雪になった。傘を差していつものように散歩に出掛けた。豪雪で悩む地域の人には申し訳ないが、福島の山深い村に生まれ育った私は、雪を見ると童心に還る。
大山公園は静まり返り、街灯の光が照明となり降りしきる雪を宝石のように映えらせた。時折吹く北風に、ブランコが独りでに揺れ思わず黒沢明監督「生きる」のワンシーンを思い浮かべた。
牡丹雪降りしきる中、主人公役志村喬さんが癌で余命いくばくもない体で、完成した公園でブランコを漕ぐ姿…♪命短し 恋いせや乙女と切々と唄う。
詩情溢れるあの名場面忘れることができない。公園を3周して帰宅したが、雪は勢いをまして結局夕方まで続いた。杉木立を揺らす吹雪、川面に舞う粉雪、鈍色の天空。色彩のない東北の冬に思いを馳せる。冬は何故か田舎が恋しくなる。
ひれ酒に酔う
この日は気分が甚く高揚して、日本酒を飲み過ぎた。丁度故郷から日本酒2本が届いた。1本は会津の「花泉」もう1本は、地元の地酒「東豊国」。先ずは花泉を開けて、ひれ酒にした。
ひれは「田吾作」の親方から頂戴したもので、大きく肉厚なのでよく焦がすと、じゅんわりと味が出てきた。美味くてとうとう3杯も飲んだ。
家内も同じように酒杯を重ねた。冬の夜は日本酒が心暖める。夫婦でノスタルジィックな夜になった。花看半開、酒飲微酔、此中大有佳趣(花は半開きを看[み]、酒は微酔に飲む、この中に大いに佳趣あり)と菜根譚にあるが、凡人はなかなか微酔では止められない。
ダルのレンジャーズ入り
ダルビッシュ有(25)のレンジャーズ入団が決まった。6年契約で約46億。入札契約金の39億を合せると85億円を超える。レンジャーズの期待の程が分かる。それほど破格の大型契約。サイ・ヤング(年間の最優秀投手賞)を取れば5年でFA(フリーエージェント)できる付帯条件も付いている。
同球団は2年連続でワールド制覇を逃した。ダルを擁して今度こそ世界一への決意の表れだろう。196㌢、98㌔の体躯は、巨体揃えのメジャーにあっても互角以上だ。
幾ら投球術が優れていても体力がなければ、それを活かすことができない。ダルは日ハム在籍中、これといったケガもなくその点でも、高く評価された。
危惧することはなか3日の登板、地元テキサスは暑く野外の球場であること、試合数が多く移動が過酷であるということ。本拠地の球場はセンターが狭くホームランが出やすい事等々。
~選ばれしダルに恵みあれ~
未知との遭遇は次々に待ち受けているが、ダルならやってくれそうだ。150㌔の速球に、相手に的を絞らせない多彩で鋭い変化球は、メジャーでも通用するはず。
十分通用すると、分析したからこそ多額の契約金を球団は払って獲得した。ダルよ、君は選ばれし恍惚を背負って自信をもって、真っ向勝負すればいい。
開幕が待たれる。全米を熱狂の渦に巻き込む快刀乱麻の活躍を早く見たいものだ。日本プロ野球の”至宝”がテキサスのユニフォームで第1球を投ずる歴史的瞬間、私は祈るだろう。神の恵みあれ!と。
少年時代の秘密を吐露
故郷の「東京鮫川会」という会報の平成23年12月23日号に私の少年時代の”秘密”を綴った拙文が掲載され、面はゆいような気持ちである。いままで胸に秘めてきた事を初めて吐露した。
6歳の頃、父のヤマメ釣りに連れられた折の思い出で、川辺の流砂が余りにも綺麗で、そこにウンチができずに漏らしてしまった話。その時の父と子の淡いやり取りを書いたものです。
興味のある方は下記にメールして、私の部分だけを抜粋してもらいメールで送ってもらう方法もあるかも知れない。
<福島県鮫川村役場企画調整課>
E-mail;kikaku@vill.samegawa.fukushima.jp
傘寿祝いタイ料理店へ
21日(土)は義姉の傘寿(80才)のお祝いの食事会を幡ヶ谷のタイ料理「セラドン」で7時から開いた。セラドンは、私のタイ語の恩師・吉川敬子先生が、推奨するお店である。
素材、味には定評があり店内も瀟洒な造りになっている。当初タイ料理は80才の姉にはどうか心配したが、平成16年頃一緒にホアヒンに行って食べた経験があり、本人は「大丈夫、タイ料理は好き」というので安心した予約した。
ヤムウーセン(春雨サラダ)、ピリ辛空芯菜、えび団子揚げ等を先ずオーダーして、妻はビール、私は赤ワイン、姉はウーロン茶、倅は二日酔いでハーブ茶を飲んだ。
その後はココナツミルクのスープ、タイ風オコワ(私の大好きなもので、ナンプラー&唐辛子を少し点けて食べる)、湯そばなどを食べ十分満足した。姉も喜んでくれた。寒い夜の細やかな宴。
「タイ料理セラドン」 mail@cela-don.com
セラドンの入り口
拙宅2階より見た20日雪の朝の風景

