出よ!平成の川路聖謨!/ベニー・ユキーデ健在/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

出よ!平成の川路聖謨!/ベニー・ユキーデ健在/他

・出よ!平成の川路聖謨(かわじ としあきら )
  ~その生涯は官吏の鑑である~
  ~プチャーチンとの交渉~
  ~地震・津波の被害にも迅速な対応~

 
・三枝落語は「落語のダンジリ」

 
・ベニー・ユキーデ健在

 
・体操内村、園遊会の澤


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出よ!平成の川路聖謨(よしあきら)
~その生涯は官吏の鑑である~
 
 秋爽の候とはよく言ったものである。早朝のウオーキングに体操には程よい気候で、疲れも知らない。14日の朝は、映像で見た、満州の曠野に昇るような朝日を目の当りにした。
 
 丁度、大山公園に差し掛かった頃、グラウンドすれすれに見られた。真っ赤な、驚くほど大きなお盆のような太陽で、思わず心の中で手を合わせた。神々しいとはこんな瞬間を言うのであろう。
 
 
~プチャーチンとの交渉~
 
 「落日の宴~勘定奉行川路聖謨~」(吉村昭著)を読み終えた。清々しい気分である。日田代官所の小吏の子として生まれ、小普請組から勘定奉行頭にまで栄達した川路の生涯。
 
 来航したロシア船の使節プチャーチンとの和親条約を纏めたのも川路の功績によるものだが、川路は、幕府の応接掛(今の外務省官僚のようなもの)で条約を巡る日・ロのやり取りは双方相譲らぬ激しいものだった。
 
 川路は交渉の全面に立って延々激論を戦わし、結局思い描いた通りの条約を締結した。本来なら妥協を強いられたロシア側にシコリが残るものだが、川路はその実直さと、類い稀な見識、感性によってロシア側に尊敬されるのだ。
  
 臆することなく、諂う(へつらう)ことなく毅然とした川路の態度にプチャーチンは川路にある種の友情を抱く。外交交渉のお手本のような見事な手腕は、時空を越えて「交渉事はかく在るべし」の教訓になろう。
  
  
~地震・津波の被害にも迅速な対応~
  
 丁度その時期に大地震が襲い、津波で下田は壊滅的被害を受けたが、川路らは迅速な対応で村民を飢餓から救う。
  
 飛脚を下田と江戸を目まぐるしく往復させて幕府と一体となっての救助作戦は、どこぞやの国に爪の垢を煎じて飲ませたい。川路の生涯は何処までも、幕府に忠誠をつくして、江戸城明け渡しの報に自ら命を絶った。
 公僕としてあくまで質素・倹約を旨として、どんなに栄進しても変わらず、子供達も厳しく躾けた、清貧の人であった。幕末の日本を文字通り体を張って守った、あっぱれな官吏といえる。
  
 出でよ、21世紀の川路聖謨!NHKの大河ドラマで是非放送してもらいたい人物だ。

 
 
三枝落語は「落語のダンジリ」
 
 19日夜は「桂三枝・春風亭小朝東西落語名人会」(ティアラ江東)に行ってきた。妻が予定ができて、私に切符が回ってきたもの。小朝が好きなので喜んで出掛けた。
 
 前半は東の林家ひろ木{東北の宿)、春風亭小朝(お菊の皿)で、後半は上方の桂三歩(生まれ変わり)と桂三枝(赤トンボ)で思い切り笑った。
 
 これまで上方落語は好まなかったが、三歩も三枝もテンポがよく笑わせるコツをよく知っている。童謡を巧みに組み合わせた三枝の赤トンボの噺は、押し寄せる波のように畳みかける小気味よさがあった。
  
 差し詰め三枝落語は”落語のダンジリ”である。大いに私は不明を恥じた。せっかくいい落語を聞けたのにティアラ江東の音響は悪く、再三聞き漏れた。我耳を疑ったが、背後のご婦人も同様であった。落語はやっぱり寄席で聞くものだ。
  
 正月は7日から東京の朝日ホールで独演会を連日行うということだが、東京にも三枝ファンが確実に増している証拠だ。私も老境に入り落語と出会い、熱中できる趣味を一つ加えたことは、何かしら人生を豊かにするような感じがする。
  
  
ベニー・ユキーデ健在
 
 柳楽優弥のハリウッド演劇修業というNHKプレミアム「旅のチカラ」で有名な俳優養成スクールが登場した。そこであのベニー・ユキーデが、格闘技演技の指導者として活躍する一コマが映った。
 
 懐かしく思わず画面に引き込まれた。現役時代と変わらないマーシャルアーツの颯爽とした姿で俳優や、その卵を教える職にある事は昔を知る者としては嬉しい限りだ。怪鳥ベニー”ザ・キッド”ユキーデ健在なり!
 
 で、柳楽のような若い前途ある俳優が、映画の本場ハリウッドに出向へて演技の勉強に励むことは大変良いことだ。2004年、カンヌ映画祭で史上最年少14才で最優秀演技賞に輝いた柳樂は、向上心を持って一歩踏み出した。その勇気とハングリー精神に喝采。
 
 「誰も知らない」(是枝監督)では世界がその演技を絶賛、まだ21才、その演技に磨きをかけて、”世界のヤガキ”になってもらいたい。楽しみである。ベニーにつられて、思わぬ夢を駆られる番組を見れた。
  
  
ふるさと祭り
 
 16日の日曜日は11時半から地元渋谷区西原&大山地区の「ふるさと祭り」がスポーツセンターの駐車場であった。私もボランティアで、磯部巻き焼を手伝った。
 
 幸い早暁の驟雨も上がり、爽やかな秋晴れに恵まれた。大勢の老若男女が見えて、バザーや出店は賑わいをみせた。細やかなな地元への私の恩返しである。
  
  
体操内村、園遊会の澤
 
 体操世界選手権で個人総合3連覇を成し遂げた内村航平君の偉業はとほうもないことだ。個人種目のゆかでもG難度技で、15・633点を出し笠松茂以来37振りに日本人が優勝した。
 
 来年のロンドン五輪は勿論のことだが、そのあとのリオディジャネイロも期待できる。伸び盛りのまだ22歳と若い。本人がよほどしっかりして、日常生活のONとOFFの切り替えも上手いのだろう。
 
 浮いた話も聞かないし頼もしい青年、こんな素晴らしいアスリートがいる日本も捨てたもんじゃない。
 
 天皇皇后陛下主催の秋の園遊会で招かれた、なでしこジャパン澤穂希は振袖姿が何ともいえない雰囲気を漂わせていた。やはり日本人は和装が似あう。
  
 特に華やいだ公式の場では一層引き立つ。普段ユニフォーム姿しか見てないので、私はその艶やかに変身した澤に魅入ってしまった。
 
 カワセミは飛んでるときが一番美しいく、止まっているときは何でもな普通の鳥だ、というよな外国の小説で読んだ記憶がある。
 
 が、、ユニフォームでグランウドを駆け回る澤選手も躍動美があるが、あの振袖姿で佇んでいるだけで美しかった。惚れ惚れした。改めて日本人の和装美を認識した。
これぞ誠の「大和撫子」。
  
 
いずれも「ふるさと祭り」のスナップ
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