小沢一郎幹事長には説明責任・不動産購入の手法は田中角栄/ボクシング
『小沢一郎幹事長には説明責任・不動産購入の手法は田中角栄』
初めに結論ありきだ。小沢一郎幹事長は説明責任を果たすべきだ。
答えは簡単。国会の証人喚問に応じて堂々と身の潔白を主張すればよい。それができずば国民は納得しない。外野席でいくら「検察と全面対決だ」と豪語してもそれは空しいだけだ。
ここに至って”剛腕”と言われる、小沢さんにしてはなんとも女々しい。
それにしても異常な事態だ。現職の石川知裕衆議院議員、公設第1秘書大久保隆規氏が逮捕された。なのに鳩山首相まで「戦って下さい」とエールを送る。行政のトップに立つ人の発言としてはお粗末。民主党に自浄作用はもはや期待できない。検察には疑惑の解明に徹底的にメスを入れてもらいたい。くれぐれも”圧力”に屈して腰砕けにならないように。国民の厳しい視線が注がれています。
今日(17日)の朝日新聞によると「小沢金脈」と題して報じている。小沢一郎の不動産購入の手口、その全容だが恐るべきものだ。北は盛岡市、仙台市から東京の高級マンション、果ては沖縄のリゾート地まで凡そその額10億5000万円。その手法は全くあの田中角栄と重ねあう。単に世田谷の土地購入資金の4億円の出所だけの問題ではない。疑惑の山だ。ゼネコンからの闇金はあったのかどうか…。
こうした資金に政党助成金は使われているのか否かを含めて、我々は真相が知りたい。
先の衆議院選挙で私は、民主党に投票した。 妻は「小沢さんが嫌いだから」といって棄権した。
棄権したことなど結婚して以来1度もなかった。今日の事態を予期した行動だったと推測する。思えば選挙前に代々木上原駅前で遊説中の長妻昭議員(現厚労大臣)に、私は小沢さんのワンマン体制を危惧する意見を同氏に糾した。「大丈夫です。我々がさせませんよ」と同氏は断言していたが、流れは私ども夫婦が危惧したようになっている。民主党の皆さんは小沢幹事長に恐れをなして、貝になっている。情けない。これは一政党の存亡の問題ではない。いまこそ民主党は勇気を持って真相解明に向かって、行動を起こすべきだ。
国民が政権交代を選んだのは、60年の自民党政権にウンザリしていたからだ。密室での派閥力学での総裁選び、公共事業のばら撒き云々、国民不在、やりたい放題の政治に変革を求めたのである。
混乱はあれど、民主党は頼りないけれども、政権交代は正しかったと私は思う。事業仕分など最たる例だ。より透明性が出てきた。コンクリートから人へなど、ダム、道路の見直し天下りの切り口は自民党には出来ないものだ。マニフェストと違う面は多々あっても、そう理想的には行くまい。政権交代は現代の革命なのだ。厳しく、しかも温かく民主党のゆくへを見守りたいと思うのだが…。その結果検察が正しかったら、小沢&鳩山タッグチームは当然退陣だ。
「居官有二語。曰く、惟公則生明、惟廉則生威。」(岩波文庫采根譚より)
官位を得て役人であるときの戒めに二語ある。
「公平であれば明朗が生まれ、清廉であれば威厳が生じるてくる」
公務に就く者は胆に命じて欲しい。
『ボクシング』
スーパーフェザー級の新チャンピオン内山高志に拍手を送りたい。あのリナレスを1回、わずか73秒で倒したサルガドを12回KOしての戴冠。天晴れ、胸のすくような勝利は最近の挑戦者にはない劇的なものだ。
30歳、遅咲きの新王者だが、輪島功一のような歴史に名を残すような選手になって欲しいと念願する。噂では初防衛戦の相手に、元同級王者ホルヘ・リナレスと前フェザー級王者粟生隆寛(共に帝拳ジム)が候補に挙がっているという。共に手強い相手だが、初防衛して初めて真のチャンピオンといわれる。
守ることを意識せず、挑戦者のつもりで思い切ったボクシングをして欲しいものだ。
スポーツナビのボクシングコーナーを見ていたら、最後のレポーターの名前に「長谷川亮」とあった。おや?ボクシングも書いているんだと嬉しくなった。彼は私がゴングやアッパーを作っていた時の編集部員だった。アルバイトで入って来た。総合格闘技が好きで、喜々として取材していたことを思いだす。
順調に活躍する、かつての部下を見るにつけ幸せな気分になる。
ボクシングという新たなフィールドで頑張っている姿を想像して逞しいと思う。願わくばもっともっといろんなスポーツを取材して欲しい。貪欲に。そしてまた、本を沢山読んで欲しい。あらゆる分野の本を。
一流のスポーツライターになってもらいたいと、心から願う。
老婆心ながら…。