大好きなヤンキースの優勝 松井に真の武道精神を見た
ワールド・シリーズでヤンキースが優勝した。しかも松井秀喜がMVP(最高殊勲選手)だ。子供のころからヤンキースが好きだったこの私は、天にも昇るほどうれしい。メジャーリーグで、かつワールドシリーズで日本人がMVPなんて夢にも思わなかった。それが松井選手なのだ。'09年11月5日(現地時間4日)は、私にとっても忘れ得ぬ生涯の記念日になった。
私が松井選手を愛して止まぬのは、その人間性だ。優勝を決める大活躍をしたのにも関わらず、その所作、立ち居振る舞いはどうか…まるで求道者のようだ。ホームランを打っても、タイムリーヒットを打っても、表情が変わらない。他の選手なら当然喜びを爆発させるだろうに、ガッポーズさえしない。
心で堪えているのだろうが、並みの人間にできることではない。多分にそれは、相手投手(マルチネス)の、打たれた心情を思いはかっての事だと推測するが、う~ん素晴らしい。球場全体が狂喜乱舞、異常な興奮に包まれているのに松井選手のみが、異次元の世界にいる。どこまでも冷静だ。これは凄いことだ。
松井選手に私は武道精神を見た。奢らず、誇らず。彼こそはまさに、野球のラストサムライ。ワールドシリーズという大舞台で、いとも当たり前の如く泰然としていた。
翌日のNHKのインタビューで意味じくも語る「何かいいことしたの?勘違いするなよ、また一からから出発なんだ」と。ヤンキース優勝の立役者というのに。
つまり、自分に対する戒めの言葉なのだが、松井選手の人間を物語る一例だ。我々日本人が松井選手のような野球人を持った事を、誇りに思う。
左手骨折('06年)、右ひざ負傷('07年)、左ひざ負傷('08年)と怪我に泣かされ続けて、暗澹たる野球シーズンを送ってのこの度の活躍。耐えて堪えた男のドラマを私は見た思いがしだ。先ずもって、こういう野球人に育てた御両親が立派。野球を志す子供たちは、すべからく松井選手を鑑とすべしだ。
先輩の加賀屋さんも大の松井ファン。早速表参道のコーヒー店で落ち合って、ひとしきり語り合った。近く二人で祝杯を挙げるつもりだ。松井選手、MVPおめでとう。
11月8日(日)は、山梨県上野原町に地元西原商店会の人達と紅葉狩りハイキング。8時40分、京王線幡ヶ谷駅に集合。高尾でJRに乗り換え上野原駅に。総勢21人、途中までバスで行きそのあとは民宿長明園までハイキング。約4㌔、好天に恵まれて、紅葉狩りを楽しんだ。
民宿では風呂に入った後は昼食、カラオケで大いに盛り上る。3時半にはバスで長野原駅に向かう。5時半頃にはもう幡ヶ谷に着いていた。
東京からかくも近場に、自然たっぷりの行楽地があるとは…先週もヤンキースの優勝、松井のMVPあり、ハイキングありと充実した1週間だった。
もう一つ、5日はZAPPの社長夫妻、大井さん、それにDVDの編集技術をしてくれた西形さんの5人で「日本ボクシング不滅の激闘史」の慰労会。スタンドバー明治屋でのささやかな飲み会だったが、話が弾んでワイン、ビールの杯を重ねた。11時間に迫る未曾有のDVDが完成して、お互いねぎらった。
「また一緒に仕事をやりましょう」若い大井、西形両氏の力強い言葉に、私は頼もしいと思った。この若者たちとなら、また硝煙を潜り抜けてもいいと私は思った。
上野原駅に立つ
上野原の秋の牧歌的風景

