さくらを堪能した一週間 そして箱根旅行を楽しむ
先週6日~11日はさながら桜ウィークだった。開花宣言したあとで長い底冷えが続いたお陰だ。この一週間は晴天にも恵まれた。ぽかぽか陽気で時に夏を思わせる気温も。脳梗塞を患った身にとっては、暖いことは助かる。今年ほど存分にさくらを堪能できた年もない。記憶に残る年だ。
そんな中、ロマンスカーに乗って箱根に行って来た。先輩の日本スポーツ時代の先輩、加賀屋金二郎さんのお招きで、港区の保養施設に一泊して来た。往路新宿からの沿線はまさに花電車で、絢爛と咲き誇る今を盛りの桜が見れた。特に柿生付近の桜並木は見事で見とれてしまった。その長さは壮観。
宿の「大平台みなと荘」は設備が整っていて図書室まである。お風呂も、客室も広々として見晴らしがいい。料理も程々の量で満足。私が旅館を嫌うのは、余りにも量が多すぎることだが、旅館側は「量を以てサービス」と勘違いしている。
お風呂に入り、部屋で寛ぎ昔話にこうじたり命の洗濯をさせて頂いた。翌日はフリーパス券を使って、ケーブルカーに乗ったり、芦ノ湖で海賊船に乗ったりで童心に帰った。
大涌谷ではタイ人の旅行客に記念写真を撮ったり撮られたりと、私のタイ語が通じてコミュニケーションができたのはうれしかった。先方の方も、同じだったのではないかな。
箱根の山中は桜はちらほらだったが、まだ冬の名残の中でぽっんと孤独に咲く山桜も、気高く美しい。
敷島の大和心を人とはば
朝日ににほふ山ざくら花
本居宣長
かくて詩情あふれるさくらの季節が終わった。東北・北海道はこれからが本番か…。
東京は今日もウォーキングする頭上からまだはらはらと花びらが舞落ちる。また来年ね、と呼びかけているようだ。
久かたのひかりのどけき春の日に
しづ心なく花のちるらむ
紀友則
写真|大涌谷で記念写真。右、加賀屋さん。(※タイ人に撮ってもらったもの。)

