下町森下の「山利き」に行ってきました 伝説の「煮込み」は評判通りの味でした
7日は下町の江東区森下まで、かつて日本スポーツ出版社で先輩役員だった加賀屋さんと、グルメの散歩に出た。
目指すは「山利き」。煮込みが評判の店だ。以前から行きたいと思った店で、一度は自分の舌で確かめてみたかった。それで加賀屋さんをお誘いしたわけだが、同氏も即座に賛成してくれた。私の何十倍も味にはうるさい先輩は、グルメ散歩の力強い味方である。
土曜日の薄暮、まだ4時を過ぎたばかりというのに、はや店内はいっぱいで、我々は辛うじて立ち席で飲むことができた。
勿論、最初にオーダーしたのは「煮込み」で、飲み物は先輩が生ビール、私がホッピー。お目当ての煮込みは大きな鍋にぐつぐつ煮られていて、それが早速出てきた。
「旨い!」思わず私が声を出す。先輩も「旨いね」と頷く。煮込みの上にネギがきざんでのせてある。横には小さなガーリック・トーストが2つ。私が予想したみそ味とは全く違う。西洋風の味なのだ。どこまでもマイルド、舌にとろけるようなトロリとした甘さがある。私はすかさずホッピーを止めて、赤ワインに切り替えた。パンも交互に煮込みと食べる。実にマッチしている。まさに伝説の味だ。
正解だった、先輩も右倣えで黙々と飲んで食った。「これが至福の時というものだね…。」先輩の言葉に、私も「本当に…。」と相槌。そのあとイベリコを食べ、わずか30分程で店を出た。外では5~6人が寒い中待っていた。
「美味しいものは、さっと食って出るのが粋なんだよね、なんちゃって、ハッハッハ~。」
先輩の言葉が妙に幸せに響いた。
二人で締めて5千円。先輩にご馳走になった。
美味しかったのは料理だけじゃなく、店員の服装も清潔で、客の接待もさわやか。前回もこの欄で報告したが、繁盛する企業、お店はそれなりにワケがある。
一杯の煮込みが、かくも心を満たしてくれるとは。
尚、日曜・際日は休みで、4時から開店です。薄暮の飲食もまたいい。