正月は過ぎ、師走へ向け走り始めた…ハドソン川の米機不時着に思うこと
あっという間に正月7日が去って、また師走を目指して時は猛烈に走り始めた。私の友人に年頭から既に来年の年賀状製作にとりかかる者もいる。彼のは手の込んだ版画で、まさに入魂の作品である。来年の亥とは「虎」、さぞかし勇猛な虎を着想して、いま参考資料集めに夢中になっている頃かもしれない。来年、彼からどんな年賀状が送られてくるか楽しみだ。
去る9日には渋谷のC・C・LEMONホールで仲道郁代&ベルリン・フィル八重奏団による「室内の夕べ」に妻と出掛けた。大雨の中、会場は満員の盛況で、ジョイントコンサートは十分満足できた。
渋谷区内に住む我々は、1000円で聴くことができた。暇ができて私がチケット買いに走るのだが、少しも苦痛でない。
仲道さんは主に欧州で活躍する日本を代表する女性ピアニストで、この日はベートーベンの「月光」で、ベルリン・フィルと見事に調和して楽しめた。他にブラームスのピアノ五重奏曲、ベートベン七重奏曲、アンコール曲は新春らしくウィーンナワルツとポルカで、ポルカでは手拍手が会場に木霊して楽団と観客が一体となった。音楽は心を満たしてくれる。今年は安いチケットを探して、クラッシックに足を運ぶつもりだ。
米ニューヨークでのUSエアウェイズ機のハドソン川への不時着(米時間15日、3時半)は、乗客乗員155人全員救出という快挙。ニューヨーク州パターソン知事が「ハドソン川の奇跡」と称賛したが、まるで映画ダイハードを地でいくようにドラマチックな事故だ。それにしても原因が鳥と衝突だったとは!
サレンバーガー機長の冷静、果敢な決断。時をおかず駆け付けた遊覧船、さらに消防船、ヘリコプターなど救助態勢が迅速だった等々…凍死者が出なかった理由だという。
災害への日頃の訓練が役立ったともいわれる。果たしてもし隅田川で同じような事故が起こったら、どうなるか―。
ところで大規模地震が東京で起こったら、あなたはどうしますか?やはり各々が地震に備えた心構えをしっかりしておくべきだろう。加えるならば、各区、町内単位で日頃の訓練をするするべきと思うのだが。
アメリカの航空機不時着に行政は学ばなければならない。