体育の日にこだわった格闘家 沢村&具志堅さんの共通点とは
体育の日(13日)はお天気もよく散歩がてら代々木公園に妻と出掛けた。快晴、無風のすがすがしい一日だった。昼食をひろげ、ワインを飲み、染まりゆく秋の風情を愉しんだ。代々木公園の紅葉の見頃は11月下旬~12月初旬頃で、隠れた穴場。私のお勧めです。見頃になったら当欄でご報告いたします。是非お出掛けください。
体育の日といえば10月10日とかつては決まっていた。格闘家でもこの日にこだわる人がいる。”キックの鬼”沢村忠さんの現役引退は'77年(S52年)10月10日、後楽園ホールで引退式を行っている。沢村さんは「引退式は体育の日とずーっと心の中で決めていた。スポーツマンにとって特別な日ですから。」と述懐する。具志堅用高さんは”76年(S51年)10月10日、グスマンからタイトルを奪った。以後13度防衛を果たし「100年に1人の男」と呼ばれた。タイトルを奪取した体育の日が来る度に、思いを新たにするという。具志堅さんにとっても沢村同様特別な日なのだ。
そのこだわりは具志堅さん愛車のナンバーにも表れている。10・10なのである。以前はタイトルを防衛した回数13だったが。わけあって前記の数字に変えている。
沢村・具志堅両氏は現役引退後に親交ができ、時に私を介して食事会を開いている。両雄がうちとけて、談笑する姿を見るにつけ隔世の感がする。振り返れば具志堅さんが新チャンピオンになって1年後の体育の日に、沢村さんが引退している。勇者交代の歴史的瞬間を格闘技誌の編集者として、取材できた。我ながら幸運なことであった、と懐かしい。
と、まあ体育の日は過ぎたが、ふとお二人のことを思い出だすままに書いてみた。あなたの体育の日は如何でしたか?