17日間の北京五輪のドラマは終わった。フェルプス&ボルトに強烈印象! | 舟木昭太郎の日々つれづれ

17日間の北京五輪のドラマは終わった。フェルプス&ボルトに強烈印象!

 8月8日から17日間にわたって繰り広げられた第29回オリンピック北京大会は、当初心配された混乱もなく無事終了した。
 大成功といってよいだろう。チベット問題、四川地震、テロ…幾つものハードルを見事乗り越えて中国は、五輪史上に残る成功を収めた。
 史上最多204カ国から、選手・役員1万5千人が集い、28競技302種目で競った大会。悲喜こもごも、アスリートたちのドラマは終わった。
 そんな中でも、競泳のマイケル・フェルプス、陸上のウサイン・ボルトは強烈に印象が残った。フェルプスはミュンヘン大会でマーク・スピッツが獲得した7冠を越えて8冠。出場した全ての競技に勝利した。2000年シドニーで15歳で出場、200m5位。04年のアテネ大会では6冠と駆け上がり、遂に前人未踏の快記録。まだ23歳、ロンドンも挑戦するのだろうか。ボルトは正に”黒い稲妻”の走りで100m9秒69という驚異のレコード、200mでも向こう100年は破られないというジョンソンの記録19秒32を突き破る19秒30の戦慄的世界新記録で2冠達成。400mリレーでも世界新で優勝した。22歳、196cm/86kgーロンドンまで頑張って欲しい。大阪世界陸上07では、パウエル、ゲイの陰に隠れて目立たなかったのに。とんでもない男が躍り出たものだ。
 北島の平泳ぎ2種目2連覇に歓喜し、女子ソフトボールの奇跡に驚愕し、鈴木桂冶の惨敗に落胆、野球の予想外の敗戦にスイッチを切り、と一喜一憂…の17日であった。
 柔道は最早お家芸ではない。柔道という単純な枠からはみ出して、色んな技が組み合わされた、言わばハイブリット化している。柔道を習う者は、レスリングも稽古しなくてならない。
 女子レスリングも外国勢が本気で力を入れてきた。腕力の強い外国勢が、ロンドンでは日本の前に立ちはだかるだろう。特に72kg級で金メダルを手にした王嬌は21歳と若く、無敵の王者になりそう。
 最後のマラソンではワンジル(21)が五輪新の2時間6分32秒で快勝。日本に留学し日本式走法、我慢の精神でケニヤに初の金メダルを持たらした。国境を越え金メダリストを育てたのだ、日本の指導者は、胸を張ってもよい。
 競技には敗者もいるから、勝者がいる。敗れし者に鞭打つことは止めよう。それよりも、どこがいけなかったのか真摯に反省・分析して来るべきロンドン大会に備えるべきだ。
 マラソンでのNHK工藤三郎アナウンサーはよかった。さすがベテラン、喋り過ぎもなく、的確、ゆったりした語り口、適度な間…民放アナ諸氏も絶叫、連呼で煽るだけの放送をもう止めてくれ!
 工藤アナには開会式も担当してほしかった。各国要人の名前すら黙視、有名選手のアップにも黙視、只原稿読んでるだけとは情けなや…NHKは昔はもっと格調高かった。北京五輪私の雑感、今日はこれまで。

 

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