北京五輪開会式は史上最高最大の絵巻 張芸謀監督に対抗できるのは北野たけし!? | 舟木昭太郎の日々つれづれ

北京五輪開会式は史上最高最大の絵巻 張芸謀監督に対抗できるのは北野たけし!?

 北京五輪が開幕して、先ずその開会式の演出には心底感服した。流石、世界的に有名な映画監督張芸謀氏。1本の壮大なドラマを制作するが如く、完璧な作品を完成させた。私は東京五輪以来、最も傑出した開会式だと思う。バルセロナでの3大テノール歌手が歌い大会を盛り上げたシーンも印象深いが、一つ一つが物語になっているという点で、オリンピック史上最大最高の開会式と思う。
 「鳥の巣」は巨大なドラマの玉手箱だった。花火が乱舞炸裂する。打楽器演奏で、それがグラフィックとなりスクリーンに数字が写し出されると開会式のカウトダウンとしての数字となる。一気にオリンピックムードに。5000年の歴史の幕明けを楽器をハイテックに結びつけて、観客の意表を突く。足跡型の花火が、夜空に描かれ次第に会場に近づく。第29回を示す29歩…何から何まで凝っている。紙を漉く場面をスクーリンに映し出され、おやっと思ったら、竹筒に書かれた漢字文字から、紙を使うことを開発して、人類は大きく進歩。更に印刷技術の発明と人文字で表現する。場面は孔子の弟子に扮した集団が論語を唱えて行進。「有朋自遠方来…ともあり遠方より来る」と朗々合唱。古代4大文明の進化の様を、紙の絵巻で綴るという大ロマン。京劇あり、シルクロードの航海、大極拳の演武あり、少女の空中での凧揚げ、更には、人のブロックで鳥の巣を見事に築き、それが崩れると今度は平和の象徴、ハトに変化…。宇宙飛行士が遊泳、巨大な地球が浮上して最後の聖火ランナーは、なんと宙に浮き空中で聖火台に点火する、という奇想天外な仕掛けで、これでもかとウルトラC!度肝を抜いた。
 ことほどさように中国5000年の歴史―過去・現代・未来をわかりやすくしかもドラマチックに纏めた。いやー、素晴らしいの一語。
 東京での8年後の五輪が決まったとして、演出は誰がやるのか。とても北京のようなものができるとは思わない。長野冬季五輪では、学芸会に色をつけた程度で、がっかりしたものだ。
 日本には中国の張芸謀氏のような演出家はいない。残念だが…となれば、あの人か、そう北野たけしさん。これどう?

 
 100㍍で北島康介が世界新記録で二連覇。大変な偉業だ。流す涙は4年間の苦節の涙。
 女子マラソンの野口みずきは走れるかどうか、左足肉離れで出場が危惧されている。私は今の段階での負傷は致命的と判断する。例え走ったとしてもメダルはどうか…無理だ。本人は「走る」といっているが。野口の心境察して余りある。最終決断は待ったなしだ。

 

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