K-1GPに明るい材料 バダ・ハリの今後に注目
K-1GP(福岡)のジャパンGPは、テイシェイラが予想通りジャパンGPを制した。武蔵は前田に負けて気が抜けたサイダーみたいで、興味は削がれた。なにしろ日本選手に時代を切り開いていくような気骨、迫力が見受けられないのだ。
そんな中、バダ・ハリ(モロッコ)は久しぶりに私の目を釘づけにした。スピード、コンビネーション、切れ味はヘビー級の選手として突出している。スピードがなく、大味なクラウベではとても歯が立たない。キャリアを積めば相当な選手に成長していくだろう。楽しみな選手で、K-1GPに明るい素材が産まれた。
欧州は、早くからムエタイの影響を受け、バンコクへの修行なども活発に行って来た。その牽引となったのがオランダであったが、近年は他の諸国に広がっている。これからもバダ・ハリのような彗星が、突如現れるような気がする。ブラジルは空手、柔術の国で、ムエタイやキックの影響は少ない。その分、蹴り技、パンチのコンビネーションには遅れをとっている。ことK-1、キックボクシングの世界では、やはりムエタイ流の技の習得が必要不可欠だ。
ともかくもバダ・ハリの今後の成長に期待して見守りたい。