時津風部屋と時太山の死 相撲協会は人心一新で出直すべし | 舟木昭太郎の日々つれづれ

時津風部屋と時太山の死 相撲協会は人心一新で出直すべし

 「UPPER CLASS」10月号は10月1日配布です。今月の巻頭はフィギュアスケートです。題して”氷上の舞姫たち”。安藤美姫、浅田真央、村主章枝、中野友加里らの近況と今後の予定などを織り交ぜながら、グラフィックに構成しております。暑い日が去ってスケートの季節、どうぞご覧ください。
 さて、大相撲は混乱の極みだ。時津風部屋の序ノ口力士時太山(本名・斉藤俊)の死は、稽古に名を借りた集団リンチによるものだった―それを指揮したのが、時津風親方。自ら「ビール瓶で殴った」と白状した。時津風親方は聞けば酒乱の癖があるという。そのためにビール瓶を振り回すことは多々あると関係者は証言している。ビール瓶で殴ったあと、今度は「かわいがってやれ!」と暗に兄弟子に暴行をうながした・・・「かわいがる」というのは、相撲界の隠語で「いじめる=鍛える」ということだが、金属バットで殴るとは単なる暴力。この時津風親方、朝青龍が出稽古に来て部屋の弟子達にプロレス技で絞めたり、投げたりしたときには「もう来なくてもいいと」といったそうな。そんなことも忘れ、愛弟子を死に至らしめた。時津風部屋というのは、あの不滅の大横綱双葉山が興した由緒ある部屋だ。歴史に汚点を残した。この際潔く角界から身を引くべきだ。
 北の海理事長の責任も免れるない。朝青龍問題でも腫れ物に触るように何もしなかった。横綱・朝青龍をあのように無頼の輩にした責任は、協会の曖昧な態度にある。一連の問題にすばやく、しかも毅然とした処罰を下せなかったのだから、無能と言われてもれても仕方ない。理事長を辞すべき。相撲協会はこれを機に部屋の在り方など、抜本的に改革、人心一新で出直すべきだ。日本相撲協会は、財団法人である。事態を深刻に受け止めなければいけない。
 斉藤君はどんなに辛く、悔しかったことか・・・17歳の若い命の死に、ご冥福を祈るのみ。そして徹底的に死因を究明して欲しい。そうでないと斉藤君も浮かばれない。