花水木、カサブランカ、ガッツ石松さん | 舟木昭太郎の日々つれづれ

花水木、カサブランカ、ガッツ石松さん

 花水木が可憐に街のあちこちに見られるようになった。桜が散るのを待っていたかのように、咲き始める。初夏の訪れを告げる花だ。白、赤、ピンクと色とりどりだが、僕の好きなのは淡いピンク。この色の花水木を見つけると、思わず立ち止まって見とれてしまう。 ワシントンでは日本から贈られた桜が当地の人を魅了し、我が国ではアメリカの花水木が街路地を彩る。見事な植物外交だ。
 夏はカサブランカ。拙宅の玄関脇、通りの両側には7月頃、カサブランカが咲き誇る。香りがあたりにたちこめ、心地よい。夕方、帰宅すると30㍍先から匂う。初夏から盛夏に到る季節は、好きな花に囲まれ、なんとなく幸せな気持ちになる。
 最近ガッツ石松さんに会っていない。しかし、先日(4月23日)NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」に出演なさっていたのを見て、大いに楽しんだ。30年前の静岡県下の合宿地を訪ねる企画だが、合宿した「かっぱ荘」はとうに無かった。当時を知る人たちが大勢いて、猪鍋を食べたり、一緒にお風呂に入ったり石松さんの人柄に触れたような気がした。僕はかっぱ荘のご主人を知っていたので、今どうしているんだろうと気になった。
 石松さんはご無沙汰していても、心が繋がっている――そう勝手に思っている。4年前こんなこともあった。「UPPER」で取材を申し込んだら、「今日は朝9時から午後6時まで取材が色々入ってるんだ、最後が舟木さんだよ」と。そこで僕は「じゃ、午前中1番でやってくれれば良かったのに」とやや不満そうに……。ところが石松さんに「分かんないんだなー、舟木さんと一緒に夕飯を食おうと思っているんだよ」
 そう言われて、僕は頭が下がった。そういう心友(石松さんは親友をこう表現する)を友人に持った事を、我ながら誇りに思う。