黒崎夫人が永眠された……突然の訃報に悲しむばかり
黒崎健時先生の美代子夫人が、急逝なされた。2月12日のことだそうで私が奥さん最後の話手となった。というのは、先週の月曜日(5日)、前日に上尾の黒崎宅を訪ねた折、昼食を御馳走になったので、そのお礼に電話した。朝9時頃、だったと思う。奥さんが出た。「あっ、舟木さん」と、第一声からしてとてもお元気だった。ジョークを交えて2~3分会話した。突然、「あれ?頭が痛いわ……」「それじゃ、また……・」そう言って電話を切った。まさかそれが永久(とわ)の別れとなるとは。夫人はそのまま倒れ、意識不明となり、1週間後の12日亡くなられた。何という事だ。私が電話をしたばっかりに、と責任を痛感している。言いようのない、悲しみ。寂寥感が私を襲う。先生はさぞや悲しんでいる事だろう。
生きて行くことは、辛い。より多くの悲しみを見ることになる。ほぼ40年に亘り黒崎家に出入りさせて頂き、奥さんの思い出は尽きない。何かとお世話になってしまった。涙溢れる。最後の電話の声が、耳に切なく響く。
訪れたその日、夫人は玄関先で見送ってくれた、あの仕草が忘れられない。車が見えなくなるまで手を振ってくれて――。そして、少女のように、一瞬手を止めるや、小石を寂しそうにそーと、軽く蹴った。そして再び手をふって、私の乗った車の視界から消えた……享年64歳。 奥さん、ありがとうございました。長い間……本当に。残念です。とても悔しいです。
安らかにお眠りください。合掌。
通夜/2月17日(土)18時~
告別式/2月18日(日)11時30分~12時30分
葬儀式場/上尾伊奈斎場つつじ苑葬祭場
住所/上尾市大字瓦葺150番地
電話/048-720-7870
喪主/黒崎 明