「鶴瓶の家族に乾杯」と「ためしてガッテン」は楽しみだ
K-1は予想通りだ。シュルトが連覇した。212cmの長身を生かしたヒザ蹴り、長いリーチのストレートで危なげなく勝利。33歳、他に競いあう強敵もいないだけに、当分シュルトの時代は続くだろう。想定外だったのはピーター・アーツ、リザーブマッチで武蔵をKOしてからは、あれよあれよの快進撃。決勝戦ではシュルトに食い下がった。全盛期のアーツなら勝っていただろうが、いかんせん衰えは隠せない。しかし、準優勝は立派。視聴率は平均16%,、及第点といったところか。K-1もスタートして14年になる。抜本的改革が迫られているようだ。
次はまたテレビの話。「鶴瓶の家族に乾杯」は私の最も好きな番組。鶴瓶の素のキャラがいい。関西弁で得しているのかもしれない。人当たりが柔らかく感じるのは、その体型、笑顔にもよるが、なんといっても言葉の持つ雰囲気が大きい。ゲストもこの人の話術に乗せられて、番組をより面白くするのに一役買っている。いつもラストの方になると、ジーンと来てしまう。温かい、人の輪を感じて「日本人っていいなー、地方の家族ってなんて明るいのだろう」と、時に思わず涙を流してしまうのだ。
「ためしてガッテン」もよく見る。難しい問題を視聴者が判り易く解き明かしてくれる。小道具を使って立体的に説明するのもよい。今回は「脳も体も若返り!」で、認知症予防にも役立つ話。「鶴瓶の家族に乾杯」も「ためしてガッテン」も司会進行が、小野文恵さん。このアナウンサーはとても親しみやすく、でしゃばり過ぎず、好感が持てる。
「功名が辻」も終わりに近づいてきた。千代の仲間由紀恵は役柄がピッタリ。恐妻賢母、この人ほど役が当てはまる女優もいまい。淀君の永作博美も光る。気高く、ときにヒステリックな役を見事に演じている。さて、秀吉が死んで一豊が、徳川方に付くか、石田方に付くか迷う場面で、こんな下りがある。南化和尚曰く「随所に主となれ」と。禅の言葉。即ち、どんな場面、時でも、常に自分が主となって客観的に判断すれば、心の自在を得る、ということ。中々意味深い言葉である。今日は少々長すぎた……。次回も「功名が辻」の話がしたい。