荒川静香こそ、真のプロです! | 舟木昭太郎の日々つれづれ

荒川静香こそ、真のプロです!

 トリノ冬季五輪も荒川静香が金メダルを取って、まあ日本にとっては、結果的にハッピーエンド・・・。なにはともあれ、「神様仏様荒川様」だ。NHKが「荒川の金メダルへの道」と題して早速特番を組んでいたけど、このあたりのプロデュース力、スピードはさすが! 
 で、レベル4への技術、フォーム改良へのコーチとのやりとりは、まさに修羅の世界で並ではない。荒川の己の意思を貫き通す姿勢、忍耐力・・・、これぞ真のプロ、荒川は私に多くの教えを示してくれた。格闘技と比べてもなんら遜色の無い過酷な世界。挫折、苦悩、忍耐―だからしての栄光!
 世界チャンプを11人も育てたロシアの名コーチを敢えて切って、大会直前に新コーチに代える決断と、これも鉄の信念。う~ん重みのある金です。
 さて、金1個で「4位五輪」のレッテル。だけど、アルペン男子回転4位皆川賢太郎なんか,その差0.03秒での4位、湯浅直樹も7位・・・、これは凄いことなのだ。フィギュアスケートとアルペン回転は私にとって特に好きな種目だけど、アルペン回転は、一瞬の剛毅、一瞬の決断、常に迫られるもので、見ていてゾクゾクする。その競技に、有望な選手が出てきているのだからうれしいね。メダル1個でも、そう悲観する事ないってば。ガンバレ、ニッポン!!