HERO'S雑感
HERO'Sは予想以上におもしろかった。レナード・ハーンズ、デュランらボクシングの中量級黄金時代にたとえ「総合の中量級時代を築く!」を高々と旗印に掲げたHERO'Sは、その標示通り、スピーディで、しかも破壊力満点のファイトを次から次へ繰り広げてみせた。ヘビー級の迫力に対して、HERO'Sはスピードとテクニックの競演が決めて・・・これがHERO'Sが生き残る全てと思っていたので、まさにマッハのファイト可能性ありだ。
須藤―宮田も激しい攻防、しのぎ合いの中、一瞬に決めた腕ひしぎ十字固めは鮮やかさで須藤の完成の高さを証明してくれた。高谷のアグレッシヴな攻撃は目を奪うものがありレミギウスをTKOに葬った。個性豊かな、こうした勢いのある選手が自然に現れるところにHERO'Sの未来は明るいと思うのだ。
山本KIDの間一髪の右フックは、KIDならではの「神技」。まかり間違えば、ホイラーにKOされていたかも知れない顎への膝蹴り。一瞬の勝負の見切りは、神の子ならではのものと感じた。
準々決勝戦、宇野×所も見応え十分。二人の動きを見るだけでワクワクした。絵になる、とくに宇野の構え、にじり寄る姿は。お互いに死力を尽くしたが、所の思い切った打撃、突撃精神はフレッシュ・ジュース絞りたての如く、気持ちよい。終わったあとの二人の交歓もさわやか。
高谷も所も準決勝で姿を消したが、その印象はファンの胸にずっしりと印したはず。次回が楽しみ。
さて、KIDは準決勝で宇野に前半苦戦しながらも、2R4分、流血TKOで宇野をなんとか倒した。これも右フックの破壊力!宇野はやはり老かい。体も一回り大きく、KIDが苦戦したのも無理はない。
いずれにせよ、KIDはスタンドで得意のパンチを駆使すれば、優位に立てるという自信があり、いつも戦局を有利に進めることが出来る。この打撃力はKIDの大きな魅力だ。
さて、12月31日は決勝戦はKIDと須藤。おもしろい組み合わせとなった。トリックスター相手に、KIDの打撃が炸裂するか・・・魔裟斗×サワー、KID×須藤。大晦日にはや売りものカード2試合が決定したのだからDynamite!は今年もブレイクしそう。
須藤―宮田も激しい攻防、しのぎ合いの中、一瞬に決めた腕ひしぎ十字固めは鮮やかさで須藤の完成の高さを証明してくれた。高谷のアグレッシヴな攻撃は目を奪うものがありレミギウスをTKOに葬った。個性豊かな、こうした勢いのある選手が自然に現れるところにHERO'Sの未来は明るいと思うのだ。
山本KIDの間一髪の右フックは、KIDならではの「神技」。まかり間違えば、ホイラーにKOされていたかも知れない顎への膝蹴り。一瞬の勝負の見切りは、神の子ならではのものと感じた。
準々決勝戦、宇野×所も見応え十分。二人の動きを見るだけでワクワクした。絵になる、とくに宇野の構え、にじり寄る姿は。お互いに死力を尽くしたが、所の思い切った打撃、突撃精神はフレッシュ・ジュース絞りたての如く、気持ちよい。終わったあとの二人の交歓もさわやか。
高谷も所も準決勝で姿を消したが、その印象はファンの胸にずっしりと印したはず。次回が楽しみ。
さて、KIDは準決勝で宇野に前半苦戦しながらも、2R4分、流血TKOで宇野をなんとか倒した。これも右フックの破壊力!宇野はやはり老かい。体も一回り大きく、KIDが苦戦したのも無理はない。
いずれにせよ、KIDはスタンドで得意のパンチを駆使すれば、優位に立てるという自信があり、いつも戦局を有利に進めることが出来る。この打撃力はKIDの大きな魅力だ。
さて、12月31日は決勝戦はKIDと須藤。おもしろい組み合わせとなった。トリックスター相手に、KIDの打撃が炸裂するか・・・魔裟斗×サワー、KID×須藤。大晦日にはや売りものカード2試合が決定したのだからDynamite!は今年もブレイクしそう。