「坂口道場」開設おめでとうございます | 舟木昭太郎の日々つれづれ

「坂口道場」開設おめでとうございます

 新日本プロレス相談役坂口征二さんから、道場開設のご案内をいただいた。ほんとうに嬉しい。他人事のように思えない。週刊ゴング編集長時代からずっと公私ともにお世話になった。たまに、プロレスの会場に行くと、もう5、6年前のことだが、若いレスラーに向かってこう言ってくれた。「舟木さんだよ。この人は週刊ゴングの編集長やってた人なんだから、大事にしないといけないよ」と、控え室で、さも我が子を諭すように語ってくれたものだ。
 温厚で誠実ーープロレスラーとはあまり付き合いのない私だが、坂口さんとは同年代ということもあり親近感を覚え今日まで親しくさせてもらっている。UPPERの創業パーティーでも、発起人として乾杯の音頭を取ってくれた。その折の恩も忘れません。で、Judo、Wrestling、Athletic「坂口道場」(看板文字自筆)は、目出度く9月25日道場開きをかねた披露パーティーを開く。東京都狛江市駅から5~6分のところと聞く。坂口さんの人柄を慕って、多くのレスラー、関係者、マスコミが集まることだろう。盛大であってほしい。
 「定年退職して、うちでゴロゴロしてたら女房に邪魔だと言われるから道場でもやるよ」と言って照れていたが、道場経営は坂口さんらしい最後の着地点だと思う。どうぞ気楽に、愉しみながらやってほしい。
 ある時は純白の柔道着で、ある時は短パンでレスリングを教える坂口さんの姿が今から目に浮かぶ。私は代々木上原に住み、狛江は近いので、時々遊びに行かせてもらいます。お父さんもいいんだけど、息子の憲二さんにも会えたらよりいいんだけど。