私の一日 ~「速歩き」から「芋焼酎」まで~ | 舟木昭太郎の日々つれづれ

私の一日 ~「速歩き」から「芋焼酎」まで~

 私の一日・・・どう過ごしているか書き綴ってみましょう。朝は早いですよ。4時半起床。4時50分から散歩に出ます。俗にいう速歩きです。代々木上原の自宅を出て、初台のオペラシティをぐるりと回り、本町へ。本町の裏通りを抜けて、京王線の幡ヶ谷駅へ出ます。そして幡ヶ谷斉場前を通り約7000歩、時間にして50分程歩いて我が家にたどりつきます。毎日では疲れが残るので、最近は一日置きにして体調の維持につとめております。
 6時に帰宅したあとはシャワーを浴び、ヒゲをそって、少しスポーツ紙に目を通したあと一時間ばかり仮眠をとります。
 8時再起床、朝食は決まっています。近くのパン屋さんから、焼きたてのクロワッサンを買って来て、妻と二人で食べます。息子は京都の大学に行っているので、静かな一日のスタートになります。パンに果物にヨーグルト(自家製)は毎日欠かせません。
 朝食の前に、仏壇と神棚には欠かさず水を入れかえて上げます。仏壇といっても小さなもので、細長い食器棚にスッポリ入っていて、亡き母の遺影が飾ってあり、神棚も小さく、これは農耕民族としての太陽や自然界への私の感謝の印として祭ってあります。手を合わせるとなにかしら心安らぐものがあるんです。1日のスタート、こうして身も心も締まるのです。
 会社は神田神保町にあって11時が出勤時間なので、早いときは幡ヶ谷駅の近くの「日高」というところでコーヒーを飲みます。私は砂糖もミルクも入れず、氷を一ヶ、コーヒーに落とすのです。それがちょうどいい温度ということになります。
 一日の仕事が終われば、大好きな芋焼酎で締めくくります。会社の近くの「辰巳家」は魚がし料理ということで新鮮な海の幸に舌鼓みを打ちながら、特に好きな「満膳庵」や、「晴耕雨読」を一升ビンでボトルして呑んでます。飲み方は、まずお湯を6割コップに入れ、そのあと氷を一ヶ入れ、そのあとに焼酎を4割注ぐのです。これは舟木流で、藤原敏男会長も見習って、美味しいとグビグビ二人でやってます。
 ときに、よく雑誌の対談で使わしてもらう渋谷区富ヶ谷の東海大学本部前のすっぽん「田吾作」へは夫婦で出掛けます。
 すっぽんの唐揚げは絶品で、この味を求めて、多くの芸能人、スポーツ選手、勿論、格闘家、政治家とひっきも切らず、いまや名店です。我々夫婦はオーナーで親方の井上光男さん夫婦、それにご長男、宏明君と店が終わってから、四方山話でゆっくり飲むのが愉しみで、いつもフラフラになって、上原の家まで帰るのです。
 平凡な人生ですか・・・これって。