upminiのブログ -3ページ目

upminiのブログ

ブログの説明を入力します。

2015年もスタートして早6日となり、昨日より仕事初めでした。
私の場合あと3週間で退職となり、これまで微力ながら社会的経済活動の一端を担い、その対価を頂いてきました。
これからは経済活動とは一線を画し、対価を頂くこともなく、仏門にお勤めする生活になります。
会社では、退職にあたり色々な質問が飛んできます…「よく出家の決意をしたね、本当に感心するよ」という肯定的な意見や、「そんな厳しい修行の世界に、自らの意思で飛び込むなんて信じられない…」という疑念的な意見などもありますが、それら全てを真摯に受け止めて、「自分のやりたいことが見つかり、決意新たに自分としっかりと向き合える世界に、心の旅に出ます」と、はっきり答えました。それが偽らざる今の私の心境だからです。
立つ鳥跡を濁さずという言葉がありますが、残り3週間社会人として全うし、有終の美を飾りたいと思います。

さて、話は変わり先日3日の日に、高校時代の剣道部の仲間と同窓会を行いました。
実に卒業して20年ぶりの再会の人もいました。
男子8名、女子5名が集まり、夏の猛暑の中での合宿や、冬の朝の寒稽古など、きつかった稽古の日々を懐かしく思い出し、話は尽きませんでした。

その中のひとり、旧姓Tさんという女子部員の方とは卒業以来20年間一度も会ってなく、当時から可愛らしい女性でしたが、一段と美しい大人の女性になっていて、驚きました。
今では、中学生と小学生の二児の母だそうです。

当時彼女は、白袴に白の道着姿で髪はショートカットでしたが、じつに凛々しく凛とした空気漂う素敵な女性でした。

なにを隠そう、私はその方に恋心を抱いておりました。
しかし、当時はインターハイ目指して、皆んなで稽古に明け暮れていて、とても告白出来る状況になく、彼女は勿論、他の部員誰一人私の気持ちには気付いておらず、今日迄来ました。

卒業してしばらくの間は、彼女のことが忘れられませんでしたが、この切ない片思いは私の心の中にそっとしまい、このまま闇に葬ります。

そして、このメンバーにも私がこれから出家することを明かし、その驚は相当なもので、「何があったん?」、「そんなに悩みがあったん?」など詮索されましたが、全くそのような現実逃避としての出家ではなく、前向きな気持ちであることを説明して、少しは分かってくれました。

会場の料理は最高に美味しかったそうです。
私は昨年末より、体を慣らす為に家では野菜と大豆のみの精進料理を作ってもらってまして、元旦だけは魚やおにくなどのおせち料理を食べましたが、これが最後にしようと心に誓いまして、3日は目の前の最高に美味しいそうな国産牛のステーキなどは、口にしませんでした。
これには、皆んなも私の意思が固いことに感嘆の声が上がりました。

でも、この痩せ我慢正直辛いですが、これも自分の選んだ道です…
これからは、自分を常に律してストイックに生きて行きます。



でも、本当に美味しそうなお肉でした。