これまで在家として十数年坐禅を続けてきました …
そして、これからは出家得度して僧堂修行に行くことを 決意しました!
時期は、来春には本山か地方僧堂に入り五年間みっちり修行を積む所存であります。
決心したのは昨日、師僧に私の強い意志を伝え承諾に至りました。
最初は興味本位で始めた坐禅ですが、禅の世界は奥深く、どんどんのめり込む自分の姿がありまし。
本格的な修行をしてみたい、その感情を抱いて日に日に増していく中、良き師僧と出会いそれが叶うことが出来ました。
禅の世界は生活の全てが修行であると、自分の中で理解して僧堂修行に身を置いて、朝起きてから寝るまでの全てにおいて無心に没頭することが出来る環境に、今から気持ちが高ぶります。
しかし、仏門に入り修行僧としての生活は、私が今想像し覚悟は出来ておりますが、それを遥かに超える厳しい日々になることは間違いありません。
それを承知の上で自からの意志で行くわけで、はたから見ると辛く厳しい日々に思えますが、今は私はその生活に邁進する覚悟であります。
我が家は父を早くに亡くし、母が朝から晩まで働いて、女手一つで私と妹をここまで育ててくれました。
母とも出家について以前からその事を話し、昨晩涙ながらに「応援するから頑張りなさい 」と言ってくれ私もこみ上げてくるものがありました。
母も本心は複雑で、心配であるのと寂しさがあるのでしょう。
今勤めている会社を辞めなければいけないわけで、かなり重い決断にはなりますが、一度きりの人生悔いのないようにしたいです。
これから我が人生において、決意新たに望む所存であります。
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