嗚呼…現実逃避したい…

 

ということで、巻き戻します。

 

 

あの夏の日まで。

 

 

KAZUMI MOROHOSHI Pin,K Jam W Encore 2023 -The day when Naupaka Flowers Overlap-

 

2023年7月29日&30日

恵比寿ガーデンルーム

 

 

聞こえてきたかい?

 

あのアコーディオンの音…

 

音はなんでもそうですが、特にアコーディオンの音は、あまり聞く機会がないためか、記憶と結びつきやすいように思います。それも「非日常」の記憶……

 

 

諸星和己さんの夏のW Encore(アコースティックライブ)は、会場が暗くなるとどこからともなくアコーディオンの音が聞こえてきて、開幕しました。

 

生のアコーディオンの音が近づき、ロビーに通じる扉が開いたかと思えば、アコーディオンを演奏するジミーさんが登場!おおおおお

 

恵比寿ガーデンルームは、ライブハウスというよりお芝居や講演も出来そうな多目的会場のようなつくりで、客席は一階のみ。ジミーさんはそのまま客席の通路を歩きながら演奏し、真夏の夢の世界への誘い人の役目を担います。

 

客席への介入をともなうオープニングってワクワクする。最近、私は平日の体力配分がうまくいってないので、週末は基本的に途方もなく眠いんですが、眠気が一気に吹っ飛びましたよ。

 

 

客席にようこそと挨拶をしたアコーディオンは、次に呼びました。ハーモニカを。

 

ハーモニカ…

 

ハーメルンの笛吹き男のごとく、そのハーモニカの音色を聞くと、誰もがついて行ってしまうと言う、あの…

そんな伝説はありません。たぶん…

 

ハーモニカ、ああこの音、知っている…!

 

そこに、いるんですね…!

 

 

アコーディオンとハーモニカが重なり、いよいよガーデンルームのハーモニカ吹きがステージに登場します。

 

もちろんこのお方、永遠のセンター!♡

 

 

 

序盤にまた、この光GENJIの曲を歌ってくれました。

 

 

シングルでもなく、ものすごく有名曲でもないと思うけど、発売当時から名曲だとずーっと思っていて^^今年、何度も歌ってくれてとても嬉しい。大人かーくんがアコーディオンを添えて歌うと、ひと際情感豊かに響き渡ります。 

 

かーくん、今日も歌もトークも絶好調だなあ♡

 

と思って見ていたのですが、なんと首の手術をされていたとの告白!えーーー!?

 

愛しいお首に、白いガーゼが見えました…。王様ぁ――そんなに、頭を下げんといてください (;;)

 

「同情を買うのが好きなんです!」とニパッと笑っていましたが、心配ですよ…。

 

パフォーマンスには影響が見られないのが、さすがプロだと思いました。

 

 

私は、ライブでは初めて聞きました。

『I Love You は雲にのせて』

 

これも『Dream~風に打たれて』 同様、オリジナルもかーくんのソロで始まる曲です。私が最後に買った光GENJIのアルバム『Cool Summer 』(1990年) の中で好きな曲だったので、よく覚えています。

 

かーくんの当時の歌声は、震える仔犬感が薄れがっしりとした成犬になりつつある過渡期だったと思います。それでも今の声量と安定感に比べたらまだまだ初々しいですけどね。光GENJIの曲を歌う時の諸星氏は少しばかり声が高く張り、あの頃のかーくんが目に浮かびます…♡

 

春のライブで歌ってくれた曲もたくさんありました。

 

こちらの2曲の繰り返されるフレーズは、辛い労働中の頭の中で纏わりつき、自動再生されやすい。

 

 

 

ケセラセラ!It’s gonna be very fine!で毎日何とか乗り切っています。

 

 

ケセラセラもですが、かーくんは度々ファンに歌わせたがる^^。一緒に歌うなんてしばらくできなかったんですもんね、パンデミックとやらのせいで。

 

恵比寿ではファン歌唱パートが通常より多めで、続きをかーくんが歌い継ごうとすると、あらら?音程が?「みんな、声高いねーっ!」 笑笑 

 

かーくん、あれ、ちょっと素でびっくりしていたでしょう。どうだい、これは「黄ばんだ」「茶色い」声、などとは言えまい^^!

 

そう、ファンの人たちの声、かわいらしいなって思ってました^^かーくんのおかげで、女の子っぽい声援と歌声を維持できているのでしょうね。

 

尚、大人かーくんの声で聞いてみたいと願った光GENJIの曲はもう一曲、この恵比寿の一週間後に聞くことができるのですが、それはまた別のお話。

 

 

本当は、かーくんの歌でもおしゃべりでもいつまでだって聞いていたいのですが、Naupaka の冠のついたライブの後はハグ会があるとなっているので、進行はきっちり時間通りに。

 

それでも、「ヤバい喋りのスイッチ入っちゃいそう!」と言って笑っていたのは、29日の2部だったかな。この時はおしゃべりスイッチに加えて脱ぎ脱ぎスイッチも入ったもよう。

 

だってTシャツの襟をぐいいっと下げたり、Tシャツをたくしあげて鍛え上げられたお腹やお胸を見せてくれるんですよ。

 

当然、客席、

 

キャーーーーーーッッ

 

かーくんは、「みんな、こんなんじゃなかったのにぃ~!!」と頭抱えて泣き笑い。

 

え。そうなの?昔はこんなんじゃなかったのデスカ。

いやだって、この状況を目の当たりにして、ファンが真顔で黙ってたらむしろおかしいだろう!笑 

 

だってめちゃくちゃかっこいいんだもん、キャアキャア言うしかないでしょう♡?自然の摂理よ!

 

 

アンコールでもシャツを一枚羽織って前全開。

 

このシャツです。

 

前全開。

 

 

よし!ポリネシアの男神の再び!!

 

キャーーーーーーッッ

 

……く、くぅッ、神様ったら、またボタンをお閉めにッ

 

ファンがあまりにキャーキャー言うのを見かねてか、こういうのが好きなら、最初から歌なんて歌わないでさ~っ!と口を尖がらせるもうすぐ53歳(当時)がかわいくて仕方がなかったです。“こういうの”も好きですし、歌も好きなんですよ。わがままなファンなんです♡ …"こういうの"が好きだったら歌わずに一体何をしてくれますか? 笑

 

 

 

7月末の恵比寿、猛暑でした。

 

室内でもステージ上はすごく暑いだろうし、ライブ中は客席側も熱いから冷房ガンガン。

 

7/29は、ライブが終わってハグを待っている間、会場内がすごく冷えていました。自分は職場での冷房戦争などで鍛えられ、結構な変温動物として生きてきたつもりですが、それでも寒いと感じました。

 

 

でも…いいよね♡寒い時のハグって。

 

 

 

かーくん、ありがとう♡