前回のプラネタリウムの話の続きから。

北斗七星を擁する、おおぐま座
北極星を擁する、こぐま座

この二匹の熊は、(ギリシャ神話はもっと入り組んでますが手短に言うと)生き別れた親子。地上にいては危ないと心配した神様が、二匹を天上に上げた。

というエピソードを、プラネタリウムの解説員の方が話してくれました。

 

伝説というのは「生き別れ」がテーマの話が多いですね。

 

 

この話には余談があって。


熊の尻尾って短いですよね。でも星座となった二匹は、尻尾が長い。

 


神様が、熊たちの尻尾をつかんで空に放り投げたから、のびちゃったんだとか。
 

神様…力業ですな(笑)
二匹の尻尾はのびてしまいましたが、今も空で幸せに暮らしているそうです。


ところで、私には尻尾はないのですが、手はあります。

どうもね、最近、とてもとてもサービス精神旺盛なスター様に

ぎゅうぎゅう手を握ってもらって
ぶんぶんシェイクしてもらったようなんですよ。
 


えっと、なんか、あの…
握手会っていうのは、こういうものなので…?

人生初の握手会なのでよくわかりませんが、

想像の斜め上っていうか…

お茶しか飲んでいなくて
平熱も平熱で
一歩外に出れば
そこは見慣れた渋谷の街

なのに

何かに酔っているような
熱に浮かされているような
初めてきた場所でさまようかのような
足取りになりましたよ。


手を掴まれて、そのまま空に放り投げられた気分(笑)

いや~ほんとに、驚くべき御人です。

長年スターである所以が、改めてわかったような気がします。


さて、神話とは違い、そのままお空で幸せに暮らしましたとさ!というわけにはいきません。地上に戻ってこないといけない。でも私はまだ、帰り道が見つかっていません。困った、困った。


誘惑が多すぎる♪