100 '80s Songs That Will Make You Forget Today's Problems(今日抱えている問題を忘れさせてくれる80年代の100曲)というYouYubeをきっかけに、Pet Shop Boys の"Suburbia"に再会しました。
今日抱えている問題を忘れさせてくれる80年代の名曲は、もちろん日本にもあります。
最近私が切実にそう実感したのが、この一曲。
"THE WINDY" (光GENJI)
光GENJIのデビューアルバムその名も『光GENJI』(1988年)に収録された、初期も初期の名作。
替え歌にでもしない限り、光GENJIが歌ってこそ、もっというならファンの前で歌ってこその歌だと思いますが、ある夜、考え事に行き詰った私は、何を思ったかYouTubeを見ながらこの"THE WINDY"をひとり熱唱し始めた。(※気分的には「熱唱」してますが近所迷惑になるので実際はおとなしめのトーンです^^;)
ただでさえグループの歌はひとりで歌うとキツイが、加えてコールアンドレスポンスになるパートまでもひとりで歌ったる!という無謀な意気込みがドーパミンを誘う。でも、誰かいたら、まーよわないよっ→ゲ・ン・ジ!など、歌い分けてもらおうね。
気づけば手はエアーペンライト?サイリウム?的な物を握り始め、身体が揺れ始め、今日抱えている問題はそっちのけでテンションはポジティブに急浮上。
右手にエアーマイク、左手にエアーペンライト。
私は、誰なんだ。
と、我に返ってはいけない。
せめてこの船に乗っている間は我に返ってはいけない。
それより、すごい久しぶりのはずなのに、中盤の早口パート?から、「ありがとう、君を待ってた」はもちろん、その後に続く2番まで歌えることの喜びに浸ろうではないか。子供の頃、詩に流れる哲学は微塵も理解していなかっただろうが、刻んだ記憶の深さにはまったく驚かされる。
抱えている問題は解けませんでしたが、とにかく、その間だけでも、楽しかった。浮かれました。身体の中のどこかが、跳ね上がる感覚。
ありがとう、君を待ってた。