昨日の新聞に歌手の加藤登紀子さんの『時代の証言者』という連載に、1960年の学生運動の事が書かれていました。

 

第二次世界大戦後からも間もない頃で平和への願いが強く、日米安保条約が軍事同盟に繋がるのではと、政府に対しての抗議の運動で大学生や高校生まで参加していたとか、、、

 

加藤登紀子さんは当時は高校生で大学生の兄の影響もあって、友人を誘って集会に参加していたそうです。

 

学生が集結して政府へ抗議をするそんな激しい時代があった事も、

平和に慣れた今では、日本の戦争は過去の事、戦争の事など考える事もあまりない気がするし、

平和ボケしているのだと言われたり、、、

 

先日の新宿駅で電車内で包丁を見て、

不審者を疑って乗客が逃げ惑うのは、

昨年の安倍元首相の銃撃事件や、

この頃の無差別の殺傷事件も多いことからの危機感からなのかと思うと、、

社会や生活への不満から心が乱れている人が増えているのだったら、

細やかな平和は崩されている気もするし、

 

ロシアのウクライナ侵略を見ると、

誰かが企てれば戦争になってしまう事が今でもあるのだけど、、

 

プーチンに謀反を起こしたプリゴジンの内乱、

 

日本でも戦国の時代があって、

数百年前以前からのその頃と同じことをしているように思えて、

とても時代遅れで遠い昔に戻ってしまったのかと思う、

 

今は物語のように語られる歴史は現実に起こった事で、

武力で支配する事は人が殺し合う残酷な事だと学んで、

難しい事は良く分からないけれど、

世界の平和が保たれるように社会を構成してきていると思う今でも、

人の心ひとつで戦争は起こるのだという現実を見て、

いつか日本にもそんな事が降りかかるのかという事を考えるのか???

危機感までは感じないけれど、、、、

 

不審物に敏感になったり、

電車で包丁を見た方が現実的でとても怖いのだろうと思う。

 

それにしてもバターもチーズも調味料も高いし、

今のままなら老後も何とかなりそうだけれど、

老後は健康でいられるのかとか、

物価や年金はどうなるのかと経済の変動の狭間で危機感を感じる年頃。

 

 

 

桔梗の蕾

もう咲いてしまいなさいと思うくらいに膨らんで、

 

 

翌日に咲きました。