先日の旅行で、こんな話をしたらまずいのかと思いますが、まずい話です。

 

宿の夕飯が、、、見た目は普通の和食懐石でしたが、、、、

 

まずはサラダのドレッシングが、見た目はサウザンドレッシングですが、

何かのアジアン風の香辛料が入っていて好みではなくて、、、

普通にフレンチか和風で良いのにとは思いつつ、、、、。

 

先に出てくる小鉢や先付などはそれでも食べましたが、途中から一口食べては箸が進まずに、、、

お吸い物は出汁の味がなく真薯の生臭さがお湯に移っている感じで生臭いお湯になっていて、

白身魚のホワイトソースも陶板焼きのたれの酢味噌も、天つゆも蒸し豆腐のあんも、、、

調味料を使っているのかと思う程に薄味で、出汁の味もしなくて、、、

 

周りの人を見ると皆さん普通に食事を進めているようだし、

おいしくなくても料理として出ているものを残すのも罪悪感があって、

何しろ野菜やお肉や魚がもったいないし、

どうしようかと思いつつ、、、、

これも修行なのか、、、

 

昼間の観光で、お天気も良くて沢山歩いて疲れもあって元々食欲もあまりなかった事もあったのか、、、

夫も食が進まずに、二人で沢山残してしまいました。

 

こんなことは初めて、特に食通でもないし、食欲がなくても欲で食べられるのに(笑)

出汁の味のしない物がこんなにまずいと思ったのは初めて、

夫と二人で私達ってなんでこんなに食べられなかったのかと気落ちはするし、

沢山の食べ物を無駄にしてしまった罪悪感と共に残念な気分になりました。

 

部屋に戻って、あまりにも味がなかったので、

もしかしてコロナになると罹りやすいという味覚障害になったのかと思って、

“じゃがりこ”を食べて見ましたらじゃがりこの味がしました(笑)

 

翌日の朝食もちょっと憂鬱な気分で向かいましたが、

普通の味付けの和朝食でサラダもおいしく(笑)

二人とも完食できました。

 

あの夕飯は誰が作ったのだろうか??

あの味は何だったのだろうか??

 

不思議なもので、お料理を残す事への罪悪感で食べなきゃと思いつつも、

おいしくないし箸が進まずに葛藤して眺めていた料理の品々が鮮明に記憶に残っています(笑)