こんにちは。

 

フィットネス指導歴45年。

66歳の現役インストラクター。

 

 

コロナ自粛で4ヶ月で7キロダイエットに成功した経験を伝えて

 

50代60代の女性のココロとカラダを元気にする ながやまのりこです。

 

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「はい。もちろんです。」

児童相談所から来た、人生で一番うれしい電話をもらい、

子どもに会いに行く日にちを決めたした私は、

 

すぐに予定していた仕事をスタッフに代行してもらう手続きに入りました。

 

 

「早く会いたい」

運命でつながっているかもしれない子どもは、いったいどんな顔をしているのだろう。

わたしを見て、どんな表情をするのだろう。

泣いたりしたらどうしよう。

 

 

じつは

 

その1年年ほど前、児童相談所が主催した

家の近くの養護施設に入所している3~6歳の就学前の子どもと接するイベントがありました。

 

仕事として子どもと接する機会もあり、身体を動かすことで子どもとはすぐ仲良くなれる自信がありました。

体操をしたり、鬼ごっこをしたり、きっと私は子どもたちの人気者になれるだろう。

 

そんな気持ちで養護施設に向かいました。

 

想像した通り、午前中の園庭でのカラダを使った遊びの時間では、

保育士さんのように子どもたちと仲良く遊べて

私自身も楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

 

昼食をはさんだ午後からは

室内で「折り紙をして遊ぶ」時間です。

 

児童相談所が選んだ組み合わせんで、子どもと1対1あるいは夫婦で来てる方は2対1での遊びです。

 

 

わたしと遊ぶことになったのは

とってもかわいい顔をした3歳くらいの女の子、Aちゃんでした。

 

 

 

「Aちゃん、のりこさんよ。一緒に遊んでね」

という保育士さん。

 

「こんにちは!よろしくね」

この子と仲良くなりたい。というより、子供に好かれる自分を見せたい。

そんな気持ちで精一杯の笑顔であいさつした私。

 

ところが・・・

なんとAちゃんの反応は・・・

後ずさりをして、保育士さんの陰に隠れてしまったのです。

 

無表情で返事がないのはもちろんです。

子どもの頃の自分を一瞬思いだしました。

 

 

 

目の前が真っ白。

「この子はわたしのことを受け入れてくれない。

だから私は母親になれないんだ」

 

 

「長年子どもに恵まれなかったのは、やっぱり何か私に原因があるんだ」

といつも自己嫌悪にさいなまれていた、私の闇の部分が露呈されました。

 

 

他に誰もいない場面なら、それほどのショックはなかったかもしれません。

でも今は児童相談所の所長さんや里親担当者も来てる、大事な場面。

 

 

「さっきはあんなに盛り上がって人気者だったのに・・・。」

「あーあ。またこれでマイナス点をつけられたから、里親が遠のいた・・・。」

 

 

 

プライドが傷ついた私は

子どもの前では涙は見せませんでしたが

そのショックで、心の中は涙でいっぱいになりました。

 

 

それどころか

終了後の児童相談所の職員さんやほかの大人だけの反省会で

図らずも私は涙を流してしまいました。

 

 

じつはわたしは幼いころに母親と折り紙を折った思い出がなく

手先がとても不器用なので、

 

「この人とは遊ばない」

まったく自信がないのをAちゃんに見透かされていたような気がします。

 

それに

ここにいる子どもたちは大人の事情で

親と暮らせない子どもたちばかり。

 

愛情いっぱいに育っている普通の家庭の子どもと同じわけがないのです。

 

自分自身の

一言も話が出来なかった自分自身の幼少期を思いだした出来事でもありました。

 

 

 

 

次に続く。

 

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