もはや、勉強の出来・不出来って、素養の問題ですよね。

と思うことがとても多い近頃。

 

頑張ればできる、とか。

あきらめなければ最後には…、とか。

人の倍頑張れば、とか。

 

量とか根気(継続)で言う人もたくさんいますけど。

 

いや、そうやって量をこなせる、繰り返し頑張れる、っていう、そこに到達できない「性格」の人はどう励ましても無理ですって。

 

と、思うなど。

 

バイト先にて、どれだけ説明しても新しいことを覚えてくれない(何度も同じ失敗をする)ひとがおりまして。

再度失敗しないように、繰り返し、丁寧に説明している間、その人、なんなら「あ、わかってますんで」ぐらいの適当な相槌を打つんです。

でも覚えてなくて。

 

つまり、その人の性格として、人の話を聞けない、というかね。

キャパオーバーとも言うんでしょうけど。

つまり、その程度のキャパシティーしかないってことは、何の勉強にしても仕事にしても、「頑張っても無理」です。

いや、できるまで頑張れない性格です、が正解かも。

頑張れないからできません、という。

 

発達障害系の人にも、頑張れない(本人は頑張っているつもりでも、その頑張りでは足りないのが周囲から見ていると明らか)な場合が結構あって。

 

それはもう、発達障害というか、性格というか。

そういう人なんだな、と。

 

もはや、そういう性格の人を「できるまで頑張らせる」世の中ではないのかもしれないな、などとも思いつつ。

どこまで丁寧に、何回まで繰り返し説明すればいいのだろうな…と遠い目をする近頃のわたし。

 

周囲の人に迷惑がかからないように、人を育てなくてはなりませぬ、とはもちろん思っているんです。

それでも、何度も同じ失敗を見聞きするたび、己の無力感に呆然とするわけです。

 

ま。仕事なんで。

ある程度で切り替えるんですけど。

 

体力的にも衰えてきたのは明白ながら、気力についても「もう、もういいよ…」ってポイントの到来が前よりずっと早い、諦めがやたら早いおばさんになってきましたw