旧ツイッターで見かけて。

図書館で本を借りて。

おっ。

ってなった「ヘラルボニー」というブランド。

その立ち上げの経緯を読みました。

 

 

 

確かに、障碍者のみなさんが仕事をするのは難しいですよね。

福祉施設というか作業所というか、そういう場所で「仕事」をしても、お金を稼ぐ、ということよりは、そこで穏やかに時間を過ごすことが目的のような、そういう生き方。

 

とはいえ、場合によっては(障碍者みんながそうではないのは確かですが)、絵を描くことに没頭するタイプの方々であれば、芸術活動とブランド品(障碍者価格というような「安さ」のないもの)とのマッチングは可能なのだよなぁ、と。

 

一生絵を描き続けるタイプの方もいれば、瞬間的にドはまりしてすごい作品を創り出すけど、気がかわって急にやめてしまうタイプの人もいるのがまた、ですよねー、などと思いつつ。

 

東京だけでなく、岩手県にもギャラリーがあるようなので、いつか行ってみたいと思っています。

 

コラボしているグッズも、探せばある程度は存在しているもよう。

(わたし、フリクションのボールペンはなかなか使う機会がないのが残念。普通のボールペンだったら即買いしていたのに。)

 

 

 

 

昔だったら、離れの小屋とかに閉じ込められて一生を終えてしまう人も少なくなかったようなひとたちが、徐々に認められる世の中にはなってきたとはいえ。

その方々が「活躍する」世界にはまだほど遠いですね。

(どうしても「周囲のみんなと生きていく」が難しいような人もおられますからね…、仕方ない面も大いにあるとは思います。関係者各位の努力・消耗・諦め…っていう流れも、ね…)

 

作品とブランドが融合する、なんていうのは、ほんの一握りの特別なひとの話ではあるのでしょうが、その一握りでも意義は大きいよな、と思って。

 

授産施設のパン屋さん・ケーキ屋さんを応援するのと同様に、ヘラルボニーもゆるっと応援したいと思います。

 

安いから買う、ではなくて、良い(好き)だから買う、がいいですよね。