普段あまりこの手の小説(しかも登場人物が高校生、というような小説)を読まない夫が、珍しく「これ面白いよ」とおすすめしてくれたので読んでみました。

 

「地雷グリコ」

 

 

序盤、米澤穂信氏の古典部シリーズを彷彿とさせる若々しいやり取り。

緻密なゲームの説明、心理戦の解説はライアーゲームやカイジのドキドキ感。

(ライアーゲームと同じ作者さんか?と思ったぐらいにして。さっきググったら、ライアーゲームの方は原作は漫画家さんのようでしたが。)

 

確かに、面白いよ、のおすすめどおり、面白かったです。

私も誰かにお勧めしたくなるぐらいの面白さ。

 

とはいえ、高校生の軽妙トーク(ライトノベル的な)もOKな方と、やたらゲーム性の高い対戦に関するルール説明・理解・思考にめんどくささを感じない人向けではありますが…

(わたし、途中ほんのり面倒に感じるところもありましたw 集中力保てなくてね…)

 

それでもとにかく、なるほどね~、とか、そうだったのか~とか、スッキリ感のある面白さは確実に得られると思う本。

お勧めです。