今の子どもたち。

Covid-19騒ぎのときもそうだったけれど、とても従順かつ真面目。

 

困っている人を助ける、とか。

グループに入れない子がいないように声をかける、とか。

動作の遅い子を黙って待つ、とか。

 

教員に言われなくてもできる子もいるし、ちょっとお願いされたらやってくれる子もいる。

 

昔だったら、こんなに我慢強くなかったよね、子どもたち。

と、思って感心することがたくさんある。

 

嫌な子がクラスにいても、そしてそれを家でぐちぐち言ったとしても。

それでも我慢して(叩いたり意地悪したりせず)クラスでは過ごして。

 

ホント、昔はもっと乱暴な人が多かった。

教員もだいぶ雑だった。

(当然、鉄拳制裁もあった。私はやられたことはほぼ無いけど、ゲンコツをくらう男子なんかは普通にいましたよね。そういう時代。)

 

 

そんな、心根の優しい子どもが「多い」中で。

 

心根そのものがちょっと変な、本人にもコントロールできない系の、いわゆる発達障害のお子さんたちが、これまた結構多いわけで。

 

 

我慢強い、優しい子どもたちは、とにかくいろいろ搾取されている感じがして、可哀相な令和のこの世。

挙句、インクルーシブ? なにそれ、現場がこれ以上めちゃくちゃになるの?と思うなど。

 

特別支援のお子さんたちを、特に何の支援もなく、ただクラスの中にぶち込むのはインクルーシブとは言わないですよね。

双方に我慢を強いるだけ。

 

さらに、特別支援にとどまらず、最近では、日本語が全然できない外国人のお子さんまで、とにかくぶっ込まれる始末。

これ以上、心根の優しいお子さんたちのエネルギーを吸い取らないでほしいのです。

 

 

補助員的な人が付くならまだしも…でもその補助員的な人は、ずっといるわけではないのが大変なところ。

1クラスに1人いてほしい、ってぐらいの補助員さん、おそらく学校に2~3人とか、ほんの少数しか配置されていない感じがいたします。

大きい学校だともっといらっしゃるのかな?

 

小学校だけでなく、中学校でも補助員さんがいないと成り立たないようなあれこれが散見されつつ、日本の子どもたちは、どーりでみんなお疲れ気味ですよ…と思ったり。

真面目でやさしい子たちばかりが割を食うというか。

 

もはや、学力テストのできる・できない、で線引きすればいいのにとさえ思うほどの格差です。

 

歳で学年が勝手に上がっていってしまうシステム(留年とか落第とか、小中学校ではないですからね…)だし。

日本はどこに向かうんでしょう…