ここ数年、わかりやすく加速していると思うんす。

 

子ども(小学校4年生ぐらいまでの)、我慢弱さ。

 

彼ら、何にしても、待てない。

とにかく待てない。

 

話を聞く、ってことができない。

 

いったん聞いて、聞いてからでないとできないでしょ、と説明したところで、説明してる途中で何か発言してくる。

 

例えば、見たものを、そのまま言うんすよね。

 

例えば、英語の絵カードで、「エレファント」と教えたいとして。

絵カードを提示した時点で、もう

「ぞう!ぞう!!ぞーーーぉ!!!」

みたいなことになる。

 

幼稚園じゃないんすよ。

小3ぐらいでコレですよ。

 

そんなに待ちきれない?

英語の発音を聞いてから言うよ、と事前に説明してもなお、

「ぞーぉぉ!!」

 

発達障害系のお子さんが確実に増えているのもあるんでしょうが、そうでもなさそうなお子たちも釣られて「ぞーぉっ!!」ってなる様子を見ると、これは一体どうしたことかね、と。

 

ただこれ、もちろん、全員がそういう傾向になっているわけではなく。

 

一定数が、完全にこれはやばい、の状態で。

一定数は、そのやばいをひたすら我慢して(大人が話していることもよく理解して)じっとしている。

 

二極化というんですかね。

 

いずれ、しんどいよね。

 

そろそろ、能力別のクラス分けをしないと共倒れですよ…

公立の学校でも「平等に」をやめる時期に来てる気がしてなりません。

 

差があるのを受け入れるのもまた勉強(学び)だとはいえ。

毎日の騒音を「我慢」して過ごすのは、どの辺が学びになるのか…

 

よくできる子、思慮深い子、優しい子が割をくう時代を加速させたくないなぁと思います。

(因みに、親御さんの問題も当然とっても大きいのですが、それはまた別の話。学校の教室内での格差をどうにかしたいところです。)