読んだ、というか、眺めた、が正しいかも知れない、写真を楽しむ系のレシピ本。

なぜか図書館にあって、なぜか惹かれたので借りてきたのでした。

 

 

 
 

 

ダニー・トレホさん、映画で見たことがあるけど、何だったかな…と思えば、たぶんスパイキッズとか。

いや、スパイキッズだけでなく、とりあえずいろんな映画の悪役で見かけるタイプの俳優さんだと思うんですよね、見覚えのあるお顔。

 

ともあれ、どうやら彼は、かつて刑務所にお世話になることがあった的な、アウトローなお育ちだったようで、そこから更生して俳優さんになり、さらにはレストランを多数抱える実業家になっているもよう。

 

まあ、本の随所にかつての武勇伝的なあれこれが書いてあって、うーん、日本もアメリカも、昔悪かった人が立派になるストーリーは「いい話」になりがちなんだな、と思いました。

 

本当に立派なのは、最初から最後まで立派な人である気はいたしますが。

困難を乗り越えた、というのが余計に立派感を盛り立てるのかも知れませんですね。

 

ともあれ。

タコスのレシピ本なんですが。

材料とか料理方法とかを見ても、その隣に載っている料理の写真と同じものができる感じがしない、不思議な本ではありました。

エビの調理法、味付けだけ載ってるけど、写真では、そのエビを使ったタコス(各種野菜などが一緒に乗ってる)というような。

そもそもタコスが、「味付けなどの大事なところだけ解説すればあとは見ればわかるでしょ」という、おおざっぱな料理ではあるのかなとは思います。

 

それにしても、この本が図書館に入っているのがなんかちょっと不思議。

誰かがリクエストしたのかしらね。

 

ダニー・トレホさんが気になって、図書館内の蔵書検索をしたら、ほかにも自伝「世界で一番殺された男」ってのが出てきたので、次はそちらを読みたいと思います。