もともとのタイトルは The Intern のようですが。
なぜ邦題で マイ・インターンにしたのか不思議。
DVDだと中古しかないぐらい古い映画なのか…
と思ったけれど、2015年の作品でした。かろうじて10年以内ですな。
若い世代の人とシニア世代の人との友情がテーマで、恋愛が話の中心になくてスッキリした印象のお話でした。
わたし、約50歳なんですが。
登場人物のシニア世代は70歳。
若い世代は、20代後半か30代前半ぐらいの設定。
で、どっちに共感するか、どっち寄りに考えるか、と思ったら。
案外、シニア世代寄りで「ですよね~」と思っていることに気づくなど。
こういう歳の取り方をしたいな、と思った、というのがより近い感想かも知れません。
若い人を馬鹿にしない。
自分も何か新しいことに挑戦し続ける。
根気強く待てる、急にキレない落ち着きをもつ。
アドバイスを求められれば、思っていることを言う。
求められないときは、静かにしている。
できそうでできないことだと思うんですよね。
つい、おせっかいで何か言いたくなるお年頃。
50歳ぐらいの今が、おそらく、今後自分が老害になるかどうかの分かれ道。
ということを考えてしまう映画でした。
たぶん、本作品のストーリー構成が意図した感想ではないでしょうけどw
アン・ハサウェイさんは相変わらず演技が上手でハッとしました。
泣く演技で、顔や目元だけでなく、首や胸元、なんなら全身が赤くなるってすごいと思って。
女優さんってのはホント才能ですねぇ。