ども。スマイルランナーズ代表の近藤です。

今回のテーマは
「総経距離以外の傷害要因①【過体重・後篇】です。

前回、
「ランニング傷害は着地を
いかにうまくやるかにかかっている」
とお話いたしました。

そして、
着地の瞬間には体重の
2,5倍~3倍の衝撃があり、
やはり、過体重は傷害要因になってしまう。

そんなところをお話しましたね。

でも、痩せなさい!だけじゃ
世間に出ている本と一緒で
私が取り立てて、書く必要もないと。

「だーかーらー、
痩せたいから走ってんだよ(怒)」
という方のために、書きますね。

【過体重の方へ、回答編です】

●自分にはどれくらいの
衝撃がかかるのかを理解すること

はたしてランナーの方はどれくらいの
体組成が適当なのでしょうか?
まず、把握したいのが
自分の
BMI・体脂肪率・膝伸展筋力
です。

BMIはボディマスインデックスと言って
体格指数です。例のメタボのあれです。

体重kg÷(身長m×身長m)=BMI

ランナーにとって適正な数値というのは
みつけられませんでしたが、
(見つけた方、コメントください!)

適正な数値は22です。

適正体脂肪率は以下の通りです。

男性 30歳未満は14%~20%
    30歳以上は17%~23%

女性 30歳未満は17%~24%
    30歳以上は20%~27%

この数値よりも大幅に超えないことが
とても重要です。

ご自身をランナーだと
自覚している方は

このBMIなら20~21くらい。
体脂肪率なら適正範囲の低めあたり
が着地衝撃のリスクを考えると
適正ではないでしょうか?

もうひとつ気をつけなくちゃ
いけないことがあります。

BMIと体脂肪率がともに低すぎるランナーです。

BMIなら18,5以下
体脂肪率は適正範囲よりも大幅に低い

絶対そうだ!とは言い切れませんが、
筋力不足の可能性が高く、
これも傷害率が高まると言われています。

ここまでをまとめると

●BMI・体脂肪率ともに
高すぎても、低すぎても傷害率は高まる

もうひとつだけチェックして欲しい数値があります。
それは、膝伸展筋力です。

膝伸展筋力とは
膝を伸ばすための筋力。
トレーニングのマシンで言うなら
レッグエクステンションです。
つまり、ももの前の筋力ですね。



この筋力をチェックして欲しいんです。
フィットレスクラブに通っている方は
必ずジムにありますし、
通っていない方も公共施設にも
必ずあるはずです。

チェックしてもらいたい数値は

一回だけしか持ち上がらない重り÷体重
(膝伸展筋力・体重支持率)

この数値を1以上にしたい!

これ重要です!
過体重の方も1あればかなり傷害率は
減らせると思うのですが、相当の筋力が必要です。
体重が80kgあったら、80kgですからね(笑)

これやってみてくださいね。
これほんと重要ですから。
しつこいって(汗)

このチェックする時に注意があります。

●×いきなり1回あがる重りを試さない

とても高重量になりますので危ないです。
このテストを行う時は

●○まずは体重の50%の重りで行いましょう

50%の重りが20回できれば体重支持率は1になります。
75%なら10回です。

例、体重が60kgなら30kgで何回できるか。

もうひとつ

●左右差もチェックしておく

テストを行う前に25%くらいの重りで
5回程度、片脚でやってみましょう。
どっちか弱い方があったら
それをよく認識しておいてください。
そして、テスト中に力の入れ具合に
左右差がでないように意識してくだい。

このテストの数値が1よりも低くなれば
なるほど、膝の傷害率が上がってしまいます。


今回はかなり長くなっていましましたね(汗)
すみません。

今回のまとめをします。

「BMIや体脂肪率に加え、
膝伸展筋力(体重支持率)が
低ければ低いほど傷害率は高まる」

皆さんが知りたいのは恐らく
次の項目だと思うのですが、
あまりにも長くなってしまったので次回へ

過体重の方に関わらず、
今回あげた数値はチェックしてみてくださいね。

次回は【走行距離以外の傷害要因①後篇:つづき】
今後ともよろしくお願いいたします。

スマイルランナーズ代表 
近藤洋







スマイルランナーズの近藤です!

昨日、ランニング傷害について
書かれている、ある書籍をネットで
購入しました。

ある整形外科の先生の書籍でした。

確かに、ランニングの傷害について
わかりやすく詳しく書かれているのですが、

【予防法】を見ると…

休む・痛みのない範囲で練習量をコントロール・
インソールの使用・シューズの選定が主でした。

この本がだめというわけでは決してないです。
(傷害名や傷害自体の説明はとてもわかりやすい)

ただ、私も含めて、皆さんが知りたいのは
そこじゃないんじゃないかなって。

ランニング傷害の大半は、はっきり言って
重大な事項を抜けば、休めば治るんです。

でも、休む以外にやることがあるはずです。

とりあえず、この本は途中で閉じました。
(必要だと思った時また、読ませて頂きます。)

前置きが長くなりましたが、
ここから本題です。

今日から暫く皆さんにお伝えしたいのは

【走行距離以外に傷害が
発生してしまいやすい要因です。】

以前もお伝えしましたが、

●下肢アライメント
●退行変性
●過体重
●練習サーフェス

この4つについてまずは、
知って頂きたいのです。

今日はそのうちの【過体重】について。

ランニング傷害っていうのは
一言で言うとなんだと思いますか?

言われれば「あー」ですが

着地衝撃なんです。

体が空中にある時に
どこか痛くなった人っていないはず
なんです。

ランニング傷害の予防とは、
いかに、着地を上手くやるかに
集約されると思います。

もちろん、そのためには
色々なことを考えなくては
いけませんが、

今日のテーマである【過体重】は
書くまでもないかもしれませんが、
着地の衝撃が大変なことになります。

スピードにもよりますが、
大体どの資料や書籍も見ても

着地の瞬間、足底(足の裏)が
受ける垂直方向の衝撃は

体重の2,5倍~3倍です!

その衝撃がフルマラソンなら
3万回から4万回繰り返されます。
ハーフでも1万回をゆうに超えます。

また、
アキレス腱におよぼされる力を
計測した実験では、着地の瞬間に
体重の13倍にも達したというデータ
もありました。

これは、もちろん体重が増えれば
増える程、着地衝撃が増加します。

膝や下腿部(ふくらはぎやアキレス腱
足底)に傷害が多いのもうなずけます。

大事なことは、

●適正体重まで減量すること

なんですが、これは当たり前であって
皆さんが知りたいことじゃないと思うんです。

仮に過体重の方がいたら
「痩せるまで走っちゃいけないのか…」
って思うはずなんです。
もしくは、
「そんなの関係ねえー!」
だと思うんです。
っていうより
「痩せるために走りたいんだけど・・・」
ですよね(笑)

だから、ダイエットを頑張ることは
大前提ですが、ここに答えを
出してあげないといけないんです。

さあて、以下がその回答です。

●自分にはどのくらいの
衝撃がかかるのかを理解すること
(BMI・体脂肪率・体重支持率から判断)

●リスクが高いと判断したなら、
走行距離、ランニングフォーム、シューズ
でリスクを減らす

●ランニングにこだわらない

次回はこの3点について詳しく説明しますね。
痩せるまではこれで乗り切りましょうね。

次回は「走行距離以外の傷害要因①後篇」
です。

今後ともよろしくお願い致します。

スマイルランナーズ代表
近藤洋



スマイルランナーズ代表の近藤です。

前回の記事で【走行距離以外の傷害要素】をお伝えすると
かきました。

ちょっと変更させてください。
近日中に書きますね。

今回は5月27日に開催した

【2012年スマイルランナーズ特別勉強会】
の様子をご報告致します。

みなさんが怪我をしないための
勉強会です。総勢24名のご参加でした。



今回は

山崎治療室院長の山崎太子トレーナー

に講師として来て頂きました。
数々の実業団や大学のトップランナーの
治療を行ってきた

超現場主義
のトレーナーさんです。

内容を簡単にですが
3つにまとめてご報告しますね。

●傷害予防のためにはコアを中心にした
コンディショニングが必要

→軸を安定化するための、トレーニング
ということです。
つまり、肩甲骨・背骨・骨盤が正しい位置で
安定していることが最も重要
脚の付き方や腕の振り方にこだわり過ぎず、
コアが安定していれば、自然と上手くいく。

●特に片脚立ちの安定性を作りだすこと

→片脚立ちで骨盤のスウェーや
軸足と反対脚の骨盤の落ち込みが
起きてしまうと、下肢アライメントが崩れる。
(脚がちゃんとまっすぐ使えないということ)

●着地時に重心が骨盤の上に「乗る」こと

→着地時にしっかり骨盤の上に重心が乗らないと
筋力での強引な重心移動が起き、負担が大きくなる。


短い文章でまとめると
専門用語の嵐になりますね(汗)

これからどんどんこの中身を
明らかにしていきますからね。

今知っておいて頂きたいのは、

●「練習は走り込みだけ」の考え方をやめる

以下のような要素で練習を構成してほしいんです。

①柔軟性の確保・疲労への対処(ストレッチ・マッサージ)

②片脚立ちを安定させるトレーニング(コアトレーニング)

③ランニングフォーム作り(ランエコノミーを高める)

④最大酸素摂取量を高める(走るトレーニング)

⑤乳酸性作業閾値を高める(走るトレーニング)


再度まとめると、
私がこのブログで伝えていきたいのは

●傷害が発生してしまう原因
●傷害が発生しないような予防方法
●傷害を抱えてしまった時の対処
●傷害を抱えずランパフォーマンスを
上げる方法
●正しい練習を継続する方法

これなんです。

長くなりますので、今回はこの辺で終わります。
次回こそは
【走行距離以外の傷害要因】です!

今後ともよろしくお願い致します。

スマイルランナーズ代表 
近藤洋