毎週金曜日。
スキー科の生徒は午後、各自が所属するクラブコーチとの練習ができる日で。
これまでは健太もジャンプトレーニングをしていたのだけれど、
ジャンプは今季、既に終了(ジャンプ台がメンテ月間に入ったのと、ジャンプ種目は6月から、またサマー大会が始まるので、この時期しかオフがないので)。
「健太はクロカンチームの練習に行っていいぞ~
」
とジャンプコーチからは許しをもらったものの、
健太の所属するメリベルのクロカンチームは、皆、13歳以上が辞めてしまい、健太一人。その健太も今まではジャンプに行ってたので、金曜日のチーム練習はなし・・・が普通~になっていて![]()
なので、ここ2週間は自主練をしたり、森を走りに行ったり、はたまた学校に残って自習したり・・・自分で考えて過ごしていたけれど
今週末、日曜日はクロカンのファイナル戦。
それに備えることを考えれば、金曜日に練習。土曜日は足休め・・・それで日曜の大会に備えるのが身体的には良い・・・と考えたらしく
木曜日の夜は近隣のクラブのコーチに電話をしまくり、
「僕も明日、一緒に練習していいですか?」
と交渉![]()
結局、家からは離れてるけれど、1つ、スキー練習をするチームが見つかり、そのコーチも即答で「OK. 来な!」と。
ワクワク、いそいそと前の晩、ワックスがけに精を出し
昨日の朝は、午前中の勉強道具と、午後のスキー道具を抱えて意気揚々、登校![]()
見ていた私は、へぇ~~
・・・と、また1つ面白いことを発見![]()
コレってクロカンならではかも。
他の種目・・・アルペンなどで
「今日、練習に混ぜてもらえますか?」
なんてこと、できるだろうか?
できないだろうな・・・。
まず、他のチームに混ぜて貰うという発想すら思いつかないはず。
「でも、そんなことやってるのも、やれるのも、健太だけだと思うよ」
と、カリンには言われたけれど。
そっかぁ。
この地方では唯一人の複合なので、他地方と違い複合チームはなく。
始めるのが遅かったジャンプを今、最優先に練習しなければならず、
クロカンは常に合い間を縫っての自主練のみ。
自分の所属するクロカンチームには同年代が居ないので、ジャンプがオフになってもチーム練習ができるわけでもなく・・・
一見、悪い状況に見えるけれど、
逆にそのお陰でチームという枠組みにとらわれず、
「練習したい!」
という気持ちさえあれば、どこでも練習させて貰える。
自分の意志で自由に動ける。
それはかなりラッキーなことなのかも![]()
「逆境に負けず・・・」
と、よく言うけれど、案外、こうして逆境や不利な状況って、スルスルと抜け道を探せば、むしろ幸運にもなったりする・・・のかもしれませんね。
いずれにしろ、頼めばすぐに「いいよ、おいで」と言ってくれる、大らかで雑把コーチ陣達が近隣にいるのは、とても有難い。
昨日のチームには同年代が沢山いて、しかも練習レベルも高く、久しぶりに全身が草臥れるほど滑れて、とても良い練習ができたそう。
ま、それが当たり前・・・と思って過ごしている子達より、ちょっと早く「チーム練習の大切さ」を体感している健太は、そこでもまた得をしている・・・ってことなのかな?![]()
逆境には「負けまい!」と無理したり頑張るのではなく、
いやいや、コレって案外、幸運かも・・・と抜け道を探してみる。
それも手かも?・・・と、また1つ学んだ母でもありました。
さぁ~、土曜♫
やらなきゃいけないことも山積みだけれど、やりたいことも一杯あるので、まずは、やりたいことからやっちゃいましょう~![]()
