逆境に勝つ必要はない・・・のかも? | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

毎週金曜日。

スキー科の生徒は午後、各自が所属するクラブコーチとの練習ができる日で。


これまでは健太もジャンプトレーニングをしていたのだけれど、

ジャンプは今季、既に終了(ジャンプ台がメンテ月間に入ったのと、ジャンプ種目は6月から、またサマー大会が始まるので、この時期しかオフがないので)。


「健太はクロカンチームの練習に行っていいぞ~音譜

とジャンプコーチからは許しをもらったものの、

健太の所属するメリベルのクロカンチームは、皆、13歳以上が辞めてしまい、健太一人。その健太も今まではジャンプに行ってたので、金曜日のチーム練習はなし・・・が普通~になっていてしょぼん


なので、ここ2週間は自主練をしたり、森を走りに行ったり、はたまた学校に残って自習したり・・・自分で考えて過ごしていたけれど


今週末、日曜日はクロカンのファイナル戦。

それに備えることを考えれば、金曜日に練習。土曜日は足休め・・・それで日曜の大会に備えるのが身体的には良い・・・と考えたらしく


木曜日の夜は近隣のクラブのコーチに電話をしまくり、

「僕も明日、一緒に練習していいですか?」

と交渉電話


結局、家からは離れてるけれど、1つ、スキー練習をするチームが見つかり、そのコーチも即答で「OK. 来な!」と。


ワクワク、いそいそと前の晩、ワックスがけに精を出し

昨日の朝は、午前中の勉強道具と、午後のスキー道具を抱えて意気揚々、登校DASH!


見ていた私は、へぇ~~目・・・と、また1つ面白いことを発見ひらめき電球


コレってクロカンならではかも。

他の種目・・・アルペンなどで

「今日、練習に混ぜてもらえますか?」

なんてこと、できるだろうか?


できないだろうな・・・。

まず、他のチームに混ぜて貰うという発想すら思いつかないはず。


「でも、そんなことやってるのも、やれるのも、健太だけだと思うよ」

と、カリンには言われたけれど。


そっかぁ。

この地方では唯一人の複合なので、他地方と違い複合チームはなく。

始めるのが遅かったジャンプを今、最優先に練習しなければならず、

クロカンは常に合い間を縫っての自主練のみ。

自分の所属するクロカンチームには同年代が居ないので、ジャンプがオフになってもチーム練習ができるわけでもなく・・・


一見、悪い状況に見えるけれど、

逆にそのお陰でチームという枠組みにとらわれず、

「練習したい!」

という気持ちさえあれば、どこでも練習させて貰える。

自分の意志で自由に動ける。

それはかなりラッキーなことなのかもチョキ


「逆境に負けず・・・」

と、よく言うけれど、案外、こうして逆境や不利な状況って、スルスルと抜け道を探せば、むしろ幸運にもなったりする・・・のかもしれませんね。


いずれにしろ、頼めばすぐに「いいよ、おいで」と言ってくれる、大らかで雑把コーチ陣達が近隣にいるのは、とても有難い。


昨日のチームには同年代が沢山いて、しかも練習レベルも高く、久しぶりに全身が草臥れるほど滑れて、とても良い練習ができたそう。

やっぱりチームでの練習って、良いですよね~。

ま、それが当たり前・・・と思って過ごしている子達より、ちょっと早く「チーム練習の大切さ」を体感している健太は、そこでもまた得をしている・・・ってことなのかな?グッド!


逆境には「負けまい!」と無理したり頑張るのではなく、

いやいや、コレって案外、幸運かも・・・と抜け道を探してみる。

それも手かも?・・・と、また1つ学んだ母でもありました。


さぁ~、土曜♫

やらなきゃいけないことも山積みだけれど、やりたいことも一杯あるので、まずは、やりたいことからやっちゃいましょう~にひひ