バイアスロン・子供の大会 | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

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「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

昨日の10~13歳のバイアスロン地方大会。

フランスの場合、15歳までは、クロカンをやっている子供達はバイアスロンの大会にも全て参加。

14歳から、バイアスロンに進む可能性の高い子には自宅などでも構えの練習を日々するようにと、ライフルを貸与され、

16歳からは正式にバイアスロンを専攻する選手は自分のライフルを所有するようになる。


なので、この13歳までの大会では、一斉スタートは無理なので(ライフルを所有していないので)、10台のライフルを射撃場に用意。選手は15秒ごとにスタートするタイムレース。


射撃も立位ではなく、伏位のみ。

ペナルティーコースはなく、1本のミスにつきタイムに20秒が加算される。



「〇〇チームの○○、2本ペナルティ」・・・などと、速報をすぐアナウンスされるあたりは、ちょっと本格的で、観戦者には愉しいカラオケ


さて、健太スタートカチンコ

まず2km滑り、射撃場へ。

呼吸を整えるためにスピードダウンをし、ストックも外しはじめ、

どのライフルにするか場所選びも遠目にし


1回目の射撃は5発命中。

ただ、1本1本に時間が凄ーくかかる時計

この辺に射撃の練習をしているか否かの差が出るのだけれど、

まぁ、性格も出るのでしょうね。面白いにひひ


再び2km走。

今回は7割が登り・・・というコース設定。

ただでさえ、バイアスロンは「動」から「静」。再び「動」そして「静」。この切り替えへの挑みの競技。

それが出来るか否か、この年代から登りが多い過酷コースで試させるところが、またいいですよね。


2回目の射撃は5発中1本ミス。


その後、1km走り、

う~、もう腕も脚もヘロヘロだぜ~・・・だったのだそう。


ゴール後は力尽き・・・。

2年前くらいまでは、オリンピック選手などを真似て、こんなことをしていたけれど、今は本当に倒れ込んでしまうらしく・・・。

観ていると、トップ10のタイムを出している子達は皆そうで、

それだけマックスまでやっている・・・ということなのでしょうね~。

いやぁ~、いいなぁ~・・・と、これまでの人生、そういうことをやったことのない私などは想ってしまう。


結果は70数名中・15位。

クロカン専門の子達も、目標は地方戦で15以内に入ることなので、ジャンプ優先でやっている健太にとっては上出来チョキ

スキータイムは5位だというから、更に射撃にかかる時間を除けば、滑りも悪くないらしく・・・。


でもその後、姉が撮ってくれたビデオを観て、問題点を見い出したらしい当人は、すぐにジャンプの連盟コーチ・ダミアンにコンタクト。


ダミアンはしっかり健太の分析を聴いたうえで

「心配は要らない。よ~く休んで、きちんと食べること。今週は筋トレをせず、十分にストレッチ。(いつもは1日練習の)水曜日は、午後からにして、午前中はたっぷり眠ること。土曜の複合大会のためのワックスなどの準備は、俺が全てするので、それについても心配不要。水曜日にスキーを持ってくるように」

とアドバイス。

この辺の師弟関係も実にいいなぁ~・・・と。


ところで、日本のバイアスロン事情は・・・


日本のエアライフルの規制は厳しく、バイアスロンで使用するライフルも銃刀法の規制になっていて、講習会と考査を受けて合格しないと許可がでません。
また、18歳以上でないと取得できないのですが、国際大会や国体などの競技大会出場に限って、18歳未満でもライフルを所持することができます。

まずは県警に電話をして相談。
競技団体から日本体育協会にお願いし、日体協から県警へ推薦文書が必要。
警察署で銃刀法の講習会と考査が年に数回あるので、それを受験・・・・・・


・・・と、かなり違いますよね。

日本のクロカンっ子達も、バイアスロンをもっと当たり前のように経験できるようになると、ますますノルディック精神や愛好心が強く根付いて、色々な意味でとてもいい教育環境の幅を広げられると思うのだけれど・・・。


健太は

「バイアスロンは集中力をどれだけ養えているか・・・のテストになる」

とも言っていて。

その辺、ジャンプとの連動制もあって、タマにこうしてやる機会があると、自分の集中力アップ度を測れて、とてもいいのだそう。


さて、草臥れ果てた健太。

「夕食は要らない。お風呂に入って寝る・・・」

と言いつつ、入浴後、

「カボチャだぁ~音譜

と、結局、いっぱい食べ

今朝はもう元気に

「今日の体育はクライミングだぁ!」

張り切って登校していきました。


やっぱり今年も畑で作ろう。日本の南瓜ハロウィン