スポーツ精神 VS 親精神 | 祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

祐天寺りえのフレンチアルプス日常生活

「フランスだったら産めると思った」(原書房)「食いしん坊の旅」(パラダイム出版)「フランスの田舎暮らしとおいしい子育て」(小学館)・・・以来、単行本を出せていない祐天寺りえの、フランスの山の中での、ごく普通~の日々ブログ。

今回のカリンの怪我で、1つ、明確に解ったことは、

強度のトレーニングを積むことで、カリンが精神的にも、それはそれは強く逞しくなっていたこと。


少し前・・・去年までだったら、こんな絶好調~!の時に怪我をしたら、完全に落ち込み、メゲて、毎日泣いて暮らしたに違いなかった彼女が、

今回はすぐに・・・まさにすぐ・・・瞬く間に気持ちを切り替え、もう来季に向かって朗らかに燃え始めている。


ふと見ると、懸垂したりもしちゃってるあせる

まぁ、じっとしてるの辛いもんね~。


気持ちをいち早く切り替えられるか否か。

即ち、起こってしまったことを受け止め、受け入れ、しゃぁないと諦め、視線をもう前方に向ける。

それを、いかに早く出来るか否か。

そこがスポーツ精神や根性の太さの違いに顕れるのだけれど、


今回、見事なほどの成長ぶりをみせてくれたカリン。

以前は、そこの部分が弱かっただけに、母は驚かされ、そして歓び音譜

いつの間にか備わっていたんですね。真のスポーツ精神が、彼女にも。


けれど、それに比べて、案外、私はまだまだなのだなぁ~・・・ということも判明。

いい年してるので(笑)、さすがに表には出さない術は知っているものの、でも

どこかで、まだ信じたくなかったり。悪夢が覚めてくれ・・・と願ったり。

あ~、あの前日のトレーニング休養日に、私がマッサージをしておけば、なんとか避けられた事故だったのかも・・・などとも想ったり。

スキーがなにより大好きな彼女の今シーズンが、早くも、もう終わってしまったことに当人でもないのに落胆していたり・・・。


実に後ろ向きですよね。停滞。澱んでいる・・・とも言える。

いけない、いけない!こんなんじゃいけない!・・・とは解っていても、

どうしても「後悔」している部分が気持ちのどこかにあって。


私はまだまだスポーツ精神に欠けてるなぁ~。

もっと鍛えなければパンチ!・・・と、つくづく体感&痛感しました。


一方、コレはカリンに勝ったぞ!と胸を張ったのが「親精神」。

カリンはまだ親になったことがないのだから、当たり前なんですけれどねにひひ


人一倍、自立心&自活心の強い彼女が、一番情けないのは、なにも一人で出来ないこと。

車の運転もできないので、また全て私に頼る生活の再開。

それが歯痒くて仕方ないらしい。
「ママの時間が、ますますなくなるし・・・」

と。


なので、そこはガツン!と言いましたグー

「なにを言っているの。困ってる時、辛い時、苦しい時、弱っている時。そういう時こそ甘えていい、助けてもらっていいのが”親”なんだよ」

と。


調子がいい時は1人でズンズンやればいい。

嬉しい時、楽しい時も自分で、そして仲間と愉しめばいい。

でも辛い時、苦しい時、頼られたら、やっぱり他人には迷惑。

迷惑ではないのは、親だけ。

そう思うべし・・・と。


それに親相手だったら、恩返しも不要。

その後、自分が幸せになることが、親には一番の恩返しになるのだから・・・と。

その辺の母の本心を理解したカリン。漸くますます伸びやか~になり・・・チョキ

こういう普通だったら滅多にしない親子の会話ができたのも、怪我の功名?

いやいや、やっぱ怪我は避けたいもの(苦笑)。



この動画に今、多くの競技選手達が涙していて・・・

皆、それぞれ色々な辛い時期や苦しい歴史を個々に抱えているからなのでしょうね~。

でも選手達。

この動画では皆、最後には成功してママに抱き付き感謝しているけれど、

必ずしもそうでなくても、いいんだよ。

抱き付いてくれなくてもいい。感謝がず~っと後になって、貴方達が親になってから改めて理解・・・それでもいい。


ただただ、子供の笑顔を見られれば、遠くからでもいいから見られれば、

親はそれで幸せ。

それが”親精神(親心)”というもの。


コレがその動画。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=57e4t-fhXDs

フランスでも民放CMで流れ始めました。もう、あと19日ですものね、オリンピック!

日本でもコレ、流したらいいのに・・・。